昨年の参加者
に送られたと見られる現説のお誘いのハガキを、
数日前に受け取ったので、
せっかくの厚意を不意にするものもったいないとの判断の下、
前日に実家に帰り、今日のために備える。
厳木駅から歩く予定だったが、父親が車を出すとのことで、
何故か、両親共に行くことになった。
多久から厳木多久有料道路に入ったが、終点(岩屋IC)まで行ってしまい、
しばらく行って、付近の景色・道が見覚えのないことを証明してくれ、
引き返し、浪瀬ICで下り、目的地に向う。
現地に着くと、ちょうど始まるところだった。
やたらと子供を連れたような現地住民の方が多いなあという印象。
他にマニアはいないのかと安心していたところ、
現場に動き出しかけたところで、出没し出した。やれやれ。
彼らは、研究員の方が説明をしても、
ほとんどそれを静止して聞かずに、現場をデジカメを持って、うろちょろ。
見ていて実に落ち着きがない。
本丸の説明が終わったところで、両親は予定通り帰ることに。
こっちも一人になり、自由度が上がった。
解散となり、二の丸に攀じ登ってみる。
昨年と違って、確かにトレンチした跡があるが、
目新しい物は出て来なかったそうだ。
下まで下り、昨年のメインでもあった出丸跡へ。
新しく説明板も立っていた。
同業者らしき人が、コースからはずれて下の方に下っていったようだ。
格好や目付き、行動パターンが、自ずと経験を語るものだ。
厳木駅へ向かう。途中で、誰か親切な人が乗せてくれることを期待していたが、
そう甘くはなかった。昨年歩いた道なので、何も考えずに行けるところは楽だった。
次の唐津行きの列車まで時間が結構あるので、厳木の中心部へ、
食い物を探しに行ってみるものの、調達できず。
次の目的地、相知で現地調達することにする。
駅の南側にそこそこ大きなスーパーがあることは分っていたので。
相知駅を下車後、そのスーパーでおにぎり2つを購入し、即、食す。
歩き食いで。熊野神社前まで旧街道を歩く。
熊野神社は人が全くおらず、裏手の小学校で運動会が行われているらしく、
賑やかな声が遠くから聞こえてきていた。
この熊野神社では、大した収穫もなく、バス停へ。
今しばらく時間があったので、旧相知町役場横のスーパーで、
半額になったパンを購入し、腹の足しにする。
次は、旧北波多村に向う。だが、バスは松浦川沿いの心月寺前で降りねばならない。
ここから、ひたすら5km歩く。鬼子岳に登った際に歩いたはずだが、
どうも記憶に薄い。先程まで晴れ渡っていた空が曇り出したのは、
心を憂鬱へと向かわせたが、実際のところ、肉体的には直射日光を避けられて、
助かった。
しばらく歩き、北波多の中心部が見え出した所で地図を開き、作戦会議。
勘も頼りに波多神社に向かう。
勘は冴えていた。安心して、神社裏に入って行く。
人の気配がない植林された山であったが、
ちゃんと指示板があった。小さな前線でも通過するのか、
風が強く、木々が唸る。不気味だ。
本丸跡まではすっきり行けたが、二の丸、三の丸跡はシダ類で雰囲気が暗く、
ナーバスになった。三の丸まで行き、引き返す。
そのまま、神社裏に出て下り、JR山本駅を目指す。
行きに来た道を引き返すが、帰りは距離感を掴めているせいもあって、
さほど遠くは感じなかった。
まだ日没まで時間もあるので、山本にある"それ"へ久々に行ってみる。
神社の境内までは階段があり余裕だったが、
それからが急斜面のくり抜かれた道。そこを上がり切ると奥社のある広場。
といっても草ぼうぼう。以前はここまで来て引き返している。
昔の自分の爪の甘さを感じる。山頂方向にまだ頑張れば行けそうなので、
強引に登り詰る。と、山頂近辺も木々が思い思いに枝を伸ばしていて、
余り居心地が良くない。佐賀行きの列車にも余裕もないので、
すぐに下る。ダッシュで下まで下って行き、久々に山を軽く味わえた。
熱海駅での乗り換え時間、2分をどうこなすかがポイントだった。 これをクリアするかどうかは、日没との絡みで、 画像が撮れるかどうかに依存してしまう。 停車前に真ん中よりの出口に構え、改札へダッシュ。 さ程大きくはない駅なので、余裕で在来線に出たが、 目的地の真鶴駅で数十分前に人身事故があったらしく、 せっかくの苦労も虚しく上り電車は不通状態。 駅外に出て、バスがないか探ってみたが、便自体ないようで、 なくなく諦め、不通状態が解けることを待つ。 30分くらい待って、やっと動き出した。 真鶴駅から目的地はすぐだったので、なんとか日没前で撮影は間に合った。 ホームでの待ち時間に、どこで遭ったのか、それとなく見てみたが、 処理された気配がなく、分らず仕舞いだった。 少し満足して、小田原駅下車。不二家で夕食。
ことを済ませ、塚原駅で下車。扇状地状の台地を登って行くと、
碑しかない"それ"に到着。1つこなし、再び駅に戻り、今度は、
相模沼田駅下車。手元の地図を頼りに登って行くと、
目的地到着。畑しかない状況だが、勘を頼りに、畑の裏手に行くと、
求めていた物を発見。まさに経験のなせる技である。
ある程度満足し、駅に戻り、再び、五百羅漢駅で下車。
駅の観光案内板にあったので、ここは臨時下車。
目的地に行ってみたが、それらしい跡も残っておらず、
期待はさほどしてなかったが、残念な結果だった。
再び乗車し、小田原に戻る。まだ時間はあるので、
小田原城へ。大学時代に行った以来。
天守閣への入場は回避し、周りを散策。適当に時間を潰し、駅に戻り、
前日に指定した席を代えてもらい、乗車し、帰宅の途に就く。
名古屋での乗り換え時にしっかりと赤福を購入。
JR二日市駅まで快速で行き、コンビニでおにぎり3つを購入し、
甘木行きのバスに乗り込む。と、ここまでは順調であったし、
これから起こる不幸の予兆すらない感じられない、長閑な日曜日だった。
だが、その災難は何の前触れもなくやって来た。
まさに晴天の霹靂である。
だが、それは結局のところ見事に回避できた事故でもあったのだ。
長閑なJR二日市-朝倉街道を過ぎた所でバスは朝倉街道に止まりかけた。
そのバスの中から、バス停に並ぶどこか山に登る気配を見せる長蛇の列が見えた。
バスが停車するや否や、彼ら、30人超が乗り込んで来た。
山岳会にしては、格好が素人臭い人が多く、
ともかく目的地が異なることを神に祈るばかり。
だが、前の前にいる人が出したチラシを見ると、
不運にも「目配山」と云う活字がちらりとこぼれて来た。
絶句。当初は、依井バス停で下車し、大己貴神社経由で目配山に登り、
裏から下って行く反時計回りの予定であったが、
おそらく彼らもそこで下車し、
オーソドックスに大己貴神社経由で目配山に登ると読み、
早めに1つ手前の新町で下車し、時計回りに行くかどうか検討することにした。
ともかく遠足のバスの中のようで騒がしい。
しかも、
格好が自分までバスの内部に同化してしまっている事実に気付くこと
程嫌になるものもなく、
早く着いてくれと、
心の奥底から魂の叫びが溢れてくる。
芸風の完全にかぶった芸人、もしくは、何かの会合で、
偶然誰かとペアルックになったような、そんな居心地の悪さだった。
と、新町を告げるバスのアナウンスにすぐに反応し、
降車ボタンを心昂らかに押す。
やっと、おさらばだと、今ここに宣言する。
バスが止まる前から、横に座っていた団体の1人にどいてもらって、
降りる準備をし、バスの最前部へ。
が何やら、後ろの連中も騒がしくなる気配を感じる。
どうやら、ここで降りるらしい。
止まるや否や、即バスカードを挿入し、逃げるように下車。
ヤツらに追い付かれることはないにしろ早めに頂上に行くことにする。
早歩きで完全に振り切ったと満足していたところ、
前方の角から折れ曲がって歩く別の集団の姿を発見。
再び、絶句。さらに歩くと、遥か前方にも、行列が。
歩道をノロノロと歩く彼らを後目に、車道を颯爽と歩く。
彼らは、何かザックに付けて歩いている。何の集団だ?
時計回りにコースを行くために、早めに彼らに別れを告げ、
左折。気分爽快。なるべく彼らとは再会を先伸ばしにしたいものだ。
ここからは、いつものように平和裡な時間が訪ずれた。
県道77号をしばらく行き、左手にある阿弥陀ヶ峯に登る。
薮化した木々に、久々の薮漕ぎを強いられ、弱気になった。
引き返して別の道を行くと簡単に突破できた。
が、山頂は久光から道がついていた。
とりあえず、麓まで下り、再び登り、県道77号へ出る。
人にほとんど会わないのも少し寂しいものである。
今度は、目配山へ。栗田方面から迂回して登る予定にしていたが、
ごみ処理施設「サン・ポート」入口に、「←めくばり山」の看板があり、
それに従うことにした。しばらく行くと、登山道に入る。
いきなり、石塁があって、マニア冥利に尽きるコースだ。
なかなか満足しつつ、登山道をしばらく行くと、
三叉路に。右の方からは、続々と登山者の姿が。
どうやら、早くも大己貴神社からのコースに合流してしまったようだ。
厄介なことになる前に逃げることにした。
人工的に削られたような登山道を進むうちに、
必ずといって良い程、例の集団が前をノロノロと歩いてる。
すぐに追い付いてしまい、後ろにピタッと付いて、プレッシャーを掛ける。
まあ、相手が山屋なら、ルールとしてすぐに道を譲ってくれるのだが、
相手は、如何せん、素人集団である。ルールを知らない。
しかも、こっちのことも同じ穴のムジナと勘違いして、
マイペースで歩いている。仕方ないので、道が広くなった所で、
強引に走って抜いたりせざるをえない。
だが、抜けども抜けども、いろいろとグループに分れて歩いている。
個人参加から5、6人のグループくらいが多いようで、
グループによっては、後ろの人間が先頭の人を知らないこともあるらしく、
最後尾の人がこちらが後ろに付いていることに気付いても、
最前線とは意思疎通がない、ということが窺い知れた。
ともかく、登山道はすばらしいのに、このザマである。
しばらく行くうちに、後ろからプレッシャーを掛けても、
全く反応もしないグループに吸収されてしまった。
集団自体がこちらの存在に気付いているようだが、全く駄目だ。
さらに行くうちに急斜面前で渋滞となってしまった。
『或りえない』の一言。
なんで、こんなマニアックな低山で渋滞しなければならないのか?
九重などのメジャーな山ならいざ知らず。
怒りがこみ上げて来た。
怒りを通り越し、なかば呆れながら、
後ろにいた、おじさんになんの集団なのか尋ねると、
某私鉄による、参加費無料の企画物のハイクとのこと。
最近、この手の集団で歩くイベントは流行っていて、
なるほどと納得させられる。
しばらく前にも進めず、ゆっくりと登らざるをえない。
後ろのおじさんとしばらくしゃべりながら登る。
このおじさんもプレッシャー攻撃をしたそうだが、
ここまで来て、通用しなくなったとのこと。
ちんたら登ると、急に視界が広がり頂上だったが、
本来なら広々とした山の頂きは、ヒト、ヒト、ヒト。
うんざりである。ヒトの群の中、頂上の印を探したがないようで、
神功皇后の碑の周りもヒトが昼食を摂るために群れていて、
撮影のしようがない。
こんな所にいてもイライラするばかりなので、すぐ様引き返すことにする。
さっきのおじさんに挨拶して下る。
登って来るヒトが、まだまだいて、道を譲る。
基本的に登り優先であると考えての行為だが、
彼らは、黙々と挨拶、お礼もなしに登っていく。
本当にマナーもない、素人集団である。
イライラして、それをパワーに小走りに下る。
しばらく行くと、もう誰にも会わなくなり、ホッとした。
登って来た、三叉路を今度は大己貴神社方向に直進し、
途中、予定通り、展望台と書かれた脇道に"それ"を目指して入る。
しばらく行くと、堀切。
そこを登ると、多少繁茂したエリアで、
櫓台跡である展望台は、熊蜂がいてのんびりできなかったが、
実に眺望の効く場所で、500年前と変わってないことが偲ばれた。
逃げるように展望台を下り、少し下まで下って、
もう1つの展望台でおにぎりを1つ食す。
再び来た道を取って返し、目配山登山道へ戻る。
そのまま、下ると、大己貴神社に出た。
この大己貴神社は、日本最古の神社と云わく付きの神社である。
お参りを済ませ、甘木方向に足を向ける。
今度は以前から狙っていた、大平山と安見ヶ城山に行く。
下渕から東に山への林道に入る。
しばらく行くうちに道が正しいのか、不安になってきた。
全く看板もなく、寧ろ間違っていても自然である。
そろそろ引き返すべきかと悩みながら歩いていたところ、
犬の散歩をしていた人に遭遇。
大平山に、行けるとのこと。胸を撫でおろす。
ちょっと歩くと、整備された綺麗な階段と木々の断片を利用して作った、
リサイクル的なふかふかした歩道があった。
それでも標高を上げるには結構あり、なんとか大平山に到着。
まだ完全に公園化されていないためか、ほとんど指示板がない。
頂上で、先着者に甘木方面への道を尋ね、教えてもらう。
一旦、東にある目的地であった安見ヶ城山へ。
完全に公園化されてしまい、マニアには困る状況だが、
山頂近傍だけは、手を入れることが出来ないせいか、
多少荒れ気味ではあったが、ちゃんとこちらの期待通りの物が残っていた。
曇っているのか、晴れているのか、はっきりしない天気だったために、
帽子をかぶらなかったので、
いつのまにか、かなり照射を受けたようで、
水分補給が遅れたらしく、パフォーマンスが落ちて来た。
甘木公園方面に下る道は、結構距離があり、
次第に意識が朦朧となりかけている。
ブランクがあったせいか、普段なら2lの水分を持って行くはずだが、
多少ケチったせいもあり、
スポーツ飲料の1:1水割り1lしか持参しておらず、
大己貴神社での500mlのお茶を飲んだくらいである。
スポーツ飲料も残りわずか。
まだヤバい状態ではなかったが、なんとか甘木公園に到着。
反省せねば。
甘木のバスセンターに出る。
かなり汗臭い状態に陥いっていたので、シャバに出るのが躊躇われる。
すぐJR二日市駅行きのバスが来て、とりあえず、1人がけの椅子に。
疲れで、しばらく寝る。
JR二日市駅からは予定通り、二日市温泉へ。
これまた、いつも通り、御前湯へ。
石鹸とシャンプーを持参さえすれば、ロッカー代10円は目を瞑るとして、
200円は安い。さっぱりして、ヨーグルトを飲む予定が、販売中止になったらしく、
フルーツで我慢。駅に戻り、帰宅の途に就く。
今後のためにも、まず某私鉄の企画とかぶらないように、
事前に調べねばなるまい。
都会の喧噪から逃れ、山へ行くのに、
かえって山でうんざりさせられるのは御免だ。
少なくとも、彼らにも最低限のマナーを守ってもらいたい。
参加者の増える傾向があるようだが、
そのうち、怪我人とかそれ以上の問題が生じる日もやってくるだろう。
水谷、川島-千代反田-岡山-宮本、
宮崎-松下-喜名-古賀、有光-林。
今日の試合は年に何回かある最低な試合の1つであった。
と同時に、今後も、年に数回の行事であることを祈るばかりである。
とにかく、助っ人抜きでの純国産のチームでどこまでやれるかが、
今日のテーマだった。試合展開としては、1点を取って逃げ切るために、
辛抱に辛抱が必要であろうと想像された。
前半立ち上がりは、福岡のペースが良く、ゴール前まで行くものの点には至らない。
そのうち札幌が落ち着き出し、次第に札幌の方に支配権は傾いていった。
前半は、何事もなく終了。
後半になると、次第に暑さのためか、中盤が空き出し、
カウンターから有光がセンターラインからドフリーで突破した。
後ろからDFが迫ってはいたが、前にはGKしかいない状況だった。
が、第1歩のトラップがゴール方向とは違う方向に、しかも小さく、
時間のロスがあった。さらにドリブルし、最後の1蹴りが大き過ぎ、
簡単にGKに取られてしまった。
そのプレーの直後、カウンターから右のクロスに、
FWの裏に詰めていた、岡田にヘッドで決められた。
同点に追い付こうと選手を攻撃的に、有光→釘崎、喜名→山形と代えた。
すると、カウンターから右のクロスが入り、
ドフリーで待っていた山形の足元に来た。
後は簡単に合わせるだけだったが、当て損ない、
GKの前に弱いゴロが転がっただけだった。
その直後、左エリアの相手FKを上手く、池内に合わされ、0-2。
博多の森は、沈鬱な負けムードが漂った。
ここで、FW林→太田と代えたが、半ばサテライト化したチームは、
意思疎通も図ることままならず、中山に持って行かれ、
最後はフリーになった相川に決められ、0-3となった。
ここで、会場を後にする観客が出没しだした。
攻撃はちぐはぐで、守備に関しては、4点目を取られかねない状況。
なんとか、失点3点で終えた。
さっぱり悔しいとも思えない試合だった。
チャンスを物にしないとしっぺ返しを喰らうと云う、定石通りの結果であろう。
試合終了後、今日の試合を観に来ていた、
今年から晴れて名古屋に移籍したDF増川に観客が群がっていた。
当人は、今日の試合をどう眺めたのだろうか。
瑞西に在住する従兄弟3人兄弟のうちの一番下が愛・地球博で働くらしく、 その前に旅行をしているとのことで、今日、佐賀に来た。 欧州では、見ず知らずの人間と一緒に旅行をすることが普通のようで、 独逸人の二十歳そこそこの女の子まで着いて来た。 一緒に晩飯を食べ、そこで話題にしてしまった、城画像にたまたま映った、 心霊?写真に興味というか疑いを持ったらしく、見せる羽目に。 最も、"らしい"画像はアップしてなかったので、後日更新することを約束する。
普通電車では、簡単に有田まで行けない。
特急に乗れ、と言わんばかりのダイヤの組み方である。
まあ、我核理OB白Uくんのこともあるので、ここまでにしておこう。
ともかく、佐賀から有田駅経由で松浦鉄道に乗るために、
時間接続を考慮し、肥前山口までは特急に乗らざるをえない。
たった10分間なので、特急券を調べに来ないことに賭けた。
が、脆くも、この期待は崩れ、佐賀を発車後、すぐ様点検に。
仕方なく紳士的に300円払う。さすがにトイレに逃げることまではしない。
肥前山口で下車し、有田まで鈍行。
有田からは、松浦鉄道に乗り換え、今度は、大木駅でなく、山谷駅で降りる。
駅からはすぐで、前回来た時に気付かなかったことが悔まれる。
神社を含めた遺構だが、人気がさっぱりなく、
石塁も多く、無機質な感じを受け取る。
しばらく、うろちょろしたが、ともかく、規模に圧倒された。
駅に戻り、有田で乗り換え、武雄温泉駅下車。
前回は時間がなく退散する羽目になったので、
今日こそはと意気込む。
地図を頼りに歩き、適当な所に看板くらいあるだろうと期待していたが、
そんなに甘くはなかった。が、長年の勘で門跡を発見。
なんとも満足するだけの物ではなかったが、
まあ作戦を1つこなせたので、御船山に登るかと思案する。
登り口を見付けるためにホテルの方に登ったりと無駄足を踏んでしまい、
時間がなくなった。競輪場を経由して駅方向に引き返すと、
登山口らしき箇所を見付けた。今後のための予習といった感じになった。
駅まで戻り、まだ20分くらいあるので、
近くにある神社となった"それ"を速足で見に行く。
ある程度、満足して、駅に戻り、帰途に就く。
いやはや。
二日市の某大学で用を済ませ、"渡り"に繰り出す。
当初から繰り出す予定で、山の格好をしていたためか、それまで場違いな格好で、
かなり浮いていた。そんな彼らと訣別し、君畑へ。
古本屋があり、清張や井上靖など、かなりの収穫があった。
君畑にあったという、今川了俊の屋敷跡と云われる、
某病院はさすがに入りづらく、しかも期待も出来ないので、
予定通り回避し、高雄山に向かう。
小学校脇からアスファルトを進み、途中、高雄山に向かって、
強引に登ったような形跡を発見し、そこに取り付く。
若干薮化していたが、ちゃんとそれらしい跡はあるし、
踏み跡も意外にしっかり付いていて、しばらく、それに従い進んでみたが、
とうとう木々の薮にぶち当たり、引き返すことにした。
あいにく、小雨も降って来たらしい。
再びアスファルトに出て、石穴神社を目指す。
方向的に合っているようだが、初めての場所には不安が付き纏う。
しばらく下ると、短大の横に鳥居があり、到着。
天候と北向きなせいか、薄暗い。だが、やけに明るい神社よりも、
雰囲気があって良い。社殿の横から奥社へ行ける。
掃除をされていた、神主?さんに高雄山に登れるか聞いてみたが、
無理そうな返事をいただいた。
まあ、下見と思って、巨石の転がる奥社まで行き、
裏手の山に強引に登ってみるものの、
どうもれ以上行く気になれず、引き返すことにした。
神社を出て、住宅地を下り出したところで、雨が降って来て、
今日は収穫なしと割切って帰宅の途に就くことにした。
五条駅はすぐだったが、1駅乗るのもしゃくで、結局JR二日市駅で歩いた。