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三宮から花隈公園まで歩く。三宮付近は以前友人とゲーセンに行ったり、
そば飯を食ったことがあり、ちょいと懐しい。
花隈公園でかくれんぼをしている人達がいて、
こちらも感慨深く撮影モードに入れず、残念だった。
久々の渡りで、羞恥心を捨てられなかったのも原因の1つか。
その後、兵庫まで、電車で行くかと最寄り駅を探すうちに、
歩いても、大した距離でないなと判断し、
新神戸の駅で貰った地図を頼りに歩く。兵庫の辺りは、明治時代の幕開けの頃に、
栄えたであろう地域で、最近は再開発の傾向があるようだ。
碑しかない"それ"の跡を見て、兵庫駅へ。
一気に明石駅まで。ここで降りるのは2回目。
以前は、工事中で中に入らず退却した。
今回は、満足行くまで堪能できた。
本丸跡で日本語の達者な外国人に明石大橋が日本最大の橋なのか聞かれたが、
答えられず、申し訳ないことをした。
明石駅から西明石まで行き、新幹線に乗り換え、
姫路でこだまからレールスターに乗り換え、帰宅。
たまの遠征も悪くない。
7:00に隣人の目覚しが10分間鳴り続け、うんざりさせられた。 さらに、7:10にも別の目覚しもなり、やっと目が覚めたのか、切れたのか止んだ。
天神に赤い物を買いに行く。
水谷、川島-宮本-岡山-アレックス、
中村-松下-ホベルト-グラウシオ、有光-福嶋。
今日は桜が満開し、そろそろ散り出そうかという時期で、
博多の森はほんわりとした雰囲気だった。
なおかつ、24℃を越える気温と相手が今年JFLから昇格したての草津ということで、
観客席からピッチの上まで生微温い空気で充たされていた。
草津の選手紹介でGKの控えであった小島伸幸選手のところで、
博多の森の観客席から拍手が湧き起こった。
J2降格時の福岡の正GKとして、まだまだ博多の森の観客には馴染み深い選手だし、
あの愛嬌から人気は衰えないようだ。
試合開始から草津にボールを持たれて、なかなか反撃もままならない間に、
クロスからヘッドで落とされ、あわや、というシーンを迎えた。
これで少しは目が覚めるか、と期待したが、草津の高い位置からのプレスに、
前線でボールキープできないままに、ゴール前をえぐられ、あっさりと先制された。
この後、徐々に福岡が試合を支配していったが、サイドからの攻撃も防がれ、
有効な攻撃も見出せずに、DFラインでボールを回し、
最後はロングボールを蹴らざるをえない状況に陥いっていった。
またセカンドボールを尽く草津に拾われ、
MF山口を起点に、トップに1回当て、
すぐに前に送る草津のやりたいサッカーをやられた。
一方の福岡は、
グラウシオと中村が個人技で中盤から抜け出そうとするプレー以外に
活路を見出せなかった。
前半はなんの見応えもなく終了。
予想且つ期待通りにスタジアム全体から湧き起こるブーイングで第1幕を下ろした。
後半開始から、FW福嶋を太田に、DF宮本を千代反田に代えてきた。
カンフル剤として機能するのか。
立ち上がり5分は、その太田の頭を起点に徐々に福岡のペースになりつつあった。
にも関わず、草津のCKから、吉本にドフリーでヘディングで決められ、
2点を追う展開となった。太田が、すぐさま、
ゴールネットからセンターサークルへとボールを運んでいたが、
それが余りにも虚しく思える程、絶望的な追加点だった。
その後も福岡の一応支配する時間帯であったが、少しながら、
草津の守備するエリアが下がり、ゴールの臭いはしないまでも、
徐々に近付きつつあった。
そして後半15分に、
右サイドを強引にドリブルで切り割いた有光の中央へのセンタリングが、
相手DFに当たり、ゴールに入った。
「おっ、入ったわ」という印象で全く感動しない。
が結果的には、このゴールがまさに今日のクライマックスのトリガーだった。
サッカーで2点差程恐いものはないと云われ、
それは昨年十分に味わった
ことからも衆知のことだったが、
草津にとっては地獄のような10分間だっただろう。
1点入ったことで俄然福岡ペースになり、
ボランチの松下を山形(恭)に代え、完全に攻撃モードにシフトした。
そして、グラウシオが太田の落としたボールをドリブルでPAエリアに侵入し、
相手GKの動きをよく見て、蹴り込み同点に。
さらに、たたみ掛けるように、左サイドを上がったアレックスのクロスに、
太田が"効き足"の頭で逆転弾を決め、一気に逆転した。
草津は反撃に出ようとはしていたが、今日の気温の暑さに参っていたらしく、
なかなかボールを繋げない状況になっていたのを後目に、
再びアレックスが左サイドにからPAに斬り込み、
ドフリーでいた有光にマイナスのパス。これを有光が冷静に蹴り込み、駄目押し。
相手GK岩丸が愕然としていた姿が草津のチーム状態を如実に表していた。
その後は、グラウシオの相手を弄ぶプレーなどで観客席は湧いた。
まだまだ点を取れそうだったが、
福岡の方も本来タフで知られる中村が参っているくらい疲労が来ていたようで、
そのままタイムアップ。観ているこちらも甚だ疲れる大味な試合だった。
試合後、実家に移動。
前日の天気予報では、朝から雨と云うことだったが、まだ降っておらず、
両親と父親の運転する車でドライブに行くことになった。
せっかくなので、"それ"に行くことに。途中、金立の麓で散り始めた桜を見て、
日の隈山へ。小生だけ、"それ"を求めて、多少荒れ気味の山道を登り、
日の隈山より東の山を求めて歩く。
遺構自体は予想以上に残っており、
かなりの満足感と共に久々なる森の中の歩行にも充実感。
どんよりとした雲が心配になり、すぐさま、両親のいる所へ戻ったところで、
雨が降って来た。狙ったかのようなタイミングだった。
昼食を九年庵より先にある、百年庵で摂る。
雰囲気は良かったが、量が足りなかった。
雨は土砂降りになった。30分違ったらと思うと、ぞっとする。
帰宅し、夕方、愚妹も帰佐。
父親の還暦祝いのために予約していた店に。
店側のサプライズが用意されていたりと、味も良かった。
転職を果たした、中学、高校、
大学が共通の譜代的友人が帰福していたので、
晩飯を一緒に喰らうこととなった。
とりあえず、中学校、高校のある西新へ。
友人は「未羅来留亭」に行きたかったが、もう閉店していた。
そこで、「しばらく」に行くことに。
「しばらく」は小学校の時に時折家族で行ったこともある、
小生のエポックを語る上でも意外に無視できないファクターかもしれない。
店内は狭いために、名前の通り、食べるまで外で待ったこともある。
筋書きはともかく、ここ5、6年見失っていた、
「博多ラーメン」とは何かを思い出せてくれる、一品だった。
また、替え玉をしてスープを加わえて、違和感を感じなかったのも、
久々の感触。たいてい、味が変わってしまい、後悔したりするのだが。
を愚妹のパソコンに導入しに行くことに。
セキュリティ対策なし且つ知識なしで、
メールやブラウザを使うことに問題を甚だ問題を感じたため。
愚妹も小生同様ナローバンド(ダイヤルアップ)なために、
最新のパターンファイルを落とすのに1時間消費する。
後々、この導入によって害を被るとは。
愚妹が友人から貰った野球のチケット2枚の適当な相方がいないらしく、
何故か小生が行くこととなった。
先発投手は、和田と小野。
最新のパターンファイルダウンロードのためにプレイボールに遅刻。
バックネットの少し三塁側の席でかなり良い席。
バックネット裏なら文句の言いようもないのだが。
試合は、立ち上がりから球が高めに浮いていた和田が始めに先制されるも、
その後の外野フライでのタッチアップは宮地の好返球でアウト。
さすが、投手出身だけあった。
その後、和田は、持ち直し、調子の良いように見えた小野が、
宮地の内野安打から乱れ、絶不調の大村にセンターオーヴァーの2塁打、
さらに松中にもテキサスヒットを浴び、逆転された。
さらに5回の裏に、どう見ても打てそうにない構えの、
バティスタが小野から代わった高木から3ランを放ち、4点差になった。
尻上がりに調子の上がって来た、和田だったが、絶好調な福浦に安打され、
次のベニーに見事に左翼席上段まで飛ばされた。
その後、和田は7回まで投げ切り、お役御免。悪いながらも、まとめた印象。
試合は8回の表に、今日の山場、三瀬対李があり、これに投げ勝った、
三瀬が9回も締め括り、7-4でホークスが三連戦初戦を物にした。
水谷、川島-千代反田-岡山-アレックス、
中村-松下-ホベルト-山形、有光-グラウシオ。
今日の相手は相性の悪い、横浜FC。
いつも固く守られて、1点取るか、取られるかして、
そのまま終わる、というフラストレーションのたまる試合を演出する相手である。
おまけに、先制されると、相手GKの菅野が執拗に時間を稼ぎ、
選手、観客ともイライラさせられる。出来れば、先制して、逃げ切りたいところ。
試合開始から、主審の判定にイライラ。プレーを流すと云うことを知らない。
しかも、主審によっては採らないような、ファールまで採り、止める。
実にぎこちない試合だった。
前半は、福岡のグラウシオがゴール目前で、ボールを蹴れば、1点というところで、
なぜか躊躇して、先制できなかったのを除けば、
試合を観なくても良いくらいの展開だった。
横浜は、トップの久保田に当てて、それから展開したかったようだが、
たまに右サイドからクロスを上げるだけで、攻める気があるのか、はっきりしない。
引き分けの好きなチームだから仕方ない。
いつものように後半頭から、山形に代えて、太田を投入して来た。
だが後半になっても、さほど展開は変わらなかったが、
57分、左SBアレックスがタッチラインぎりぎりまで持ち込み、後ろの松下に戻した。
プレーに詰ったかと思いきや、横浜は松下をフリーにさせ過ぎ、
松下は余裕を持って、その正確な右足のキックでゴール前に放り込むと、
次の瞬間には、ゴール右のサイドネットが揺れていた。
バックスタンド中央からでは、太田がデカくて見えなかったのだが、
グラウシオが頭で軽くこすり、ボールの方向を変えていた。
これで、追加点を期待したのだが、なんとDF岡山がよく分らないジャッジで、
今日2枚目のイエローで退場。
しかし、このハプニングにも福岡は比較的落ち着いたディフェンスで、
相手の攻撃を防ぎ、1-0で逃げ切った。
先日会った、譜代的友人と、友人のいる下関へ23時前後に出発。
夜中の高速は、車の数は少ない。ETCに感動。
そのシステムの導入、価格には問題を感じるものの、
21世紀を味わった気がした。
途中、吉志SAに寄ってもらう。
上り線の売店の裏に"それ"の碑があるため。
深夜で、暗いために裏に繋がる道が分らず、諦めかけていたところ、
友人に先に道を発見される。
夜では、嗅覚がからっきし効かないことが分かったのと同時に、
ジェラシーを感じた。それでも、感謝の意は忘れない。
下関に着く頃には、体調の悪いせいか、酔った状態に。
友人を乗せ、夜の繁華街に繰り出す。
おいしい魚を要望していたので、連れて行ってもらう。
ほうが落ちる程ではなかったが、確かに、
どれも新鮮で美味だった。また、店の雰囲気も良かった。
飯を食い、博多へ引き返すことに。時間は、26時過ぎだったか。
関門橋を渡り、しばらく行くと、一昨日と今日と話題もある程度尽き、
小生も疲れて口数が減って行った。
緊張感で目が覚めていたが、次第に車がフラフラとし出した。
大丈夫か?と確認するが、結局堪えきれなくなったらしく、
鞍手SAで20分寝て休憩することに。
それでも足りずに、1時間寝る。が、それでもヤバいらしく、
結局計3時間くらい寝た。気が付けば、夜が明け、
東の方から徐々に明るくなりつつあった。
譜代的友人も完全に意識を戻し、快調に帰福。
ことを済ませ、新神戸駅から裏手にある城山に登る。
道は比較的良く、余裕で登って行ける。多少、ザラついて滑り易い。
汗を二かきしたくらいで着く。本州には熊がいそうで、
余り単独で山に登りたくはないが、これも稼業なので仕方ない。
一通り見て満足した後、西にあるもう1つ高いピークまで行き、
折り返し、城山の下にある曲輪跡から尾根伝いに下ってみる。
しばらく滑りそうな急斜面の尾根道を下るが、登って来た道と出喰わさない。
日没も近いので、引き返すことにした。アウェーの時は慎重さが必要。
結局、城山の下まで戻り、元来た道を下る。
やはり、初め下った道は、尾根自体が違っていた。くわばら、くわばら。
汗をみっちりかいたまま、新幹線へ。
「のぞみ」は満席で、やっと岡山から座れた。
甚だ気持ち悪いこと、この上ない。
勘弁して欲しい。6時11分なので、普通に寝ていたが、
気付いた時には、かなり揺れていて、今回もベッドの上で、俎上の鯉だった。
なされるがまま。まさに不意打。まあ、地震自体不意打ではあるのだが。
少なくとも前回よりも規模は小さいなあという感想。
すぐにTVを点ける。
外はかなりの降雨で、今日はもう外で待機もしない。
しばらくTVに釘付けになっていると3回くらいの余震。
体は睡眠を要求しているが、横になっても寝れないくらい、神経が高ぶっている。
古賀游文堂
に注文した、
『風雲肥前戦国武将史 -戦国武将伝と山城散歩-』
木原武雄著(佐賀新聞社)を郵便局で受け取り、
中身を確かめ、保存状態の良さに感心して、即、郵便振替で入金する。
10年前に本屋で見掛け、手に入れたいと思った頃には、
既に絶版となって最早入手困難になっていた代物だけに、
今回の獲得には喜びもひとしお。
それにしても、絶版というのはもったいない著作だ。
22時前、愚妹から、PCの調子がおかしいとの連絡。
立ち上げても、全く動かないと。
やれやれ、トレンドマイクロ。
再び、研究室に戻り、江Gくんに聞いたりして、情報を得て、
愚妹宅までチャリで行き、麓のローソンで晩飯を購入し、
着いたのは、23時半過ぎだったか。
マニュアル通りにやると簡単に解決。
ウィルスを配布するのは勘弁して欲しい。
弁当代を補償してもらいたいくらい。
手軽に安く行ける山を選定し、近場の立花山に行くことにした。
15時に家を出るくらいの気軽な感覚で。
余りに気軽すぎたのか、タオルを忘れた。
いつも通り、チャリで下原まで。
今日は、香椎の鹿児島本線を跨ぎる陸橋も余裕で越えれた。
下原に着き、登山口麓の神社まで、傾斜のある道をハーハー言いながら、
妥協することなく、チャリで登る。
今日は、大権現コースを途中まで行き、
遺構があると云う別のコースに入ろうと思う。
行ったことのないコースだけに楽しみである。
大権現を通り過ぎ、しばらく行くと、かすかな足跡と、
木に目印らしき物を見付け、コースから逸れてみる。
と、これが目的のコースだったらしく、
小生垂涎の遺構が待っていた。
寧ろ、今まで知らなかったことを恥じるくらいだった。
かなりの急斜面で、滑り易く、慎重に登って行くと、
立花山(井樓山)から少し下って松尾岳に行く縦走路に出た。
なるほど、ここに出たかと、納得。
とりあえず、白岳まで縦走する。
白岳山頂は、何かの植物が咲いていて、杭とロープで囲いがされていた。
再び、松尾岳を経由し、井樓山へ。
眼下に黄砂のためか、かすんだ福岡市を眺めつつ、少し休憩し、
天然記念物である大クスを見るために立花口側に下る。途中に、井戸を見て、
大クスへ。確かに大きいが、大和の大杉に比べ、これは広葉樹のせいか、
神々しい印象を受けない。再び、周回コースに戻り、
三日月山への縦走路に入る。
途中、地域の方々によるものなのか、
立花山の写真などを大量に置いてあるボードとか出来ていた。
三日月山まで行くと、さすがに半袖でいるのは寒くて、ザックから長袖を取り出し、
しばらく寝る。本を読むために来たが、寝るには最高だった。
17時半頃に引き返し、下原コースから下る。
香椎のB.O.で古本1冊を見付け即購入。3号線を下る。
以前から気になっていた、いつも半額のノボリの立つ、
ステーキ屋「ガンマン」を通り過ぎる。客の入りは悪くなさそう。
名島のマルキョウで米等を購入したが、余りの田舎っぷりに驚愕した。
どこの山奥まで来たかという感じで、福岡市内とは思えない。
チェーン店でいろいろと個性があるなと実感。
今度は実家から連絡。メール受信やブラウザが動かないとのこと。
どう推測しても、2.596.00をちゃんとインストールしとうのに。
さすがに、こちらにも分りかねたので、無理であることを通告。
プロバイダに連絡することを薦める。
結果的に、電源を落として復活したとのこと。
ケーブルのルータの電源を入れ直したのが良かったのか?
2.594.00の影響なのか?
水谷、川島-宮本-岡山-アレックス、
中村-松下-ホベルト-山形恭、有光-グラウシオ。
J2の1、2位対決。勝ち点差は6。まだ、9節とは云え、
お互いに負け知らずで、絶対に負けられない試合となった。
相手選手紹介の時には、期待通りに米田はブーイングを浴び、
逆に中払はブーイングもなく無視された。
試合開始から、京都は、2トップのアレモン、パウリーニョにボールを預け、
中盤からの上がりを待つ展開で、福岡はいつも通り、中盤からプレスをし、
サイドからの攻撃を目指した展開。福岡は、
林が依然として怪我のために欠場していて、
起点が作れず、効果的な攻撃をすることが出来ない。
一方の京都の2トップはキープ力があり、彼らがボールを持つ度に、
福岡のDF陣はファールかがりで止めに行った。これに業を煮やしたのか、
アレモンが前半終了まで5分を残した段階で、
第4の主審の目の前で、宮本に肘鉄を加え、一発退場となった。
それまでに、福岡DF陣のほころびから、2回程あわや、
というシーンがあっただけに、京都にしてみるともったいない退場となった。
その後、5分間は、福岡が攻め続けたが、京都も集中力が切れることなく、
前半終了。福岡は後半フルスルットルで来るのか?
後半頭から、いつも通り、山形→太田というオプション。
一方の京都は、フィールドプレーヤー8人で守り、
ボールをキープできれば、トップのパウリーニョに預け、
一気にカウンターに出る作戦を採って来た。
だが、福岡はゴールの臭いはしないどころか、京都の左SHの美尾にフリーで持たれ、
エリア外から簡単にクロスを上げられ、
パウリーニョにあわやヘディングで先制されそうになるという局面を迎えたが、
ポストのおかげで九死に一生を得た。
福岡は、いまいちキレを欠いていた中村に代えて、今季初出場の古賀、
さらにこれまた精彩を欠いていた、有光に代えてヤミ上がりの宮崎を入れて、
一気に攻める意志を見せてきた。
基本的に太田の頭をターゲットに攻撃を組み立てたが、
最後のツメが甘く、ゴールが遠かった。ロスタイムも5分もあり、
博多の森は、昨年の参入戦のような異常な盛り上がりを見せていたが、
決定力不足は今年も維持したままで、スコアレスドローで終了した。
1人退場した京都にしてみれば、負けなければ良い試合で、
福岡にしてみれば、勝ち点を3詰めたい試合だった。
ともかく、グラウシオの孤軍奮闘振りが目立つくらい、
彼の技術は頼もしいものだった。とにかく、
トップでポストプレーの出来るFWが必要であろう。