塚本、川島-セルジオ-千代反田-アレックス、大塚-篠田-米田-宮崎、
福嶋-ベンチーニョ。
平日ともあり観客は少ない。19時キックオフとはいえ、
まだまだ猛烈な残暑で中3日の試合ともなると体力的にはかなりハードであろう。
試合は、トップに預けサイドに散らす山形に対し、福岡はタメが作れないので、
カウンターからしかチャンスを作れない。
福岡の2トップがベンチーニョと福嶋であることの影響だろう。
林でないとポストプレーはなかなか出来ない。だが、スピードを求めるなら福嶋。
結局、アレックスのコーナーキックに対して相手GKの弾いたボールに川島が合わせ、
先制した。前半は何回かチャンスはあったが、厚みのある攻撃とは云えず、
1-0で折り返すことになった。今日の出来なら、上出来な結果だろう。
後半になっても選手交代はなく、そのまま。
試合の流れは若干福岡ペースだった。
ここで連戦の疲れの見える篠田に代えて原田を投入し中盤をてこ入れ。
その後、福嶋→林と代えるが、試合は体力消耗戦のまま、
ただ時間を浪費していった。特に山形は、後半は体力的にも厳しかったようだ。
終了間際にゴール前でGKがいない所で相手に持たれたが、
千代反田がこれをなんとか防ぎ、なんとか勝ち点3を得た。
ビュートで有名な鷹ノ巣をやることにした。
そこそこの難度だと本にあるので坂Mさんを誘ってみたが、
最後の最後で天然壁に持って行かれてしまった。
結局、単独行で行くことになった。ルートは吉塚-新飯塚-田川後藤寺-彦山
というオーソドックス。彦山駅にまだ10時前というのに日差しがかなりきつい。
熱中症には注意したい。
しばらくしてバスに乗り込み、終点の豊前坊まで行く。
同乗客に外国人×2がいて、
その2人とは他人であった登山予定のおじさんが、
列車からバスの中まで親切に日本語でいろいろと話しかけていたが、
おじさんは英語を全くしゃべらなかったために、
外国人は片言の日本語でなんとか意志を伝えることは出来てはいたが、
奥さん?に日本語で表現するのが難しいと言っていた。
豊前坊で下車し、準備万端になり、いざ出発。
初めて見る、一ノ岳にやや感動。本を頼りに歩いていると、
道を行き過ぎていることに気付き、若干引き返し、林道に入る。
帰りによく見たら小さな板がぶら下げてあった。
薬師峠を越えてしばらく行くと一ノ岳入口。
後ろからオフロードバイクが4、5台来て峠を越えて大分側に去っていった。
人がそんなに来るところではないようで若干荒れ気味の道を登る。
頂上まではそんなに距離はなく角度はそこそこあるが、
ロープ、鎖に類は必要ない。
しばらく我慢して登ると、あっという間に頂上。頂上はなかなか広い。
英彦山の東側が臨める。すぐさま、二ノ岳へ。
急な下り坂を下りたりして、鞍部に出て、そのまま二ノ岳へ。
途中左手の壁に伝うロープを持たないと横に落ちそうな狭路があるが、
注意を要するのはそこだけで、すぐに二ノ岳頂上。一ノ岳が見えるが、
これから行く三ノ岳は木々でよく見えない。
本にはルート探索や岩場で経験者でないと、と書かれてもあり、
ここ二ノ岳で十分休息をとる。おにぎりを食し、さらにウィダーる。
気合いを入れて下り始める。痩せた尾根伝いの道でビニールテープだけが頼り。
何度か迷いそうだったが、テープのお蔭で難無く行けた。
三ノ岳直下で急にテープの気配がなくなり、垂直に近い壁面に出た。
これを登るのか?と、いろいろルートを探したが無理なよう。
なくなく諦め、別のコースを探すと、
正しい道は三ノ岳を東側から巻き込むように続いていた。
一安心してコース通り行くと、ロープ場の出現。
極力ロープを使わず、軽く触れる程度で、足掛りを確保しつつ、
ボルダーの経験を使い、横になったりしながら、
極力手の力を使わずに足で登って行く。幸い、岩盤は堅く崩れそうにない。
約20mくらい登ると、あとはロープもなく、足で進み、
北西の方向にしばらく行くと、
最高点でないところに頂上があった。
同じ道を斜面を向いて、1歩1歩足掛りを確保しながら下る。
正直、期待以下の斜面だったことは否めない。
野峠まで縦走路があると聞いていたが、元の道とは反対側にしばらく行くと、
赤のビニールテープがしてあり、その後人のそんなに通る跡ではないが、
テープがかなり親切にしてあるので迷うことなく、進んだ。
倒木などで手掛りがない場合があったりしたが、ゆっくりと気配を嗅ぎ分け、
ビニールテープを見付けて行く。途中、イノシシらしき物音に動揺したが、
アミノバイタって(試験的に他社製品も摂取)落ち付くことにした。
初めての道で誰にも会わず、心細くはあったが、まあなんとか野峠に出た。
最後車道に出る箇所は反対側から登るには、あまりにも見付けにくい入口だった。
野峠で休息後、
余裕があれば犬ヶ岳方面に出て求菩提山から下りるつもりだったが、
豊前坊に国道500号(九州自然歩道)をひたすら歩くことにした。
鷹ノ巣の北斜面を歩き、途中ものすごく冷たい水が湧いており、おいしかった。
豊前坊に戻ると高住神社で水を採取しに来た人が目立った。
ここでおにぎりを食し、九州自然歩道をひたすら別所駐車場方面に行く。
一時、雲が出て来て、寒けすらした。
銅の鳥居に出ずに参道に出て、上仏来山への道を聞いたら、
親切に教えていただいた。石の鳥居から山に向かって右へひたすら行き、
九大の施設の入口の脇の石の橋を渡り、しばらく行くと木の看板が出ていて、
安心して前へ進んだ。近いと思っていたが、かなり頂上までは遠く、
半信半疑で登っていくと、噂通りの祠があり、頂上であることの板もあり、
安堵。温泉につかる時間を考えるとバスの時間までないので、慌てて下る。
途中、標識である木の板の裏にあった古い標識を見ようとしたら、
ツルが切れてしまい、仕方なく下に置かせてもらった。
せっかく道を教えてもらったのに、その恩を讎で返した気がして、
かなり後味が悪かった。ともかく急いで、「しゃくなげ荘」に行ったら、
バスの時間まではかなり余裕があった。
「しゃくなげ荘」は靴で溢れる程で、ちょうどピークだったらしい。
脱衣所の手前のロッカーで脱衣し、浴室に入ると、
なるほど鏡の前は占拠されていた。
露天風呂に回ってみたが、どうも熱く、とりあえず涼むことにした。
しばらくして戻るとだいぶいなくなっており、
30度以下の水で体をクーリングしまくった。
上がって着替えようとしたら、嘘のように脱衣所は人がおらず、
ロッカーの前で全裸状態で少し場違い的な雰囲気を感じつつ退出。
バスまで時間があったので、ついつい気を良くして、
観光酒造
で純米吟醸酒を購入。
バスに乗り、彦山駅でダッシュで田川後藤寺方面に間に合ったは良かったが、
九郎原のトンネルに人が進入して警察沙汰になったようで、ダイヤは遅延し、
新飯塚駅から吉塚駅までかなりの時間を掛けて到着する羽目になった。
鷹ノ巣三ノ岳上から、
下から
8時10分の天神発でバス移動。そもそもバスで行くつもりはなかったが、
2枚切符の片割れが金券ショップには出回ってなかったのが誤算だった。
とにかく90%寝て、勘を頼りに「橘通り1丁目」で下車。
ユースホステル(以下YH)が県庁のすぐ近くにあったのを根拠としたが、まさにビンゴ。
「デパート前」「宮崎駅前」まで重い荷物を運ばずに済んだ。
荷を軽くして、いざシーガイアへ。
バスのコースは昨年のマラソンコースとは違う道を行ったようだ。
途中、名前がすごく気になるバス停があったが。
最後までいて、中心部に戻り、「冷や汁定食」を食す。
YHでの同部屋に、バイクで1ヶ月以上とか、
札幌から来ていて、明日韓国岳に行きたいが、天気が心配とか、
話題が豊富で1日目は良かった。
出来れば、サボりたかったが。
会場を昼下に退散し、「宮崎駅前」でシーガイア方面に向かうバスを待つ、
谷Gさんを見掛けたが、気が付かなかったとか?
「デパート前」で「池内」に行くために四苦八苦した。
宮崎交通は路線図をバス停に書いてくれないけん、
土地勘のない人間にはきつい。観光で稼ぎたいなら、どうにかすべき。
まあ、ともかく、現地人に聞いて、なんとか行けたが。
今回の1つ目は、なかなか期待以上だった。
バスで折り返し、「宮交シティ」まで行き、清武に行こうと企てるが、
ここも説明不足で多少面倒な思いをした。
清武に着き、役場で"それ"の位置を確認し、適当に歩いて行く。
日没との勝負である。全く案内板もない中、手前で石の案内を見付け、
安堵して登る。最後の最後で扉が閉っていたが、簡単に開くものやったけん、
お邪魔する。
すぐに下ると、信じられないくらいのタイミングでバスが来た。
「橘通り1丁目」で下車したところで、「もも焼きセット」なるものが目に付き、
やきとり屋らしき居酒屋に入り、その「もも焼きセット」を頼む。
ビール片手にジュージューいっとう脂ののったもも焼きは最高だった。
"それ"を回り、かなり水分不足だったせいか、酔いの回りが早い。
その後に冷や汁を頼んだが、これがなかなか出て来なかった。
出て来たのは、昨日と違い、味噌ベースだった。
勘定後に冷や汁に関して、昨日のものとどっちが美味かったか聞かれ、
昨日のノーマル?が本音だったが、「どっちも美味いっすよ」と、
さらにもも焼きも誉めておいた(こっちは正直な気持ち)。
お疲れモードでYHに戻ると、今日来た同部屋の人間が一升瓶の箱を見せて、
夜飲まないかと誘って来た。生憎、こっちはそういう精神状態でもなく、
やんわりと断わっておいた。
しかも会話がどうもしっくり行かない感触もあったし。
結局、3人で飲むらしく、飲む人間は8畳くらいの部屋に布団を敷いて、
小生は20畳の部屋に1人で寝れた。
2時過ぎに吐瀉する為か、らしい音が聞こえた。
賢明な判断だったと改めて実感した瞬間だった。
ばらまいておいた餌は食い付かれた。
ネタ振り成功。ブドウ糖で遭難を回避。
師と牧Nさんと合流し、酒屋で焼酎を物色。
富豪的な買い方をする牧Nさんは格好良かった。
模倣しようとは思わないけど。その後、
繁華街にて、飲まない予定で飲み屋に入る。
今日も「もも焼き」と「冷や汁」。鷄の刺身も結構イケた。
ビールか焼酎ロックがあれば最高だったろう。
YHは今日から個室に移れた。素直に嬉しい。
マラソンコースを部分的に走ってくれたバスに感謝。
2番目に出来の悪い発表だった。良かったのは時間くらい。
OHPの色についても、色に溺れた結果、選択をミスったようだ。
とにかく、全く満足感もなく終了。
午後から引き上げ。バスまでの時間潰しにコテージ前まで歩く。
おかげで150円節約に成功。
宮崎駅で乗り換え、空虚感を伴ない佐土原へ。
佐土原駅で下車し、駅前にあった地図と事前計画の記憶を頼りに西へと歩む。
雨の中、容易に見付からず、工事現場で聞いても、はかばかしい返事が得られず。
教えてもらった、だいたいの道順を行けども気配を感じんけん、
ゴルフ場で聞いたら、かなり西の西佐土原とのこと。
教えてもらった道を行き、バスの走る国道で、コンビニで聞いても、
バスに乗るのが無難なよう。しばらく歩いて、ローカルバスに乗り、
西佐土原下車。適当に勘を頼りに歩き、弁当屋で確認して発見。
再現された屋敷は16時で閉館していた。少しがっかりさせるものではあったが、
第1目的は閉館など存在せぬから一安心なはずである。
すぐ裏手にある山に続く道を行く。多少、薮化して心配。
工事中の人達に聞いたが、色良い返事はない。
ここも適当な勘を頼りに行くと、しっかりした表示があった。
先程の雨で歩きにくい部分もありながら進む。
どうも1回整備してから(5年以上も前に?)、ほったらかしのようで、
倒木はあるは、蜘蛛の巣は当たり前。
おまけに雨のせいで白のパンツを履いていたことを後悔。
おかげで踵部分はもちろんかなり汚れた。
遺構としては素晴しかったが、整備されていたら、
もっと良い印象を持っただろうと残念に思う。
到着時に調べておいた時間までにバス停に戻り、佐土原駅まで引き返す。
駅では颱風による大雨で延岡方面で電車が大幅に遅れたらしく、
かなり待たされ宮崎に戻った。
さすがに冷や汁ばっか食っとたら金ももたんけん、
昨年行った天国ラーメンに行った。
冷房直下でものすごく寒かったが、麺は記憶の通り、美味かった。
都於郡に行くべくバスで1時間くらいかけ西都原へ。
西都原バスセンターに着いてユースパス(所謂1日乗車券の学割版)
を買えば安く乗れたことを知る。
とりあえず帰りの分も何十円か得するので購入。
バスの中で宣伝してくれよと内心つっこむ。
まあ、バス会社としても使われると損をするから、
なるべく衆知にならないようにしているのだろう。
都於郡へのバスは帰りを考えると絶望的だった。
隣のタクシーで"どのくらい掛かるか"距離を聞いたら、片道2000円と。
10kmと。4000円ちょいしかない財布では不可能やし、払うつもりもない。
とにかく走って行くかと思い、しばらく行くが、炎天下になり、
しかも道がさっぱりと把めず、断念。
仕方なく西都原古墳群を観に行く。
しばらく歩き、坂道を登り切ると、広々としたところに出て、
前方後円墳が見え出した。
初めこそ、そのものに感激したが、どこへ行っても前方後円墳で、
その数に圧倒された。
この西都原古墳群は風土記の丘に指定されているが、
ここも九州自然歩道が横切っていることは、
田嶋氏
の本で知っていたが、実際に歩くとその雄大な規模に少し感動。
炎天下の中、いまいち説明地図の少ない中歩き、
資料館を見付け損ね、男狭穂塚・女狭穂塚(宮内庁管轄)を通り過ぎたところにある、
観光案内所で聞くと、無料でチャリを貸してくれ、親切な説明を給わった。
とりあえず、唯一の方墳(171号、陪塚)を見て、170号、169号を見て、資料館へ。
一通り見て、建設中の博物館の横を通り、遠隔カメラで中を見たりして、
鬼の窟へ。ここでの最後の首領の物とか。
その後、いろいろ見て、最後に13号の中に入り、観光案内所に戻ると、
ボランティアのおばさま達が昼飯休憩で市街地に出るついでに送ってくれるとのこと。
ありがたや、ありがたや。バスセンターで下ろしてもらい、
次回都於郡に行くために、この西都原に再来することを誓う。
宮崎市内行きのバスで戻り、まだ時間的に余裕があり過ぎるのと、
せっかくのユースパスを購入したのとで、途中下車して重い荷物を持ったまま、
宮崎神宮にお参り。高額な"お守り"の購入を敬遠し、宮崎駅へ。
西鹿児島行きの"きりしま"に乗り、いざ鹿児島へ。
西駅は新幹線の為に駅舎を造っていた。
こともあろうに、どっかを真似して観覧車をビルの上に建てるらしい。
路面電車で涙橋で下車して、祖父のいる病院へ。
初め、誰か分らず、祖母に聞いていたようだが、やっと思い出したようだった。
病院をしばらくして出て、祖母と叔父とで、騎射場にある、
居酒屋で創作料理を焼酎を飲みながら食す。美味かったことは美味かったが、
値段は少しぼったくられた感があった。
指宿枕崎線は山川以降実に本数が乏しい。
そのへんを上手くやりくりしたいところ。
まず、西鹿児島を出て、宮ヶ浜下車。
記憶の中の地図で探すとバス停の名前は、まさに"それ"なのだが、
"それ"を示す標識も何もない。小高い山やけん、まあなんとなく判断出来良かった。
軽く登り出すと線路。踏切も何もない。轢かれ放題だ。
辺りの気配を窺って渡り、渡る。まず、本丸跡と云われる神社へ。
余り満足出来ずに下ってみると曲輪の跡がしっかりと残っとう。
鼻息を荒くして、薮漕ぎ。人が滅多に来ないのだろう、蜘蛛の巣と薮をかき分けて、
予想以上の満足を得た。すぐに駅に戻り、とりあえず山川駅まで。
日本最南端と書かれてあったが、もう"ゆいレール"に抜かれたはず。
敢えて云うなら"内地最南端"と。
しばらく待って枕崎行きに乗車。開聞岳を南に仰ぎ見て、
標高が高くないにも関わらず、孤立したその雄大さに惹かれないわけにはいかない。
西頴娃駅下車。"それ"への道を探すが、気配を感じない。
コンビニで聞いても、全くさっぱり。とりあえず、頴娃駅まで歩いてみたが駄目。
最終手段として、目の前にあった交番で聞いてみると親切に教えてくれた。
ただ車慣れしているのか、歩きの最短ルートの教え方は拙い。
こっちからツッコミを入れたくらいやから。
とにかく、県内の人間でも滅多に来ないとのこと。
確かに鹿児島県は余り"それ"に関心がないことは実感しているところだ。
だが、逆に観光化されてなくて良いのかもしれない。
ここは戦国時代のまま残っているという風であったから、
なおさら人災は避けたいわけやし。
自信を持ってアスファルトを歩いて登って行くと、ゴミ焼却場を通り過ぎ、
しばらく行ったところに"それ"はあった。
多少薮化してあったが、かなり親切に標識があったりして、なかなか評価できた。
まず、その規模に度肝を抜かれた。
遺構の残り具合も文句の付けようのないくらい素晴しい。
鹿児島、万歳。
麓まで颯爽と歩き、1日でも滅多に来ない指宿駅行きのバスに予定通り乗車。
山川駅で下車して、再びJRへ。南鹿児島駅で下車し、祖父の待つ病院へ。
今日は初めから分ってもらえた。祖父の横の患者は頭はかなりクリアなようだ。
逆に辛いだろう。
祖母と叔父とでうなぎを食す。昼食を抜いただけあって美味い。
またもや1人で墓参り。
今度は風もなく線香に着火できたが、
焼けた新聞紙の灰で墓の敷地を汚してしまう失態を犯した。
祖父方と祖母方を参り、高見馬場まで歩き、路面電車で病院まで。
祖父が寝るまでいて、おまけに隣の患者の小父さんが、
トイレのトイレットペーパーの残りが少ないと云うので要求に応える。
家に戻り、昼食を摂り、叔父さんに西駅まで送ってもらう。
普通電車で川内下車。ほとんど跡のない"それ"の碑を撮影。
満足感に浸れない。すぐに駅に戻り、普通電車で野田郷下車。
予想通りコインロッカーもないけん、重い荷物を持って、約3km北上。
野田郷は武家屋敷の雰囲気が残っていた。国道に出たところで、
勘を頼りにビンゴ。碑は立派だが、それだけだった。
また引き返す。駅前は、地域の祭が始まったらしく、大勢の人だった。
普通電車で出水に出て、特急に乗り換え。出来れば着替えたかったが。
ひたすら読書して到着。
西鉄バスの100年切符(1日乗り放題2000円)を利用して日田へ。
途中のバス停で降りる、要領のさっぱり分っていない乗客にバスの運転手がキレてた。
キレるだけの同情の余地は多いにあった。
予定通り、昭和学園前で下車。月隈公園はすぐ近く。
多少住宅地を走る道に迷いつつ到着。
一通り探索を終え、花月川を渡り、慈眼寺公園へ。
階段を登り、一通り探索。若干薮化気味。
市街地へ向けて歩く。しばらく行って、県立日T高校の目の前を通る。
学歴詐称していないかチェックしようかと迷う。
"それ"を求めて大山神社に登って、札所で聞いてみたが、さっぱり。
気配がする方向へさらに進み、また参拝していた人に聞くがさっぱり。
本を見るとどうやら山違いなようだ。1つ北の山か。
元来た道を引き返し、日T高校から直線に伸びる道に戻り、
自宅の木をいじっていた夫婦に聞くとビンゴ。
目的地にはすぐに着いた。やれやれ。ただ、亀山公園に行って、
目的の玖珠方面の列車に乗るには時間的にもそんなに余裕はない。
目的を果たし、勘を頼りに亀山公園に向かう。
線路を横切り、国道に出たところで迷ったが、ここも第6感をフルに活かし、
正しい道を進む。亀山公園でも、早々と目的を果たし、日田駅に。
豊後森で下車。ひたすら北上する。バスも便が少なくて始めから期待しない。
城下町らしき通りを抜け、三島公園。ここから角埋山へ。
日生台の方から砲撃練習でもしているのか、ひっきりなしに、
爆音が聞こえる。雷鳴に聞こえて、なんとも精神的によろしくない。
途中までは目隠しでも行けそうなハイキングコースだったが、
しばらくして薮になり始め、
最後はほとんど踏み跡も分らないようなサバイバルコースだった。
なんとか挫けることなく車道からの道に合流。"それ"は目の前だった。
津和野と同じような具合で残っていて、感慨深い。
展望台からは、硫黄山の煙まで見え、九重がやたらと恋しかった。
その右には万年山やこれから登る伐株山が見えた。
車道を下りかけて、ふと、頭に触れると、
サバイバルコースを行った時の物か蔓系の植物がからまっていた。
誰にも会わず、恥ずかしい羽目に会わずに済んだ。
かなり怪しまれたろうと想像される。さっきのサバイバルコースを回避し、
車道を悠々と下る。多少遠回りだが致仕方ない。
元来た道を駅の近くまで引き返し、そのまま南下。
筑後川(名称は源流なので違うかも)を渡り、国道210号に出た。
ここを東に行き、標識に沿って伐株山の麓まで。
麓には九州自然歩道の標識があった。
しばらく車道を登ると九電の施設を通り過ぎた辺りに、入口が。
頂上まで1.5kmと。20mくらい登ると1.4kmと。
メサ状の山なのでひたすら登りだけ。ある意味効率の良い山である。
途中、若干薮化していたが、さっきのに比較すればなんでもない。
あっという間に卓状に出た。北に開かれた景色は素晴しい。
さっきまでいた角埋山も一望できる。遠く、古処山から英彦山、犬ヶ岳も見渡せた。
頂上と覚しき所へ向かう。途中に標識があり、電波塔のある方向に向かう。
が、標識に削られたような跡があり、頂上もいまいちはっきりせず、
不完全燃焼でプスプスいった状態。九州自然歩道を少し偵察することにした。
標識通り行くと薮で行き止まりかと思ったら、一応掛き分ければ道はある。
道が見えんけん、頭からつっこんで歩く状態で進む。
頭よりも高いカヤの中をしばらく進むと左足が沈んだ。
カヤに覆い隠され、道を踏みはずしていた。崖でなくて本当に助かった。
これ以上行ってもヤバそうなので、引き返す。
元来た道を引き返すと、途中歴然と残る"それ"の跡。
しっかり駄目デジカメで撮影したはずが。。。
卓状は風が強く17時近く寒い。早めに下ることにした。
軽く下り、筑後川を渡り、温泉旅館で"日帰り湯"が出来るか聞いたが、
"日帰り湯"という単語に耳慣れないようだ。しかも宿泊のみと。
一応親切に日帰り湯出来るホテルを教えてもらった。
が、教えてもらった
望山荘はなかなか見付からず、諦めて駅に戻り掛けると発見。
なんと200円という安さ。ここでも"日帰り湯"という単語は存在しなかった。
駅近くのスーパーで稲荷寿司を購入し列車の中で腹拵え。
日田駅で下車し、バスに乗り博多駅まで。
今回は期待しないとんだハプニング
にも巻き込まれずに済んだ。
水谷、川島-千代反田-藏田-アレックス、宮崎-原田-米田-古賀、
林-ベンチーニョ。
3-4-4で臨んできた札幌は、前半は福岡のサイドからの展開を警戒したのか、
両ウィングが攻めて来ず、中盤で支配したのは福岡で、
札幌はアンドラジーニャをトップにしたカウンター狙いのように窺えた。
福岡も攻めるものの決定的なところまでは行かず、
FW林もいまいち動きが良くなかった。
30分過ぎに古賀のクロスが相手DFの足にカットされ、これがGK藤ヶ谷に転がった。
これにつめる福岡の選手もおらず、藤ヶ谷は余裕を持ってこのボールを掴んだ。
おやっと思いはした。
しばらく間を置いて、レフェリーのホイッスル。
状況から考えられた予想では、バックパス。
まさにその通りで、札幌にしては酷な判定だった。
ゴール前8mの間接FKに対し、札幌は11人でゴールマウスを塞ぐ。
えてして、こう云う展開で点は期待出来ない。
思いっきり叩いて相手に跳ね返ってそのままゴール、が理想的か。
このFKを原田が軽く蹴り、ベンチーニョが掬い上げるように蹴ったボールは、
クロスバーを叩いてゴールに入った。一瞬、ふかしたように見え、
周りの観客の反応から遅れた。
楽に1点を取れて、これからの展開がだいぶ有利になった。
後半になると札幌は前掛りに攻め始め、中盤でも支配するようになった。
が、単純な放り込みは今の福岡のDFには通用せず、
時折見せるDFの裏を狙ったカウンターから、チャンスを把んでいった。
これに対し、福岡はCBの千代反田、藏田が抜かれても、
SBのアレックス、川島が最後の最後のところで守りきっていた。
心配なのはGK水谷だった。前に出て来るのか来ないのか躊躇するし、
ファンブルしたりで、試合勘が戻っていないのか。
怪我で出られない塚本に比べれば安定感に欠けた。
その後、宮崎に代えて出て来た平島が果敢に勝負を挑むシーンは、
J1時代を彷彿とさせ、観客を魅了した。試合は4分のロスタイムを難無く過ごし、
1-0で終えた。
終了直前にベンチーニョに代えて宮原が入ったが、
交代が気にいらなかったのか、
ベンチーニョは叱られた生徒のように下を向いて、
とぼとぼと直線的に控え室に引き上げていった。
ヒーローインタビューはベンチーニョだったようで、呼びに行ったものの、
姿を見せず、代わりに危うかったGK水谷が完封ということでインタビューされた。
水谷、川島-千代反田-藏田-アレックス、宮崎-原田-米田-古賀、
林-ベンチーニョ。
4位、5位の直接対決で、甲府もここ最近は調子も良く、
博多の森はピリピリとした良い緊張感に包まれていた。
1トップにとにかく預けて展開しようという甲府に対し、
福岡はワイドにサイドから切り崩して行く。
先制点はボランチの米田が右のスペースに出したボールを、
宮崎が右コーナー付近でキープし、DFをドリブルでかわし、
エリア内に侵入すると相手DFのマークがズレ、
クロスをベンチーニョがドフリーで決めるだけで良かった。
その後、前半終了間際に、終始前からチェックにいっていた成果が出た。
左SBからGKへのバックパスに宮崎が詰め、ジャンプすると、
見事にGKのキックしたボールが脇腹に当たり、跳ね返って、
良い角度でゴールネットに吸い込まれた。前半終了して2-0。
文句の付けようのない良い展開である。だが、2点差ほど恐いものもない。
後半は甲府が前掛かりに来るかと思われたが、前半とメンバーを多少代えただけで、
守備の形を崩してまで無理に攻めずに、流れはさほど変わらなかった。
次の1点がどちらに入るかで勝負は決っすることは確かであった。
福岡はベンチーニョの絶妙なパスを、
オフサイドラインぎりぎりで抜けたFW林がGKと1対1になった。
が、GKの動きを見過ぎたためか、シュートを放つタイミングを逸っし、
GKに阻まれ、嫌な雰囲気に包まれた。その後、試合は膠着した。
そして30分過ぎに、DFラインにいたアレックスから、
前線に30m級のグラウンダーの最高のスルーパスが出ると、
宮崎がキープし、中へ入って来た、林に軽くパスを出すと、
林はエリア外ながら豪快にゴールのバーの左付近に蹴り込み、甲府を突き放した。
その後、3-0という余裕の展開に安心感を覚えたのか、緊張が緩み、
信じられないようなミスからピンチを迎えたが、
DF藏田とGK水谷のスーパーセーヴでなんとか3試合連続完封勝利をあげた。