せっかくの千円デーなのでというわけでもないが、
劇場版2を見に再び高槻へ。好日山荘で夏用の半袖を購入し、映画館へ。
小腹が減ったので、何年か振りにマクドに入り、100円アップルパイだけを購入。
熱くて味が分らんかった。
CGを無駄に使ってみたりと相変わらずで良かった。ただ変わらない訳には行かな
かったんだろうが、エンディングが鬼束ちひろでないのは寂しい。
梅田に阪急で出て、環状線外回りで鶴橋へ。
近鉄に乗り換えるも、いつもここで迷ってしまう。
恩智駅に行きたいが、どこ行きに乗れば良いのか、明瞭に書かれておらず、
結局2、3本逃してしまった。
恩智駅下車後、近くのスーパーでおにぎり×2を購入しておく。
コンビニがない雰囲気だったので危うく餓鬼を味わう羽目になるところだった。
しばらく高安山方面へ登ったところで、
右(南)へ曲がり、恩智城跡を見るも、完全に公園化され、遺構は何もない。
石碑だけが唯一の収穫。
登山道に戻り、しばらく登るとアスファルトと別れ、山道に。
時折下って来る人もいる。
尾根線に出た所で三叉路となり行き先が分らなくなり、
たまたま先行していた夫婦に聞いて、高安山への道を確認した。
日射しが強く、しんどい。道はしっかりとしているので迷う必要はない。
電波中継所?を通り過ぎた所で道に分断されたような曲輪らしき薄暗いエリアを通過し、
しばらく行って、信貴山への分岐に出たので、手元の資料で確認してみると、
やはり高安城跡らしい。高安城跡でも、こちらは松永久秀の信貴山城の支城の方。
道に分断されているのが、至極残念でならないが、
二の丸の周りの堀はすばらしい。それに対して、本丸は見所もなく、
三角点があるだけだった。
信貴山へ向かう。少し下り上りをし、高安城の礎石へ寄り道。
日本書紀には高安城と出て来るが、遺構としては今のところここだけ。
予定通り、信貴山へ。途中、陣城のような遺構らしき箇所が数ヶ所あった。
だいぶ下って上り出す辺りから、一気に城の臭いが強烈になった。
少し登ると間違いなく曲輪の跡が現れ、そのまま登山コースを行くと、
左側に広々とした曲輪の跡。やや森林地帯で薄暗いが、
寄り道して行ってみると、ここが松永屋敷らしく、相当広く、
切岸は10mくらいあり、次の曲輪へ。堀切、土塁、虎口などあり、
見応え十分だった。惜しむらくは、その先が完全に薮化していてジャングルとなっていたことくらい。
再び登山コースに戻るべく、10mの切岸を登る。これは、急斜面で強烈。
ここから信貴山山頂はすぐで多くの鳥居をくぐって行くと、社があり、ベンチもあり、
一息入れる。おにぎりを1つ食し、この雄嶽から少し下った所にある、雌嶽へ。
ここも曲輪の跡があるらしいので、一旦反対方向へ石の階段を下って、雌嶽へ。
登山コースからそれるものの、しっかり踏み跡がある。
こんな所は、マニアな人達しか登るまいに。2段くらいの曲輪があり、引き返す。
再び石の階段を登るのも芸がないので、途中から横へ反れる小道を行って回り込んでみると、
古道だったらしく、別の数段からなる曲輪が見れ、石塁らしき跡もあった。
再び登山コースに戻り、松永屋敷の先にあるという石垣を見るべく、
薮漕ぎしてみるが、ジャングルが続くので、ある程度で諦め、少しウロウロとして、
10mの切岸を登り、登山コースを引き返す。
高安山まで順調に戻り、服部川への道へと進む。やや軽い熱射病か、疲労感でだるい。
少し荒れ気味だったが、一気に下る。
麓まで出ると、灼熱地獄。日陰を選んで住宅地を歩き、服部川駅に。
すぐに列車が来て、鶴橋で乗り換え、内回りで梅田に出て、帰宅。
昨日の疲れも残っていて、ゆっくりと15時半頃出発。
デジカメを忘れて桂駅まで行った道を引き返す。物忘れが多くなった?
日も落ち加減で暑さも一段落する時間帯かと思いきや、
この日は16時に38度を観測したとか。河原町に出て、金券ショップで、
18切符を詮索してみるが、安くないので諦めて、予定通り二条通りを府立図書館へ。
プラティパスに入れていたアクエリアスの水割りがザックの内部で栓が取れてしまい、
ザック内は洪水状態。やれやれ。ともかく暑い。
図書館で、帰郷コースの兵庫、岡山、広島県の瀬戸内側の城跡について予習をしておくために、
複写しておく。なんとか受付終了の16時半までに用紙に書き込み、複写する。
地下鉄東西線の東山に出て、一気に石田駅まで。すぐに小栗栖方面へ向かうが、
西陽が差してまだ暑い。日陰を探して歩き、南小栗栖を通り過ぎてしまい、
やや引き返し、本経寺への道へ行くと看板も出て来た。
住宅地の中に入って行くと、住宅の手前に石碑。
薮もやや不自然な形でそのまま残っている。
城跡なども結構薮となって残っていたりするが、明智薮もその類か。
目的は果たされ、醍醐駅まで歩き、地下鉄で烏丸で出て、阪急で帰宅。
高槻発6:27に乗るべく桂を出、高槻市下車し歩いて乗り換える。
目的の電車に乗り、一気に宝殿駅まで。すでに日射しはきつい。
やや殺風景な駅前をひたすら神吉城跡を目指す。
常楽寺までの道も殺風景でただ目的を果たすべく足を運んでいるにすぎない。
おまけに城址に遺構はなく、寺の境内となってしまっている。
撮影を済ませ、颯爽と駅に引き返す。
タイミング良く、9:24発の姫路行きが来て、姫路、相生で乗り換えて、
上郡着9:42。上郡の存在はGWの時に知った。
ここは智頭急行線への分岐点である。
下車後、早速コインロッカーを探すが、ない。
駅前に自転車駐輪所が数ヶ所あったので、その1つに入り、
荷物預りをお願いできるか聞いてみると、予想通りやっていただけるとのこと。
駐輪代と同じ150円なので安い。経営者のおばあさんに駒山城に行く旨を伝え、
1時間半で帰ってくると宣言したが、あそこには何もないし、
1時間半じゃ無理と宣告された。ともかく、結果で見せてやると意気込んで出発。
勘を頼りに登山口に到着。そこにあった看板を撮影していたら、通りかかったおばちゃんに、
どこから来たのか聞かれ、「京都です」と答えると、ここはそんなに有名なのか聞かれた。
返答に困ったが、そこそこ有名です、と返した。まあ、マニア内では有名でないこともあるまい。
やや滑り易い痩せた斜面を登って行く。日射しで暑い。
ひたすら登ると、看板があり、本丸に到着。
少し行った所に二の丸があるが、その中間地点にある祠近辺には昔、
修行のためか人が住んでいたらしい。二の丸で一息入れ、
登って来た道を途中から分岐して井上に下る。
こっちは蜘蛛の巣だらけで、辟易させられた。
小枝で払いながらだったが、それでも顔にからまったりした。
途中、大きな蛾もこちらから迯げる際に蜘蛛の巣にかかったが、
小生が払いのけたおかげで逃げ出せたようだった。
一苦労して麓に出て、一目散に上郡駅へ。
意気ごみ通り、1時間ちょいで駐輪所へ。
下りの電車までだいぶあると勘違いしていたので、
駐輪所のおばあさんが引き止めるままに談笑する。
尊氏と義貞の抗争のことを差しているのか、
しきりに源平合戦と言ってたが、訂正するだけの気概は起こらなかった。
ある程度で会話を打ち切って、駅の改札へ行くと、列車の発車時刻はすぐで、
おまけにホームに止まっていた。慌てて、階段を駆け上がり、再び下り乗り込もうとするが、
一旦冷静に戻り行き先を見るが、側面には何も書いてない。
少しの間、車掌とアイコンタクトして、乗るのを辞めた。
案の定この電車は大阪方面へと動き出した。危うい、危うい。
その後に来た、三原駅に乗り、一気に倉敷へ。
12:49に倉敷に着き、次に乗る予定の伯備線は13:16なので余裕がある。
この時間を利用して、倉敷YHに300円で荷物を搬送してくれるシステムを活用すべく、
駅横のレンタカー屋へ。札と交換に荷物を預け、駅に戻るが、発車まで時間があるので、
昼食を探すつもりが、宮脇書店を見付け、
ここで岡山の城の本(京都を発つ2日前に存在を知った)を購入。
売店で買いたくもない某社のパン製品であることを認識しているにも拘わらず、
生クリームとフルーツを挟んだサンドイッチの誘惑には勝てず、屈っした。
世間では、これを丸くなったというのか。
ともかく伯備線に乗り、一路、備中高梁へ。
13:56着。
幾分か身軽になったとはいえ、すさまじく暑い。36,7度はあったんじゃないだろうか。
行き交う高校生もタオルをかぶっていた。
そんな炎天下の中を自虐的に松山城へと山登り。
結構距離があってなかなか着かない。ひたすら歩いて、
入場料を払って中へ入ると、サービスで麦茶を飲めるようなので、
遠慮なく、3杯いただいた。冷たくて生き返る心地する。
車で来た軟弱者も、ある程度歩かないといけない所にある故の救済処置なのか。
天守閣内を見て、城内から去る前にも、再び2杯いただく。
先程購入した本によれば、
ここから先には江戸時代以前の山城跡が残っているようなので、
逃す手はない。早速行ってみる。
やはり、江戸時代以降の確固とした遺構よりも見た達成感が大きい。
江戸時代以降の物は建物を見ている気がするのだが、
それ以前の物は跡という印象が強い。
が、大松山は薮化していて遺構や石碑を探すが駄目。
ある程度の満足感を持って下る。
17:10発の列車までしばらく時間を潰し、総社に17:33着。
高梁川の対岸に候補地が2つあるので、とりあえず総社大橋まで行ってみることに。
大橋まで辿り着いたものの、
疲労と日没までの時間、これから歩かねばならない距離に根負けに駅に引き返すことにした。
年をとるとはこういうことか。18:24発で倉敷に18:35着。
駅前をしばらく歩いて晩飯を物色するが、安くて良さそうな所は簡単に見付からず、
結局昨年同様に、駅のすぐ横のビルの地下に潜る。
お好み焼き屋で野菜定食を食べ、美観地区を経由して、倉敷YHへ。
昨年よりも近く感じる。墓地の脇を通る薄暗い山道もさ程恐くも感じない。
YHに入り、ペアレントの奥さんに顔を覚えてもらっていたらしく、談笑し、
受付時に荷物の件を話すと、こともあろうに、
ペアレントの旦那さんの方が忙しさに忘れていたらしく、まだ駅にあるとのこと。
電話するがレンタカー事務所には誰もいないらしく、
とりあえず、奥さんの運転する車で駅まで行くことに。
忘れた相手が一見さんでない小生で良かった、と言われるが、こちらもこりゃ困ったな程度。
車の中で近況など話し、なぜか説教していただく。
駅に着くと20時を過ぎていてレンタカー事務所は閉まっていた。
絶望的かと思われたが、横の駅事務所に人がいて、荷物は救出された。やれやれ。
再び車でYHに戻る。
部屋の同居人が戻って来たのは23時くらいで、
小生と大学・学部が同じで話を聞いてみると、
その彼女さんも含めて、福岡県出身らしく、ややマニアックながら話に花が咲く。
その後、謎のドイツ人が来て、彼らはそのノートパソコンを借りたかったドイツ人に対応しだしたので、
小生はペアレント夫婦と談笑。
1時頃に部屋に戻ったが、話足りずについついしばらく同居人と話す。
迷惑をかけてしまった。
冷房はいらないだろうということで一致し、最初の1時間で切る設定にしていたが、
電源が切れてから凄まじく暑くなった。余りの暑さに寝られず、リモコンを探したが見付からず、
しばらく悶々と過した。明け方に涼しくなり、やっと眠れた。
18切符:1620+820+1110+570+400+230=4750円分。
6時に起床しようと約束したが、起きたら6:40で、大慌てで準備をする。
同居人が駅まで送ってくれるというので、お言葉に甘え、駅手前で降ろしてもらった。
一応、予定通り7:30発に乗る。もちろん忘れずに黍団子を購入。
福山に8:14に着き、ダッシュで8:16発の福塩線に乗り換える。かなりシビアなダイヤだ。
8:29神辺駅下車。目の前の神辺城に登るべく登山口を探していたら、
勘通り、麓から親切に指示の標識もあった。
が実はこれが罠だった。
ザックを背負い、おまけにバッグを片手に持っての登りだったが、
中腹の祠までは余裕であった。が、その先には身の丈程の薮化した道しかない。
ここまで登らせて、これかよ、と。
最悪でないのは、まだ足下にコンクリの階段が見えていることくらい。
頂上までも大した距離でもなさそうなので、
強行突破することにした。葛折りの道を2折りくらい行って、
やっと祈念塔らしきパゴタに出て、救われた。変な小動物もおらず助かった。
城址は意外と綺麗に刈られてあった。一旦、本丸まで行き、曲輪を下って行くと、
車道に出た。遠回りになるが、車道を下ることにした。
東から迂回する車道を経て、駅に戻る。9:34発で福山駅に9:50着。
10:16発で一気に本郷まで行く。睡眠不足をやや回復させる。
10:56着。コインロッカーもなければ、駐輪所もない。
売店のおばさんに聞いても駅員に聞いてみたらと言われるが、
駅員には断わられ、さてどうするか。
売店のおばさんは13:30以降に手渡すなら可能だと言ってくれるので、
お言葉に甘えることにした。
背中のザックだけで、まず新高山へ。今日も日射しがきつく暑い。
登山口までもそこそこの距離。
登り出し、木陰に入った方がまだ涼しい。
次第に高度を上げ、本丸へ。炎天下の山頂でガイド用のテープを聞くが、
汗が止まらない。水分補給もしておく。
かなりの広さの城址だが、平日でもあり人は全然いない。蜘蛛の巣に多少からまった。
余り長時間いれる程居心地も良くなく、北の丸は回避し、
鐘の段を見て、麓へ下った。
とりあえず、駅近くに戻ったが、まだ12:30くらいで売店は13時過ぎまで開かない。
かなり体力的にもきつかったが、古高山の方も下見をしておくつもりで、
適当に勘を頼りに住宅地を上がって行くと、登山口へ。
仕方ないのでそのまま登ってみる。
山頂はやや薮化していた。が、それにもまして、軽い脱水症状かだるい。
北側にあるという曲輪への道が簡単には見付からないようなので、
というか気力も湧かず、
体力のあるうちに下ることにした。
なんとか本郷駅に戻り、売店のおばさんにお礼を言って荷物を引き取る。
お礼代わりに500mlのペットボトルを購入。
すぐに飲みほしてしまい、もう1本自販機で。
これもあっという間で、電車内用に売店で再び購入。
13:56発で一気に新山口へ。
17:32着で対面の下関行きに乗り換え、17:33発。
下関に近付くにつれ、乗客の顔が濃ゆくなる。
眉が太く、肌もやや黒く、縄文系。それと同時に妙に安心する自分を発見。
やはり、こうだよな、と。
18:39下関に着き、18:57に出て、門司駅で対面の快速19:03に乗り換える。
しばらく睡眠をし、鳥栖に着いたのは20:53。途中、春日公園で花火が上がっていて、
なぜか春日に臨時停車した。浴衣姿の人も結構いた。
鳥栖駅で晩飯用に中央軒のかしわ飯を買う。
21:19発の肥前山口行きに乗り換える。
やはり、戻って来た感があって実に気分爽快。21:51佐賀に着く。
18切符:950+950+6830=8730円分。
水谷、千代反田-佐伯-川島、 布部-ホベルト-久藤-城後-中村、 バロン-飯尾。
試合前からアウェーゴール裏は大分のサポーターが統一感ある応援で盛り上がっている。
一方の福岡は、いつものようにまったりと。九州ダービーというのは、
鳥栖戦だけだよと言わんばかりに。
左SBアレックスを累積警告で欠く故か、今日は急造3バックで臨んだ。
相手はずっと3バックでやって来た、大分。
開始早々にフリーキックから簡単にラファエルに頭で合わせられ、先制される。
攻撃も大分のDF2人が累積警告でいないにも拘わらず、トップになかなかボールが収まらず、
良い形にならない。1回だけ、バロンがフリーになり、ダイレクトに蹴りGK西川も届かなかったが、
ポストに当たり、好機を逃した。
それ以外は見所もなく、寧ろ3バックのスペースを大分の高橋と梅崎に自由に使われた。
ボランチに入った城後もさっぱり効かなかった。一方のホベルトは、
いつものようにチームに献身的なプレーで、こちらの頭が下がる。
が、今日は大分のホベルトへのマークがきつく、なかなか起点になれなかった。
後半になっても、変化はない。
相変らず、無理な攻撃をして、スペースを作って、大分のカウンターを受ける。
そして、後半21分に、カウンターを喰らい、フリーで貰った松橋に、GK水谷が前へ出され、
見事にかわされ、そのまま押し込まれ、2点目を献上した。試合はこれで決まった。
博多駅筑紫口に21:30という苛酷な条件を設定していたので、 ホイッスル後、挨拶を済ませ、走って、福岡空港駅へ。 キロ5分ペースくらい。こういう時走っていて良かったと思える。息が上がらずに済む。 駅に着いたら、発車まで相当あって無駄走りをしたことになった。 でも、21:30前には筑紫口のミスド前に行けた。 橋Mくんと島Dくんの他にKくんが来ていて、久闊を叙すことに。 十徳屋に入り、短かい時間ながら、相変わらずの、 橋Mくんと島Dくんの漫才を見れて懐しく感じた。Kくんも島Dくんに対してかなり強くなっていた。
例年通り、今宿の証明寺へ。 相変わらず、和尚のMCは話の筋が読めない。まあ、始めから分っていたので、 目をつぶらせてもらう。最後も恒例の信徒さん対抗のグラウンドゴルフ大会のお誘い。 数年前はソフトボール大会だったが、高齢化の波が押し寄せたのだろう。
本家(篠栗)へ両親と。吉野ヶ里町から那珂川町へと385線のトンネルが出来ていたので、
そこ通る。五ヶ山の佐賀橋を過ぎると歩いた記憶が懐しい。
車酔いし、気持ち悪くなった。那珂川町で昼食をとり、大橋の親戚の家へ。
最近の体の調子の悪さをしきりに主張されていた。
都市高速で一気に篠栗へ。かなり強烈な尿意を催し、もだえ苦しんだ。
昼食時にドリンクバーで頑張り、大橋の親戚の家でも出されたお茶を飲んだから、
責任は自分にあるのは確かではあるが。なんとか、途中で父親の裏の手を使い、
救われる。まず、真光寺の納骨堂へ。やっぱり納骨堂は寂しい。
が、しばらくするうちに再び尿意を催し、境内にないので、
今度は公園の公衆便所を見付けてそこへ駆け込む。
元来から膀胱の小さいことは自認していたが、やれやれ。
本家に行っても、当主の体調の話を終始していた。やれやれ。
その当主の生まれたばっかりの孫を3、4歳くらいの女の子2人がいじっていて面白かった。
中洲に行き、妹と合流し、博多座地下の御膳屋へ
朝7:45にMホテル前で島Dくんと待ち合わせをしていたが、
こちらの佐賀からの特急がやや遅れたせいもあってか、
島Dくんはちゃ〜んと待っていた。成長したなあ。
それにしても、台風が接近していて心配。
レンタカー入口を見付けるのにややとまどい、受付をし、早速乗り込む。
運転は島Dくん。
都市高にのらずに、3号線に出て、そのまま都市高の下を行く。
カーナビが、旧道路公団の回し者なのか、しきりに乗れ乗れと催促する。
太宰府ICに入る前にコンビニで朝食及び昼飯とカップラーメンを購入。
そして九州道へ。鳥栖JCTで大分道へ。
湯布院ICで下り、目の前の道の駅へ。
トイレ休憩と、カップラーメンのための水補給。
道の駅に水がなく、"仕方なく"トイレの手洗いの水を補給。死ぬことはあるまい。
そのまま、やまなみハイウェイで湯布院の町を通過し、登山口へ。
登山口の駐車場はかなり混んでいてスペースがなさそうだったが、
運良く1台置けた。天気も今のところ悪くはない。
装備をし、GPSの電源を入れ出発。
草原の道をしばらく歩き、森の中へ入る。
飯盛ヶ城の分岐である合野越で先行するおばちゃん達を抜き、
高度を上げる。相変わらず島Dくんは登りが弱いようで、
GPSで高度を教えて叱咤する。道はひたすらのつづら折りとなり、
足下も大小の石が多く、歩きにくい。なにやら、頂上は雲の中に入ってしまった。
途中、犬を連れた人や、頭から出血している人など下りてくる人達と擦れ違った。
今から登るのは間違いか?
高度が上がり、やや肌寒い。島Dくんはカバンに長袖を持参してないらしい。
もちろん甘やかさない。死にそうになれば別だが。
マタエに出たところで、先に西峰から行こうとして、
そこにいた、おばさまが教えてくれ、岩場を登る。
雲の中を登り、西峰の頂上へ。ウィダーる。
時折、東峰の方が見えたりするが、視界は雲で駄目。
気分も滅入る。
御鉢回りすることにする。
やや踏み跡のはっきりしない道を北へ。
道が合っているのか不安だが、行けるところまで行ってみようと。
不安になりながらも進む。
90度回った辺りで雲が晴れ、西峰の雄大な岩壁が見えた。
時折、痩せた岩の尾根があったりと要注意である。
計2人くらいと擦れ違ったか。
なかなか東峰には着かない。後方から子供の声なのか接近して聞こえる。
島Dくんと追い付かれないように急ごうとスピードを上げる。
なんとか東峰に着き、バーナーを点火し、お湯を沸かしていると、
先着の夫婦にミニトマトをもらった。島Dくんは高校野球が気になるらしく、
小生の携帯ラジオを最大音にして聞く。前の試合が延長戦になり、壮絶な展開となっていた。
肌寒い中食べるカップラーメンは最高だったのに、
あろうことか、島Dくんは麺だけ食べて、スープを捨ててしまった。
トイレの手洗いの水とは云え、沸かしているし。死ぬことはないのに。
一番高い岩に登り、西峰や火口を眺める。壮大で良い。
また、麓の湯布院の街並や草原も実に良い。
そうこうするうちに、マタエで道を教えてもらったおばさま達の集団も御鉢回りしてやって来た。
年齢的にこのくらいになると積極的に声を掛けてくる。山のせいもあるか。
島Dくんが写真を撮るために狩り出された。こちらはそれをにやりと眺めていた。
挨拶をし、下ることにする。と、小生が岩場に足を滑らせ焦った。
別に直前に先輩後輩と仲が良いのね、と言われて動揺した訳ではない。
歩きづらい、つづら折りを下る。下りは特に滑り易くて恐い。
曇って来た。途中、まだ登って来る人がいた。
合野越に出て、余裕もあるので、飯盛ヶ城へ。
迷う所ではないので、島Dくんを置いて飛ばして先へ。
飯盛ヶ城の山頂の標識に着くと風が強く、由布岳の山頂部も雲の中だった。
すると小雨も降って来た。やや足早に下り、合野越に入り、
麓へと急ぐ。何事もなく駐車場まで戻れた。
登山口から
上から下界
島Dくんの運転で今日の宿泊先である
湯布院YHへ。
少なくとも外観は綺麗。
受付で金を払おうとしたら、島Dくんは計画的か金を下ろしてなかったので、
小生が格好良く払っておく。部屋は2階らしく荷物を持って上へ。
201号室?なのか島Dくんがここだというので、それを信じて荷物をロッカーに入れる。
部屋は広いし、あと数人くるのか。
島Dくんの金を下ろすついでもあり、湯布院の町へ車で出る。
何やら祭りらしく駅前に出るのも迂回させられた。
駅前に着き、車を駐車。
…………………………
ここでエピソードIIがスタートしても過言ではあるまい。
島Dくんはバックで駐車した際に車のバンパーを鉄製の柵にぶつけた。
…………………………
郵便局は北側にあり、無事に金を下ろせたらしい。
日没まで、湯布院の町を歩くことにした。金鱗湖の横に駐車。
男2人で歩く町ではないのだが。ここは従兄弟と来て以来。
金鱗湖を見て、南の方を歩き、川べりを歩き、例の小軽井沢へ。
手を繋いで歩こうかと、ソフトクリームを物色しながら、だべりながら歩いていたが、
雨が降って来た。ある程度駅まで行ったところで引き返す。
ソフトクリームを食べながら歩く。YHに戻る。
と、ヘルパーの人に部屋が間違っていたとつっこまれた。
迂闊に島Dくんを信じたのが誤りだった。何か違うと感じていただけに。
本当は205号室で、しかもロッカーに入れていたので、鍵をヘルパーさんに渡し、
お世話になった。温泉である風呂を浴びる。気持ち良い。
その後、飯。家族連れが2団体か。横のテーブルは、個人客4人の集合らしい会話の内容。
気配や臭いで分る。一旦部屋に戻り、代表戦を見て、同室の人とだべる。
しばらくして、暇つぶしに下の食堂に島Dくんと水を飲みに行くと、何やら韓国人家族と外の日本人の客と、
ヘルパーさん達で会話が盛り上がっていて、同席するよう催促され、一応座る。
横に6:6で12人くらいいる中で1点でのみ会話で、
それが日本語を巧みに話す韓国人家族のご主人と日本人とで、
韓国人家族は暇そうだし、会話もどこか盛り上がらない。
島Dくんも、こりゃ参ったねと云う感じでアイコンタクト。
しばらく時間が経つうちに会話は2つに分れ、
こちらの個人客達との会話が盛り上がり始める。
人もまばらになり、韓国人家族も日本語の分るご主人だけ。
始めこそみんなで気を遣って対応していたが、
会話はやはり日本人だけのYHの話題になった。ここでご主人は去っていった。
会話の盛り上がりは、うちなんちゅである島Dくんすら知らなかったりする、沖縄や離島の話。
余りのマニアック振りに島Dくんも驚いていた。小生はその滑稽振りと、
話の内容の面白さで聞いているだけで楽しかった。
宮古島はすごいらしい、ここで書けないのが残念。
強烈な個性のYH経験豊富な3人の会話は、これまでで1番のインパクトだった。
話が面白く聞いているうちに26時を回った。島Dくんと去ることにした。
さすがにきつい。就寝したが、すぐに寝つけなかった。
やや寝不足で起床。外はかなりの雨。九重登山は無理だろう。
代案を考えねば。強烈な同居人に別れを告げ、やまなみハイウェイを九重へ。
運転は島Dくん。
水分峠から入り、霧の中車を走らせ、朝日台で休憩。
飯田高原、長者原を過ぎ、牧の戸峠にさしかかるが、雨が降っていて諦めざるをえない。
牧の戸峠を下って行くと、こちら側は雨が降ってない。
みどり牛乳のガンジファーム
へ行く。観光モードへ切り換え。牛乳が最高に美味く感じる。
島Dくんはソフトクリーム。300円出すなら、普通はソフトクリームを選ぶだろうね。
それにしても美味かった。ここから近い、七里田にある「め組」の炭酸水を飲みに行く。
1リットル汲む。島Dくんはペットボトルを購入して汲んでいた。
ここから島Dくんを宥めすかして、朽網宗暦の墓へ。
雨の中傘をさして田んぼの中を歩き、墓前にて黙祷。
引き返し、さらに宥めすかして、山野城へ。
本道から逸れて細い道を行くと車が進入するのも大変な程細くなった。
Uターンも大変そう。
外は窓も開けられない程虫だらけ。小生も責任を感じ、斥候部隊となり、
一人で先へ小走りで偵察。登山口があり、どうも違いそう。
車に戻り諦めることを選択。引き返す。
と、道が1本違うことが分り、本道を少し有氏の方へ行くと標識もあり、
程なく山野城の横に到着。
小雨の中、城見物。少し素人にはお薦めできないくらいの遺構で、
はっきりしない。それでも、こちらは満足。
まだ時間もあるので、島Dくんを宥めすかし、岡城へ行くことに。
竹田市中心まで行き、雨の中入場料を払い入城。島Dくんに申し訳なく思う。
雨にも拘わらず、隈なく見て周る。靴はかなり濡れた。
城址としては素人にもお薦め。石垣もあるので分ってもらえるだろう。
次は大観峰へ。カーナビによれば、442号線でなく、57号線を使えと。
いまいち味気のない57号線で西へ。眠くなった。
運転する島Dくんにも悪いので堪えていた。
昼食を探して眠けを払う。
草原の中を進み、「エル・パティオ牧場」を発見。
二人の意見は一致した。
メニューは一番安いダイナミックチーズハンバーガーに。
ステーキを食べたかったのが本音だろう。
横に馬の廐舎があるせいか、蝿が飛び交って、うざい。
トイレもカントリー風だったが、便器はちゃんと日本人向け?だった。
ハンバーガーとポテトを食べ、一満足。
大観峰へ。
さすがに大観峰は観光客が多い。
三角点のある地点まで歩く。
雲行きが怪しく、風が強い。今にも雨が降りそう。
それにしても、大観峰からの景色を何物にも換え難い。大カルデラを堪能。
お土産屋でマンゴソフトクリームを食す。
ミルクロードで菊池方面へ向かう。
途中、島Dくんお薦めという大観峰と匹敵するという望観スポットに寄る。
また違う所からの大カルデラも良い。
ここから下界に下るのが寂しい。
菊池渓谷にすぐに着き、入場。下界に戻りたくもないので時間稼ぎをするかのように観光モード。
ここにも城址があったが、小雨のために断念しておく。1人ならおそらく行ったであろう。
渓谷の中は寒いくらい。雨のためか水量の多い渓流ではあったが、
飛沫で幻影的で綺麗だった。
水も汲む。
駐車場へ戻り、菊池市内を経由し、山鹿経由で菊水ICへ。
菊池市内を過ぎて、しばらくして記憶がなくなる。
島Dくんがこちらを起こそうと話しかけて来ていたが、もう駄目だった。
ICの手前で、はっと我に帰った。申し訳ない。
あとは高速で、こちらも寝ることなく、太宰府ICへ。
レンタカーの返却時間までもまだ余裕はあり、
まず、湯布院駅での失態を簡単にカバーできると島Dくんが言うので吉塚妙見にある、
ロイヤルホームセンターへ。2人で色の確認をし、島Dくんが塗ってみる。
が、どうしたことか、車種と色を合わせたはずなのに、逆に目立ってというか、
むしろ主張しているようにしか見えない始末に。
さすがに、小生もげんなりして、その場の空気は冷え込んだ。
ここで陽気に振舞えない自分が嫌でもある。
島Dくんは目の前のオートバックスに行って、違うキットを購入し、
洗い出した。さっきよりはマシになったが、明るい所では一目瞭然か。
島Dくんは正直にコンフェスすると云う人情に訴える作戦を主張するが、
小生は、騙すつもりだったなら最後まで騙し通せと開き直り作戦で説得する。
冷え込んだ空気のまま、時間もないので、
ホームであるYOUMEタウン福岡のうま屋へ晩飯を食いに行く。
テンションは上げようとするが、上がらない。3人であれば、まだ良かったのかも。
終わり良ければ、というが、終わり悪ければ、である。
まあ、そういうところが、島Dくんらしさと云ってしまえばそうなのかもしれないし、
空気を悪くしてしまうのが、小生でもあるのかもしれない。
吉塚のGSで満タンにして博多駅に戻り返却する。
そして解散へ、プラットフォームを上がり別れる。
長崎本線は遅れが出ていた。
水谷、中村-千代反田-川島-アレックス、 久藤-ホベルト-佐伯-藪田、 バロン-田中。
3、4試合観たような疲れる試合だった。
先制したのは京都。右サイドからのクロスに、フリーのFWアンドレが頭で決めた。
どうもオフサイドぽく見えたのは贔屓目のせいか?
が、福岡も黙っていない。飯尾が強引に突破をしかけ、相手DFに当たったかで、
すぐさま同点に追い付き、さらに久藤が今シーズン初ゴールを決め、
バックスタンドに向けて興奮していた。ここで前半を終えておけば良かったのだが、
パウリーニョにフリーキックを直接決められ、2-2で前半を折り返した。
正直どうなるか分らない落ち着きのない試合となり、見ているこっちもメンタル的に疲れる。
後半開始にいきなり藪田が決めたが、すぐにパウリーニョに決められ同点にされ、
さらに、中払にラインの裏を突破されて決められ勝ち越された。
が、今日の試合はまだ終わらない雰囲気があった。途中交代で入った城後が、
バイシクルで豪快に決め再び同点に。どっちに転ぶかまだまだ分らない状況に。
次は、京都の加藤がエリア外を左にドリブルし、詰めて来ないところを見計らってミドルを撃ち、
これが結局決勝点となった。その後も、まだ分らない展開だったが、
お互いにゲームを落ち着かせられないレベルの低い試合だった。
やっと盆行事等から落ち着いたが、明日戻ることにしたので、
駄賃稼ぎに肥前山口まで電車で。余りに怠惰な準備で、こともあろうに帽子を
忘れたことにエレベーター内で気付いたが、取りに帰る余裕もなかった。
炎天下の中、14:23肥前山口駅に着き、ただひたすら佐留志に向う。
石碑はあるとのことだったが、果たして見付かるか、やや楽観視していた面も
否めない。持って来ても良かった本も重たいので置いてきてしまった。
ともかく、経験を頼りに20分くらい歩くと、「なるほど、この辺りだな」と云う臭いがす
る区域に到着した。炎天下なので外を歩いている人間も稀だった。
平日でもあったので聞きづらく、なんとか供養塔は見付けたが、
その辺りを歩けども石碑は見付からなかった。
今日のところはこれまでと、暑さを理由に駅まで引き返す。
15:38発の電車に余裕で乗れて帰宅。1時間余りの渡りだったが、
満足行くまで見付からなかった精神面と肉体面でこたえた。
7:39普通で佐賀を発つ。これは鳥栖から快速となり門司港まで行くので楽である。
博多駅までは通勤客が多く肩身が狭かったが、それからはのんびりとした雰囲気で、
門司まで軽く寝られた。10:12、門司では同じホームに下関行きがいたので、
ゆっくり歩いて乗り換えようとしていたらドアが閉まってしまい、
焦って、車掌にアイコンタクトし、開けてもらった。乗車予定の列車(10:21)よりも1本早い列車で、
ダイヤが遅れていたのか。おかげで下関駅では、新山口行き(10:31)に余裕で座れた。
この電車でも寝たり本を読んだりで、11l:37新山口に着き、11:46発の岡山行き
に乗り換えた。クロスシートに座った老婆が徳山方面に行くのかどうか聞いた
きたので、時刻表を出す必要もなかったが、権威を借りて、そうだと答えると、
納得し、乗り換えは面倒なことをぶつぶつと語るので、どこまで行くのか聞い
たりしたら、逆に聞き返すので、"京都です"と誇らしげに答えても、よく把握
できなかったらしく2回程聞かれ諦められた。その後もぶつぶつとひとりごちた
りしてこちらも気にはなったが読書に没頭することにした。
そのおばあさんは大道かどこかで下車していった。
そのまま広島まで、本を読んだり、寝たりをして、順調に行った。
が、広島駅に着くや、西条近辺で豪雨のために不通となっているらしく、
我岡山行きの電車はこの広島駅で終点となってしまった。
その後来る電車も広島止まり。一応、瀬野までは行けるらしく、その後、瀬野行となって出て行った。
時刻表をしっかり見ておけば、
呉線経由で三原まで行ってみたが、気付いた頃に出て行ってしまった。
仕方なく、何もすることもないので、腹拵えをするために、
駅内の立食いうどんへ。うどん屋でオーダーすると、
やたらと店主が気さくに声を掛けて来る。
大阪出身らしく、盛んに今日の天気は広島人そっくりやと、広島の悪口を言っていた。
最後出て行く時に、以前に来たでしょと聞かれてびっくりした。一見なのに。
その後、白市行きが出るので、三原への乗り継ぎもあるかなと目論んで乗った。
が、白市に着いても結局乗り継げずに、広島から来た三原行きに乗る羽目になった。
2時間遅れのスケジュールとなり、岡山、姫路で新快速に乗り換え、高槻で阪急に乗り換えて帰宅。
18切符:10080円分。
Yさんと高野山へ。南海難波駅に集合。
7:48の橋本行きに乗るために桂6:30発に乗る。
2度同じ誤ちは出来ない。
島Dくんと一緒になってしまう。
予定より早く7:30頃難波駅に着いたが、Yさんはまだ来てない。
わざと30分遅れて来るのかもと、内心懐疑的になっていたが、
ちゃんと40分前には合流し、高野山フリーサービックを購入し、目的の電車に乗る。
Yさんとクロスシートに座っていたら、対面にいかにも大阪人という、
若い中学生らしい集団が来た。路線について聞いて来て、
Yさんが分らんと対応して会話は終わった。
Yさんの云うように、大阪(関西)は同じような家が3軒横並び、という構成が多い。
橋本で乗り換え、山の中へ。
極楽橋でケーブルカーに乗り換える。軟派な乗り物に乗るのは本当に久し振り。
女人堂までバスに乗り移動。GPSなど装備をして歩き出す。
光台院の境内に入り、ともするなく、出て、金剛峰寺に向かう。
腹が減り、おにぎりを立ち食う。
金剛峰寺内を見て、お茶とお菓子を食べる。広間でまったりとなってしまう。
フリーサービックにある拝観割引の建物を見て回る。
根本大塔や金堂を見る。境内に神社があるのも面白いところ。天候は怪しい。
霊宝館へ。ここはかなり有名な掛け軸があり、得した気分になった。
運慶の力士像は格が違った。
しかし、かなり疲れた。
どんぶりが美味いでしょうねと言って、Yさんと意見が一致し、大通りにある食堂へ。
表の見本に比べやや80%くらいのスケールで小生が親子、Yさんがカツ丼を食した。
もう一杯行けた。
奥の院に向かう。結構観光客は多かった。
一の橋を渡ると墓が出没し出した。
米一丸の墓があり、2人で感激した。
ここから奥の院にかけて、江戸時代初期に繁栄した大名達の古い苔むした墓が多く、
面白かった。杉林もかなりの古木が多く、荘厳で良かった。
が、これら大名は死んでも見栄を張らないといけないのかと可哀そうになった。
なかでも秀吉の墓には人が集まっていた。どこの大名も宗派なんて関係ないようだ。
奥の院に入る。
ここは、なんとも宗教色の濃い空間で、こちらも姿勢を正さざるをえないものがあった。
地下にも潜ってみた。その後、バス停奥の院前の方へ向かう。
こちらは比較的新しい物が多く、宣伝のためなのか大企業の物があったりした。
レストランの所で抹茶ソフトを食べる。疲れた後は甘い物が美味い。
奥の院前からバスで一気にケーブルカーの駅へ。
歩いて下るかと意見が纏まりかけたが、下り道もなく、
結構ケーブルカーで下り、再び橋本で乗り換えて難波で解散。
京都府埋蔵文化財調査研究センター
による宮津城の現説があるので、いずれは宮津へと思っていた重い腰を上げる。
昨日高野山へ行っての今日だから、重くもないか。
いつものように嵐山から歩き、嵯峨嵐山から山陰線で福知山へ。
北近畿タンゴ鉄道(KTR)に乗り換えだが、現説後もうろつく予定なので、
1日乗車券を買いたいのだが、駅員さんは電話中で発車まで余裕もなく焦る。
なんとか間に合ったが、電車は凄い人で座れないどころか立つ場所もそんなに余裕はない。
終点の宮津まで立ちっぱなしで到着。狭い所から解放され気持ち良い。
駅を出ると、現説のための案内人がいて道を教えてもらう。
今日も暑い。帽子をかぶり会場へ。
ほどなく11時となり説明が始まった。
30〜40人くらいいただろうか。地元人ばかりだったか。
手元の資料を元に説明を聞く。その後、遺構内を自由に見る。
デジカメを持った人も結構いた。少し北にある遺構も見て満足し、
12:13宮津発に乗るべく駅へ。まだ余裕があり、宮津城跡の看板のある所へ行き、
さらに大手川まで出て、うろちょろし、駅に戻り、
KTRで岩滝口まで。途中、天橋立が見えた。帰りに寄れるだけの時間的な余裕が生まれるだろうか。
天橋立では多くの人が降りて行った。次の岩滝口で降りる。
弓木城へ行きたいが、手頃な時間のバスがなく、歩く。
ひたすら歩き、城址のある小山へ到着。
麓からの道は最近の改変を受けていて残念。
曲輪らしい跡などあったが、これだという満足感は得られるとなく下山。
目の前の道路で車の事故があったらしくまさにレッカー移動されているところだった。
再び、岩滝口駅まで戻る。
13:57発で峰山まで。峰山駅下車後、歩くのはきつそうなので、
しばらく待ってバスに乗り、5分くらいで峰山バス停に到着。意外に近く拍子抜けした。
でも、城址へは次のバス停まで乗っているべきだと分ったが、
初めての所でリスクは負えない。吉原から峰山城への道がある。
装備をして登山。山頂まではそんなに距離もなかった。
本丸には神社の本殿があり、二の丸は広かったが、やや薮化していた。
下へ下ると腰曲輪の跡が数箇所あった。唸る程の遺構はなかった。
下る。なんとか16:08発の特急に乗るために、良いバスもなく、駅まで走ったりして間に合わせた。
1日乗車券で特急にも乗れるのがおいしい。
次の丹後大宮16:08下車。次の16:39に間に合うか分らないが、
大野城である大野神社へ向かう。
意外な程近く、遺構もよく分らず、満足には至らず、すぐに丹後大宮駅へ戻る。
余裕で16:39に間に合い、17:02天橋立到着。
軟派な観光地だ。天橋立を見るべく背後の山に登ろうかとしたが、
リフトは終了し下りだけになり、登山道もないらしい。
仕方なく横の旅館の道を登り、隙間から天橋立を見物。
視野に逆さに見るだけの余裕はない。
下り、天橋立へ。
観光客用に店が多い。せっかく温泉があるのに、ほとんど、夕方以降は宿泊客用。
橋を渡り、洲に渡ってみるが、松林があるだけ。
洲の中にある井戸の水が塩水でないと云うのは興味をそそられた。
その歩道をジョグしている人がいて、やや気になった。環境は最高。
引き返し、土産物屋で純米大吟醸を奮発して購入。
駅の横にある日帰り湯に入る。久々の関西での温泉。
18:42発の特急はしだてで、福知山まで。これから先はJRの管轄で別途料金を払わねばならない。
なのでここからは地味に鈍行で。30分以上待って、19:53発で園部21:02着。
21:08発で21:44嵯峨嵐山に到着。慣れた道で渡月橋を渡り、阪急嵐山駅へ。
18切符:1280×2=2560円分。
KTR乗り放題(1700円):680+240+370+520+310+1380=3500円分。
精米歩合45%,日本酒度+4.0,酸度1.2,アミノ酸度1.2。 大吟醸らしい、すきっとした飲み心地。やや重たいか。