反芻堂本舗2007年弥生

3日 4日 11日 18日 21日 24日 25日 27日
  • 平成19年3月3日(土)

    湯河原・山中・箱根

    前日に18切符を買っておいたので、橋本駅では検印してもらうだけ。 相模線は長い。茅ヶ崎で乗り換えの間隙を狙っておにぎりを買うつもりだったが、 5分しか余裕もなく諦めて湯河原まで。 ザックを持った人達が湯河原駅下車した。同じ目的地のはずもないが。 どうやらバスで彼らは行くらしく、梅でも見るのか? 食料を調達し、一路、城山へと。
    土肥氏の菩提寺である、城願寺に寄る。 城山への道は舗装されているが、始めはかなり急斜面。 息が上がるが、ここを堪えると後は楽。 ひたすら登っていると、前に団体を見付け、抜いて行く。 尾根に近づいたところで、抜きかけた団体のおじさんに速いなと。 いつもやってますからと、返し、前へ。 やっと舗装路から離れる。どうも足に先週の痛みを感じ出した。 公園内に入り、しばらく行くと、傾斜が始まり、明かに土塁や堀切、曲輪の跡。 撮影は復路にするつもりで、とりあえず頂上へ。
    頂上に着くと、1グループいて、 さらにちょうど反対側からもう1グループやってきた。 真鶴半島が突き出している様子が霞んで見える。 狭い頂上は占拠され出し、写真撮影も始まった。 適当な所に腰を降ろし、おにぎりを1つ食べ、下る。 縄張り図と比較し、撮影しながら下る。 遺構を抜ける辺りで、先程のおじさん達が登って来た。 もう引き返しかと。次はどこに行くのかとも。 三島に出て、山中城に行くと言うと、 擦れ違い際に、グループの1人が、「障子堀」だなと。
    やはり足の調子は悪い。非舗装路の急斜面の下りが一番堪える。 湯河原駅まで戻り、改札を抜けると、すぐに下りの電車が来た。 三島駅で下車。バス停で箱根方面のダイヤを調べると、 50分待ち。観光案内所で調べると旧東海道が残っていた。 待つくらいなら歩けということで、足の痛みが気になったが、 構うことなく、三島大社へ。 桜が咲いているのか、多くの参拝客がいたが、通り過ぎただけ。 コンビニで食料を調達し、旧東海道を歩む。
    しばらく歩くと、愛宕坂で松林があり雰囲気は良かったが、 石畳の道は歩きにくい。 松林が終わり、工事中の道を過ぎた所で、 前方から歩いて来た、おじさんが話しかけてきた。 どうやら、日本橋から京都まで行くらしく、 誰かに話しかけたくてたまらないらしい。 裏がゴムの足袋のような物を履いていた。 3日目とのことだが、まだまだ長そう。
    足の痛みが気になるが、ひたすら。 時折、三島へ下って行く人がいる。さすが東海道。 下長坂は急斜面で足が痛い。上長坂は当時が再現されていた。 しばらく行くとやっと山中城址。
    本丸は後に取っておいて、まず岱崎丸。 鎧を来た人達がいて何か撮影していた。 遺構がすごい。堀は深く、よく管理されている。 とりあえず一通り見て、本丸の方へ1号線を渡って行く。 宗閑寺で北条、豊臣方の両将の墓前で拝み、城内へ。 西ノ丸に名物「障子堀」があった。 他の空堀も凄く、完全な要塞のようで、どうも馴染めない。 本丸と北ノ丸の間の堀が唯一、他でも見られる山城ぽく、 妙に安心した。バス停に出て、しばらく待ち、箱根へ。
    箱根峠から臨む芦ノ湖は、さながら北欧に来たかのようだった。 北欧には行ったことはないが。 箱根町で降りる。 駅伝の往路のゴールがすぐに分かり、感慨深くなる。 その感慨を持ったままに、 箱根駅伝ミュージアムに入館。 さすがにデータは豊富。土産物屋には、これっと云った物が見付からず、 そのまま外へ。関所へ。何故か土産物屋の中を通って、関所跡へ。 まだ工事中の部分もあり、残念だった。足を引きずりながら階段を登り、 しんどかった。 やや肌寒かったが、温泉も見付からず、 仕方なくソフトクリームを食べることにした。 今日は、中華杏仁味で。確かに、その味だった。
    食いながら、バスを待っていたが、韓国人観光客が多かった。 始発且つ先頭に並んでいたので、余裕で座れた。 駅伝のコースを下る。テレビの中継で見た所で、 おおっ、って具合だった。それにしても、 想像以上に長いし、高度差はかなりあった。 それでも、1回くらい走ってみたくもある。 小湧園周辺でバスは座れない人までいた。 箱根湯本駅で大半の客が降りた。 小田原に近づくと、小田原から石垣山、さらに早川駅へ歩いた道で、懐しかった。 小田原駅からはJRで茅ヶ崎駅乗り換えで帰宅。
    18切符:1280+400+950=2630円

  • 4日

    津久井

    チャリで多摩境を経て、町田街道を北上し、 国道413をひたすら津久井湖へ。 城山公園の南側にあるパークセンタへ行きたいが、案内板がない。 かなりの急斜面を登るかどうか迷い、途中に休憩を入れて登って、峠を越すと、 入口を発見した。チャリを駐車して、公園内へ。 パークセンターで情報収集し、登り出す。 麓は家族連れで賑わっていた。
    遊歩道が整備されていた。木片のチップを使ったりと今風。 竪堀の痕跡があるが、実に規模が大きい。やはり関東は違う。 全てがダイナミック。 途中、古道に入って、やや痕跡が消えつつある道を登る。 しばらく登ると、虎口があり曲輪の中へ。 内枡形も微かに残っている。2段曲輪を登ると、 遊歩道で来れる、山頂である、本丸跡。 縄張り図で確認し、太鼓曲輪へ。 堀切があり、太鼓丸の下の家老屋敷の下に石塁が残っているのを確認しておく。 飯綱曲輪を見て、鷹射場を見て下る。 足が痛く、下るのが辛い。
    再びチャリに乗り、ガーデンテラスで日本酒を購入。 橋本で寄り道をしながら帰宅。

    清水酒蔵『巌乃泉』吟醸純米酒

    美山錦、精米歩合60%、日本酒度+1、酸度1.5。
    無難な味か。

  • 11日

    川崎ハーフ&5Kマラソン

    稲田堤乗り換えで南武線鹿島田駅下車。雨が本格的に降っている。 傘をさして、多摩川べりへ。土手を越え、会場の多摩川緑地に出ると、 確かにテントがあり多数の人がたむろしていた。 並んで受付を済ませたが、なんとテント設営を今頃やっていて、 雨宿りもままならない。足下はぐちゃぐちゃ。 スタート時間もどんどん迫って来る。 出来上がったばかりのテントに入り、比較的水捌けの良い所で着替える。 寒い。スタートまで一応アップをしておく。 足の調子は分らない。
    当初の予定ではトラックからスタートだったが、この雨で水没していて、 スタート地点が変更になった。 そしてスタート。一旦下流まで行き、折り返し、ひたすら上流へ。 すぐに足が痛み出し、辞めたくなった。 雨の降る中、何が楽しいのか、よく分らないままに上流へ。 河川敷のコースなのでぬかるんでいる所も多く、不快感だけ。 おまけに北風も強い。辞めたい。だが、リタイヤしたところで、 スタート地点まで歩いて戻ることを考えると、このまま走って折り返すのと、 大差はない。
    スピードも上がらない。 やっとのことで折り返したが、いよいよ痛みも酷くなってきた。 後続のランナーにも抜かれる。 抜かれるのが悔しくて、右足を引きずって、まともでないことをアピール。 足を引きずりながらでも何人かは抜けた。 ゴール直前で3、4人の束になり、痛い足を引きずってダッシュしてゴール。 何の満足感も残らなかった。
    さっさと着替え、鹿島田駅へ、痛い足を引きずりながら戻る。 自宅に帰宅した後、晴れ間がのそいていた。

  • 18日

    陣馬山(854.8m)-堂所山(731m)-景信山(727.1m)-城山(670.3m)-高尾山(599.2m)

    島Dくんとのコラボ登山。 とんこつ味のカップラーメンを準備したいたにも拘らず、 自宅に忘れ、南大沢駅のコンビニで買う羽目に。 まあ気付いただけマシか。
    高尾駅から陣馬高原下へバス。 高尾駅で走ったためか、バス下車後、足に違和感がある。 持ってくれと祈る。
    和田峠を経由せず、林道の途中から陣馬山への分岐に入る。 道は良いが、尾根伝いの急な道だった。しばらく植林された針葉樹が続き、 しばらく登ると、広葉樹の自然林となり、道も緩やかになり、歩き易くなった。 標高を稼ぐと、視界が開け、陣馬山の麓へ。 富士山がくっきり見えた。そのまま山頂へ。 妙な白い馬の像が立っていた。なんじゃこりゃ、と。
    関東の山が初めてな島Dくんは、 山の茶店は初体験でやはり小生の時と同じ印象を持ったようだ。 山の上にこんな店があることが信じられない。 バッジを購入。
    縦走路を高尾山へ。実に歩き易い。アップダウンもさほどなく、 道幅も広い。明王峠からも富士山が綺麗に見えた。 堂所山への迂回路を登る。山頂はやや寂しい。 再び縦走路に出て、景信山へ。 この辺りからアップダウンがややあり、島Dくんも苦しみ出した。 小生も足の痛みが徐々に出て来た。まだ治っていないのか。 登りになると手負いの小生の方がそれでも速い。 景信山手前の急登は本当にきつい。 山頂の店で、店員の薦めるままに小仏峠のバッジを購入。 店がなくなり、バッジもなくなるとのことだが、本当か。 島Dくんは景信山のバッジも購入。 昼飯に、バーナーでお湯を沸かし、カップラーメンに入れ、 準備万端と思いきや、なんと割箸がない。 島Dくんのおさがりは嫌なので、バッジを買った店のご厚意に甘える。
    城山へ。 ここからの道は既に昨年末にやっているので楽。 縦走路を走っている人が結構いた。 楽しいのだろうか。 一旦小仏峠まで下り、登り返し、小仏城山へ。 この区間は短かい。 小休止し、すぐに下るが、小学生の集団がいて、 やや迂回しながら一丁平へ。 ここは休憩することもなく通過。 高尾山手前、ここからやや登りが続く。 体力的には余裕だし、迷う所もないので、一気に飛ばし、 島Dくんを置いて行く。快調。 ここから見える富士山も良かった。 最後の階段を登り切ると、喧噪にわく高尾山。 すさまじい違和感。しばらく休憩し、前回は行けなかった、 稲荷山コースへ。 1号路に比べると山をやっている感があり良いが、 やや痩せ尾根で足が痛む。下りは特に痛い。 高尾山口駅に着くと、島Dくんはかなり楽だったと。 三郡縦走よりは確かに楽だろう。高尾駅で別れ、帰路に就く。

  • 21日

    下田

    18切符を利用してかねてから狙っていた下田へ。 いつものように橋本から茅ヶ崎へ出て、熱海から南下。 今井浜駅で下車。 駅員さんに18切符の有効区間でない伊豆急行の区間[伊東-今井浜]を払おうとしたら、 18切符じゃ改札抜けられないですよと、かみ合わない。 とにかく払い、外へ。準備をして、河津城へ。 民家を抜けて公園への道を登る。 城址は公園化され目立った遺構もない。 柵の外側に出て下ってみると、やはりあった、堀切。 河津駅へと下る。右膝が痛み出した。ちょうど電車が来て、一気に下田へ。
    下田で降り、レンタサイクルを探し、値段を聞いて、止める。 歩くことにした。まずは城山公園へ。 公園内で高木に綱を取り付けて登っている人達がいた。 城址は部分的にしか残ってなかったが、空堀などは見事。 町へ降りて散策してみるが、東京からの客から金を取ることが狙いの様子が窺えた。 やたらと高い。昼飯も許容範囲外で食わないことにした。 右足を引きづりながら、道の駅へ行ってみたが、 ここでもなんとなく食べたい物がなく、止める。 そのまま海沿いに玉泉寺へ。 ハリスの手記を読んだことがあるだけに来られて良かった。 沖で沈没したロシア船の話などもかつて読んだ本で懐しい。 食事を摂らなかった代わりに温泉に入ることにした。
    モダンな外観の ホテルベイクロシオ の日帰り湯に寄ってみる。 小汚い格好だったので相手にしてもらえるか懸念していたが、 それは杞憂。 ちょうど15時で開店したばかりで客はいないばかりか、 すごく綺麗で文句の付けようがない。景色も良い。 露天風呂があれば尚のこと良かったが、それは贅沢か。 (時間交代制で露天風呂も入れたらしい。) 早く足が治ってくれと湯治気分。 御機嫌で駅へ戻る。ついつい酒屋で純米吟醸も購入。 電車が出るまでの時間で恒例のさくらソフトクリームを食す。 ちゃんと伊東までの切符を買い、帰宅の途に就く。 遠かった。
    18切符:1620×2=3240円

    万大醸造・純米吟醸原酒『大沢里』

    原酒を購入したのは初めて。 コクがある。甘みも感じた。

  • 24日

    あきる野

    五日市線で武蔵増戸駅下車。 南下して網代橋を渡る。東へ折り返し、しばらく行くと、標識があり、 登山口となる。登山口脇で年輩の方が集団でたむろっていた。 比較的整備された道を登る。あとは道なり。 しばらく行くと、城域となり空気が変わる。 虎口から入って登ると本丸。遺構はいまいちで丹念に見て周る。 適当なところで満足し、五日市側へと下山。 車道に出て、五日市駅へ。戸倉までひたすら歩く。
    麓の光巌寺は館跡だったらしく土塁のような物も残っていた。 足が痛み出して来た。 裏手から城山への道を登る。最後の急登を登り切ると、東側の曲輪に出る。 ここで小休止。2段くらい曲輪が続き、西の曲輪に行く。 こちらの方が遺構はよく残っていた。 下りは、南側の巻き道を行ったはずが、 えらく長く不安になった。が、合っていて本道と合流し、光巌寺に戻る。 沢戸橋バス停は良い便がなく、足を引きずりながら、 西小中野まで出ると、バスが来て、一気に武蔵五日市駅へ。 帰宅する。

    橋本にて

    緒Gさんとの飲みで、橋本の『ゆるり』へ。 島Dくんと橋本駅で待合わせるが、本人がいない。 なんとサティで買物をしていた。ちゃんと教育しないといけないようだ。 『ゆるり』へ行ってしばらくして緒Gさん登場。 現在の核理のメンバーの話が主だったか。だいぶ変わってしまったようだ。

  • 25日

    往路

    18切符で東海村へ。 上野駅までも、一旦橋本駅へ出て、八王子駅経由という面倒臭さ。 上野駅で高校時代の同級のMと合流。一旦改札を出て、もう1人分を検印してもらう。 常磐線へ。長い。水戸駅で乗り換え、11:47東海駅下車。
    14時キックオフまでよりかなり早く来たのは、もちろん城目当て。 北東方向へひたすら歩く。余り人気のない道だった。 石神城はなかなか見付けにくかったが、 遺構はしっかりとしていた。雨上がりだったせいかぬかるんで、 Mはしっかり滑っていた。 関東の平城は、土塁や空堀が大きく、よく残っていて、見甲斐がある。 他人がいるとどうも気がそがれた感がある。 駅まで戻り、バスで笠松運動公園へ移動。 公園に着くや小雨が降って来た。

    第5節対水戸戦

    神山、山形辰徳-宮本-川島-チェッコリ、宮崎-布部-久藤-久永、アレックス-リンコン。
    ついにリンコンがスタメン。 開幕前に期待はずれとの情報が占めていただけにどうなんだろうと。 それにしても観客は信じられないくらい少ない。 簡単に数えそうだ。 開始前にTさんも合流。久々に一緒に観戦。
    そのリンコンがいきなりやってくれた。 CKのこぼれ玉を躊躇することなく左足で決め、先制したかと思えば、 サイドからのクロスをドフリーでヘッドで決めた。 左SBのチェッコリも器用そうには見えないが、 良いクロスを数回上げていた。 後半に入り、久藤の上げたCKから布部がピンポイントで合わせ4点目。 勝負は決っした。が、ここから眠たい展開となった。 緊張感もなくなったのか水戸にあっさりと1点を失った。 御愛嬌と云ったところかもしれないが、DFが心配だ。 やや水戸が元気になったところで、小椋が2枚目のイエローで退場し、 再び福岡ペースになり、そのまま終了。
    まさに自力の差。とは云え、アウェイサポも入れての1063人は。。。

    復路

    Tさんのお言葉に甘え、幕張まで送ってもらう。 車でも遠かった。途中かなり眠くなったが、なんとか堪えた。
    総武線で一気に品川駅まで。 品達で海鮮物のどんぶりとラーメンを。 安くない。 品川駅でMと別れ、横浜線に乗るべく東海道線で横浜駅に出ると、 この時間帯は東神奈川が始発だそうで、京浜東北で1つ移動。 橋本まで乗り、乗り換えて帰宅。

  • 27日

    久闊

    学会期間中の後輩らとの飲み。最短で2学年、最長4学年の差があるために、 会話がぎこちない。予想通りというか。



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