水谷、宮本-千代反田-増川-アレックス、
山形-米田-ホベルト-宮崎、有光-エジウソン。
しとしとと雨の降る中、開門30分前から並ぶ。
バックスタンド入口からの列はゴール裏を過ぎた辺りまで来ていた。
マスコミも来ていて、撮影やインタビューが行われていた。
開門後もしばらく時間が経って入場すると、既に親藩的友人を始めとする、
知り合い方はすでに良い席を確保していた。
試合開始時刻に近付くにつれ、観客の数が増え、
サポーターによる応援も始まった。
我バックスタンドではサポーター団体による応援用のゴミ袋の配布で、
98年の参入戦のことが懐しく感じた。
回想シーンへ。
あの時は、川崎戦をBSで観て、勝利後に一人でワイン1瓶飲み干し、
次の市原戦では、帰福したものの完敗し、おまけに五井でも完敗。
ホームの札幌戦は友人の携帯で途中経過を知り、居ても立ってもおられず、
室蘭に日帰りで行き、札幌でビールとラーメンを食べ帰って来た。
今日は、前回と違って、落ちるかもしれないのではなく、
J1へ上がるための闘いであるからして、
スタジアムの雰囲気も、さ程までピリピリしてなかった。
試合開始から、福岡の選手は、良い意味にも悪い意味にも普段通りを貫いていた。
一方、柏はファールをしてでも、相手を止める意識があった。
前半は福岡が支配気味だったが、フィジカル面でJ1との差が歴然として、
シュートも余り撃たせてもらえなかった。守備に関しては、
玉田にはマークがしっかりしていて、
2列目の増田や大野へのマークが甘い印象が残った。
ともかく、雨の降る中、コンディションが悪いせいか、
両者とも得点に結び付かず、相手の出方を慎重に見守った前半であった。
特にFWエジウソンへのマークは厳しいものがあった。
DF増川は、J1レベルでも、フィジカル、スピード、高さで、
十分に対応しきれていて、見ていて不安を感じさせず、頼もしい存在であることを、
再認識させてくれた。
後半開始から柏が少し前目に出て来た。
これに、福岡は少しひるんだが、まだ危いという印象は感じなかった。
が、肝腎なところでミスをして恐くなかった大野が、
左サイドから蹴ったセンタリングがMFホベルトの足に触れ、方向が変わり、
GK水谷の頭を越してゴールに入ってしまった。
アウェイゴール裏を除き、静まり返ったように、
なんとも信じ難い恨めしいゴールだった。
しかも、この1点が、この入替戦を占う、
大きなファクターとなったことは否めない。
1点を取り返すためには、まだ40分残されていたので、焦る必要はなかった。
普段着サッカーの福岡は、お約束通り、エジウソン→太田とカードを切ってきた。
それでも、なかなかサイド攻撃もふるわず、さらに、
守備攻撃で精彩を欠いていた宮本に代えて平島を投入した。
今日の柏は、負けなければ良い、と云うつもりだったのか、
福岡のお家芸であるサイド攻撃に備えてか、
4バックの両サイドはほとんど上がらず、ボランチもからんで、
とにかくクロスを上げさせないことを徹底していた。
確かに、これは効果的で、中央からの攻撃力や発想に乏しい福岡を、
よく研究しての結果だったのだろう。
それに対して、福岡は、仕方なくアーリークロスを上げたり、
エリア外から強引にシュートを撃ったりで、得点の臭いはしなかった。
とりあえず、長身の太田にボールを当てて、
それを拾ってゴールに結び付けるしか手段は残っていなかったのかもしれない。
残された時間が減って行くとともに、前にいる選手は増えていったが、
ゴールをこじ開けることは出来ない。
ロスタイムに入り、パワープレーになり、
セットプレーのすぐ後に、弾かれたボールが雨のために出来た水溜りで、
こともあろうに外に出ず、これを明神にキープされ、
パスがスペースに走り込んだ玉田に出て、これに十分に引き付けられたところに、
中央に走り込んだ途中交代で入った谷澤にパスされ、
フリーでシュートを撃たれ、駄目押しとなる2点目を喰らった。
この2失点目のダメージは大きかった。
せめて、1失点で終わっとけばと悔まれる1点であった。
J1との差は、フィジカル面や決定力に顕著に見られた。
また、選手個人個人の力量の差も否めなかった。福岡は余りにも小粒すぎた。
ともかく、まだアウェーの1試合が残っているわけで諦めるわけにはいかない。
明日の四十九日の為に、新幹線で移動。
雨のせいでザックに入れていた本が膨らんでいた。
鹿児島中央駅から、荒田にある祖母の家まで歩いたが、
季節はずれの台風の通過のせいか、やたらと風が強かった。
まず、法要。座布団があるものの、正座をするのは辛い。
早く終わってくれと祈らざるをえない。
法要も終わり、忌も明けて、親戚一同で城山ホテルで昼食会。
大叔父が『魔王』4合瓶を注文したので、こちらもロックで、
『村尾』『森伊蔵』を飲ませてもらう。『魔王』もついでに。
この3つを、飲めるなんて。。。
やや酔った状態で、草牟田に墓参り。帰宅後、軽く昼寝をして、
新幹線で帰福。
19時過ぎに博多駅筑紫口で親藩的友人と合流する。
筑紫口には、
バスツアーに参加する予定であろう金のなさそうな人間が多々屯していた。
20時前に2台のバスは出発。
バスの中では、山形戦のビデオを上映。
モティベーションはいやがうえでも上がる。
トイレがないので、2〜3時間毎にSAに止まることになる。
美東、朝倉、小谷、吉備、龍野西、多賀、浜名湖、海老名、という具合に。
精神的に興奮しているのもあるが、全く熟睡できない。
エコノミー症候群にならぬように、毎回外に出て休憩。
スポンサー様からの差入れで、
コカコーラ商品がクラーボックスに入ってあるのは美味しかったが、
コーヒー、茶、リアルゴールド、コーラしかなく、炭酸は控えたいので、
自然と選択肢は減るし、お茶もすぐになくなり、
寝る前にコーヒはどうかということになる。
差入れのおかしは、ありがたく頂戴した。
浜名湖を過ぎた辺りで、周りは1回起床したようだったが、再び静かになった。
左手に富士山が見えて来たところで、みな起き、勝利を祈る人まで現れた。
太古の時代から崇拝の対象になるのは、ごく自然に思われる。
海老名SAはフジグループの持ち物のようで、
すごく個性的だった。ここで朝食を摂り、いよいよ関東に入ったという感触。
雨が降って来たのが、幸先悪いところ。
ピッチコンディションさえ悪くなければ良いのだが。
せめてドリブル出来ないと。
横浜ベイブリッジを渡り、羽田を過ぎ、お台場を通り、荒川を北上。
そして、12時過ぎ、いよいよ千葉県に突入。
日立柏スタジアムに来るのは何年振りか。
99年が最後に観た年だから、5年振り。
水谷、宮本-千代反田-増川-アレックス、
山形-米田-ホベルト-宮崎、有光-エジウソン。
雨の降る中、スタジアムの開門前に着き、列になって待つ。
開門になったが、雨は降りやまず、屋根もない状況下で、非常に寒い。
ゴール裏でいつもの面々と再会。
高校時代の同級も小生を見付けて、横にやって来た。
結構、周りはいつも博多の森で見かける人がいた。
そのうち雨はやみ、寒さはまだマシになった。
福岡の選手がピッチに出て来る度に柏サポから手厚くブーイング。
ゴール裏の上段では、
スタジアムの係員1人を相手に福岡のサポーターが数人で、
横断幕を張る、駄目だ、のけんか腰の口論。博多弁まる出しですごみがある。
誰しも、係員じゃなくて良かったと思っていたことだろう。
そのうちヒートアップし、係員も、本部に問い合わせたり、
中間を連れて来たり、しまいには警察を連れて来て、
試合前から退場もあることを示唆しつつ、結局横断幕を下ろさせる。
そうこうするうちにK.O.も近付く。とにかく先制点が全てであるから、
なにがなんでも点を取りに行く布陣であろうと想像していたのだが、
頑固な我らが松田監督はいつも通りのスターティングメンバーで臨んだ。
無理をして失点をしたくないのは、正直な気持ちかもしれぬが。。。
試合は静かな展開で幕を明けた。
お互いに自らの陣形を崩してまでも無理をしようと云う無謀さは見えない。
柏にとってはそうだろうが、2点差を付けられている福岡には90分しかない。
柏は玉田にボールを出すが、マークが厳しく、
一方の宇野澤も上手くキープできない。
福岡も有光がマークで活きて来ず、30分を過ぎたところで、なんと早くも、
有光を下げて、福島を入れて来た。スタメンを含めて、正しい采配なのか?
右サイドの宮本がJ1相手で自信がないのか、とにかく自分に来たボールは、
キープすることなく前に蹴ってしまうので、なかなかサイド攻撃も出来ず、
かと云ってポストプレーも余り使えず、点の臭いがしない。
なんと云っても、平島が怪我で出られなくなってしまったのが痛過ぎる。
が、中盤から右に出たボールを柏のDFが後ろに反らし、
開いたスペースに流れたボールを、
宮崎が快足を活かしてフリーでキープし、そのままシュートに持ち込んだが、
シュートの精度がいまいちな宮崎では、得点に繋がらず、
惜しいチャンスを逃してしまった。
その後も、宮崎は自分の頭くらいの位置に来たボールを、
何を思ったか、スコーピオンで前に蹴ったりと身体能力の良さを発揮していたが、
柏のディフェンスが良く、というか福岡の攻撃が単純で、
両者無得点のまま前半を終えた。
後半は頭からエジウソンを代えて太田を投入して来た。
とにかく、太田の頭を狙って、落としたボールを拾うつもりなのだろう。
が、柏は逆に落としたボールを拾い、前掛かった福岡のスキを狙い出した。
押し込み出したところ、千代反田の蹴ったクリアボールが中途半端に、
柏の選手に渡り、これを宇野澤に出され、そのまま前を向かれ、
シュートを撃たれ、決められた。
正直、福岡の選手もサポーターも終わったと感じた瞬間だったろう。
その後、このショックから立ち上がれずに、
まとまりを失ったチームを再建するリーダーとなる選手もおらず、
バタバタと後手後手になり、ここを勝負時を読んだのか、
右SBの波戸にヘディングで駄目押しを決められた。
さすがにアウェーでの展開は惨めだった。
せめて1点をと、こちらも終始座らずに応援していたが、
最後の精度に差があるのか、最後の最後で入らず、
意地も見せることもなく、ゲーム終了のホィッスルを聞くこととなった。
正直、悔しいという気持ちは湧いてこなかった。
第1戦で0-2という厳しい現実を付き突けられたせいで免疫も出来ており、
おまけに2試合で無得点。完敗としか云いようがない。
これからの帰宅までの道のりを考えると頭が痛くなる。
飛行機組や現地の方と挨拶をして、バスへ。
まだ帰って来てない人も結構いたが、バスの中は沈鬱な空気でもなく、
誰しも、バスで来るような人間なら、
最後まで見届けたから満足、と云った、
寧ろサバサバした雰囲気ではなかっただろうか。
バスは松戸にある、スーパー銭湯に寄り、汗を流し、飯を食って、
都内に入って、高速に入った。
バスの中は、サッカー以外のビデオを上映してくれとの要望があって、
普通のビデオが上映されていた。
なんとしてもベイブリッジからの夜景を眺めようと眠気をこらえたが、
やんぬるかな、目が覚めたら、東名に入る所だった。残念。
今度は、みんなお疲れで、3〜4時間おきの休憩になった。 海老名、浜名湖、三木、小谷、朝倉、伊佐という具合に回数も減った。 小生も休憩は全て外に出たが、バスに乗ってからはすぐに眠れた。
浜崎駅10:28-11:24(入口)-11:46鬼ヶ城山頂12:09-12:26(入口)-
十坊山入口(13:02)-十坊山登山道入口(13:11)
-十坊山南登山道分岐(13:16)-13:20十坊山13:29
以前から気になっていた山だったが、最近佐賀新聞社から出版された
「SAGAの山あるき」に載っていたので早速行くことにした。
運良く、筑前前原から快速に乗れて、浜崎はすぐだった。
浜崎駅を出て、東へ。途中から親切に表示板もあった。
が、これを頼りにし過ぎ、谷口集落に入った所で道に迷った。
とりあえず、現地民に聞くことにすると、現地民ではなかったが、
わざわざ現地民を掴まえて聞いて下さった。
道はしばらく行った所から続いているとのこと。
2万5千を見れば一目瞭然であった。
しばらく林道を登って行くと、城山への分岐。頂上まで40分とある。
果樹園から登って行くと、かなりの急斜面の連続。
さすがに息が切れる。377mそこらしかないが、2万5千を見ても分るように、
等高線が密集している。
登って行けば、いつか頂上に着くや、と云い聞かせながら、
途中に息をつきながら、なんとか頂上へ。汗が出て、寒い。人もさっぱりいない。
山頂は"それ"の跡なので、おにぎりを食する前に、散策。
かなり遺構は残っている。一通り見て、食す。
鏡山や唐津方向がやや霞つつも一望できた。
食し終え、三角点のある、二の丸?跡を見て、展望の開けた所から、
次の目的地、十坊山を見る。
感慨に更けることなく、すぐに、登って来た道を下る。
尾根を何本か伝うために迷い易く、急斜面を慎重に下り、
元の分岐に戻る。今度は、十坊山に向けてひたすら林道を登って行く。
果樹園が上まであるせいか暗くはない。不安になることもなく、
ひたすらに人の気配のない歩き易いアスファルトを進む。
しばらく行っても、十坊山の気配もなく、多少不安に駆られる。
人の気配もない。
20mばかり下の刈り取られた田んぼでは、
イノシシ2頭がこちらの姿に慌てふためいて逃げて行った。
雲行きも怪しい。ともかく、方向を見当し、歩む。
しばらく行くと、アスファルトも尽き、ジャリ道になった。
そろそろ引き返そうかと思いながらも、もう少し行ってみようと前へ。
辛抱の甲斐あってか、再びアスファルトに。合っているのか分らないが、
とにかく進む。小雨がぱらつき始めた。
ビニールテープをやっと見付け、一安心。
しばらく行くと、峠らしき箇所を過ぎ、地蔵があって、十坊山への標識。
やれやれ。合っていた。
ゴルフ場を右手に林道を進む。
植林された森を行くと、十坊山登山口。
整備された急斜面を上がって行くと、十坊山から白木峠への縦走路の途中に出る。
ここか、という具合に。
もうすぐに十坊山で、山頂は誰もいなかった。
おまけに雨が本格的に降り出した。
木陰でおにぎりを1つ食し、ザックカヴァーをして、
傘をさしたまま中村へ下る。
いつも十坊山は登るだけだったので、下りは少し新鮮。
下りばかりなので、滑ることに気を付け、一気に下る。
途中、台風のせいか倒木も見られた。
ある程度下った所で、以前とうって変わってコンクリート道になった。
しばらく行くと、登って来た人であり、今日初めての遭遇者と擦れ違った。
その先で左(北)へ行く土の道と右(南)へのコンクリートの道との分岐。
以前の記憶を頼りに、勇気をもって、土の道へ。
しばらく行くと、見覚えのある道で、途中、斜面を掘削中の現場を通り過ぎ、
中村に出た。
これからは今日のご褒美ということで、奮発して、まむし温泉へ。
時間もあるので、ゆったりと露天風呂で寛ぎ、
タオルと一緒に貸し出される、さむえのような、余り人に見られたくない格好で、
館内で読書することに。しばらく睡眠を読書をして、着替えて、
小雨の降る中、福吉に出て、電車で帰宅。
久々にチャリで糸島遠征。
西北西の強風吹き荒れる中、旧国道202号、202号をひたすら西へ。
まず、雷山麓の神籠石を撮影し直しに行くために、周船寺で左折(南下)。
付近にあるといわれる"それ"の跡はよく分らないままに、
遺跡群に突入。通り道にある平原遺跡を見る。
銅鏡が多く見付かり、現在は公園となっているが、
今は本当に何の変哲もない野っ原に近い。
すぐに目的地へと進む。若干、台地状なので傾斜があってきつくなった。
しばらく行って、右折(西へ)。
雷山入口である、三坂でとりあえず、チャリを下り、歩くことにする。
チャリをセブンイレブンに勝手に置かせてもらう。
チャリに乗っているだけでは、寒い。
しばらく歩くと、見覚えのある雷山バス停があり、
もう少し行って、神籠石への分岐。
不動の滝を見て、急斜面を登りきると、神籠石。
ここは、いつも暗いのか、撮影が難しい。
暗いために、デジカメの撮影時間が長くなり、手ブレを起こしてしまう。
一通り、北門を見て、南門も見に行く。不動池を過ぎて、南門跡を見る。
以前は気付かなかった、
列石を山の斜面に沿って、追いかけてみる。
満足して、再び来た道を戻る。
チャリが元の位置にそのままあるのかどうかが、
頭の中を駈け巡る。
三坂まで下って来ると、ちゃんとチャリがあった。
お礼に、缶コーヒーを購入。冷えた体を温める。
それから、10月に開館した、伊都国歴史博物館に行く。
12月28日まで無料なのがおいしい。
じっくりと観覧した。
予定通りに、高祖山に登ることにする。
前回同様に高祖神社からのコースを行く。
日没までの時間を考えると、そんなに余裕はない。
土塁の横にチャリを停め、あとは歩き。
高祖神社まで来て、以前はここに置いた記憶が蘇える。
ひたすら登って行く。体力的には結構疲労していて、きつい。
へろへろになりながら、やっとこさで下の城に着く。
すぐに上の城で、おにぎりを食すものの、立ち止まると寒い。
以前、見落していた石塁を見たり、叶岳への縦走路を少し行って、
"それ"の跡を探る。防空壕らしき穴が2つもあった。
また台風のせいか多少荒れ気味。
余裕があれば、叶岳で行く予定で来たが、時間的にも体力的にもそんな余裕はない。
とりあえず、下の城まで引き返し、さらに縦走路を北に第2望楼跡まで行き、
妙立(如意)寺の方への分岐に従う。正直、この道が正しいのか分らないが、
チャリを置いた土塁方面であることは確かだ。
しばらく下って行くと、その妙立(如意)寺。
周回歩道は、まだ続き、不安になりながらも、それに従う。
車道に出て行くのは確実だが、距離や時間の面では、
こちらのコースで行ければ短縮できるはず。
余り人気(ひとけ)のない道をしばらく歩くと、
高祖神社への道と合流。後は、バス停方向に進むだけ。
再び、チャリに跨がり、三雲遺跡を見ながら帰ろうとする。
が、場所をしっかりと把握してなかったためか、分らないまま通り過ぎた。
なんとか、日没前に波多江にある"それ"の跡を見に行こうと急ぐ。
場所は長年の勘から特定できたが、完全な民家なので撮影は回避。
プライバシーは守りたい。
仕方なく諦め、202号に出て、来た道を引き返す。
晩飯に、牧のうどんの波多江店には行ったことがなかったので、
是非とも行きたい心境だったが、日没前に少しでも距離を稼いでおきたかったので、
何回か食べたことのある今宿店に入ることにした。
いつもの肉うどんとちらし寿司も食うことにした。
見事に接客のおばちゃんの誘導に引かかってしまった。
頼んだ後に全部食えるだろうかと悩んだ。
結局、肉うどんの汁まで飲み干し、それは杞憂に終わったが、
どうも肉うどんの味自体に今日は満足できない自分がいた。何か違う。
腹も一杯になり、再びこぎ出す。寒く、且つ、苛酷だ。
西新辺りまで戻って来たところで、同方向のチャリとレース展開になる。
こっちはきついのにと、そうは云っても負けられないのでと、
なんとか唐人町ら辺で振り切った。
しばらく行って、大濠公園を過ぎた辺りで、また違うチャリとレースになった。
ゆっくり走りたいのに。と、そうは云っても負けられないので、飛ばす。
赤坂までの堀端だけでレースは終了。その後は挑戦者も出ずに平和裡に帰宅。