小金城を本城とする高城氏の家臣平川若狭守が城主であったと推測されている。(現地案内板より)
現在は増尾城址公園の一部分に遺構が残る。
東西に長い三角形状で、大まかに2つの曲輪から構成される。
東側の三角形の曲輪と西の四角形の曲輪(左1,2画像)の間は土塁と空堀で仕切られて(左3画像)、
どちらも北側には土塁があり、さらにその下側に横堀らしい跡がある(右端画像
)。
西側の曲輪の南端には、櫓台の跡も残る。
相馬胤綱の次子土気太郎(または土気三郎)の城であった。
その後、大関城主の畠山六郎重康が居城していたが、
長享元年(1487)千葉氏の重臣原氏の援助を得て、
中野城主酒井定隆が落城させ、本拠を移し、城主となった。
4代目胤治の時に原氏や東金の酒井氏も北条氏に従う中、抵抗を続けたが、
永禄10年(1567)に北条氏に康治を人質として帰順した。
康治は5代目城主として、天正18年(1590)には小田原城に籠城し、
小田原城の落城とともに、浅野長政に明け渡した。
現在、日本航空研修センターの後に介護施設となっており、
中に入ることはできない。
が、土気駅から向かうと、
物見台のある西の辺りからは城下町らしい雰囲気がよく残っている。
本丸、二の丸にまでに3本の空堀があり、木々が生え藪化しているが、
見ごたえがある。
千葉氏の祖、平忠常が築城、常廉・常重親子が大治元年(1126)に千葉に移るまでの居城という。
土気城城主の酒井氏の支城と考えられている。
(房総の城郭より)
チバリーヒルズ(ワンハンドレッドヒルズ)の南側に位置する。入口の看板もなく、公園内を推測をつけて登ると、
4郭に分れた城跡の一番東側�験圓暴个拭�
竹藪だらけで南側をただ西に行くと、
これまた竹藪の空堀があり、�軍圓箸覆襦�
その西側にある�恭圓箸龍�堀は深く、よく残っている。
その�恭圓寮沼Δ砲笋篝�くなった空堀があり、
I郭があり、石碑が立っている。I郭と�恭圓龍�堀からそのまま南側へ下る道があるが、
民家に向かうようで立ち入り禁止になっていた。
城址よりもチバリーヒルズの方が異様で印象に残ってしまった。
歴史的な背景は分かっていない。
現地案内板に依れば、享徳元年(1452)10月城内火防の守護神として、
愛宕神社を勧請したと伝承され、
神社付近から明応9年(1500)在銘の板碑や墓塔・人骨が出土している。
台地上に展開していたようであるが、住宅地化に伴い、
愛宕曲輪や城之内曲輪を残して消滅したようである。
愛宕曲輪が本曲輪と推定され、東南方面は崖で、北西・南西方向に土塁がある。
南西部は空堀に土橋で城之内曲輪と繋がる(最左画像)。
城之内曲輪の南西部の空堀はよく残っている(中央画像)。
また台地の南西部の崖に切岸らしい跡が残っている(最右画像)。
酒井小太郎定隆によって大永元年(1521)に築城された。
その後天正18年(1590)まで、隆敏、敏治、敏房、政辰の5代続いた。(現地案内板より)
本漸寺の裏手にある山に遺構があるが、かなり藪化しており、
南東部しか見られなかった。
曲輪と曲輪の間に空堀があるが、それ以外の遺構は容易には確認できない印象を受けた。
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