反芻堂本舗2003年文月

5日 11日 12日 13日 19日 20日 27日 30日
  • 平成15年7月5日(土)

    第22節対湘南

    ちょうど、今日で第2クール終了。 このままだと勝ち点では最悪の第1クールを下回る。なんとしても勝ちたいところ。 試合開始から福岡の攻勢で始まる。 福嶋のセンタリングをベンチーニョがドフリーでキーパーの動きを見て、 狙いすまして、ヘッドでたたき込んだが、ポストの右を通り過ぎてしまった。 まさに1点物だっただけに博多の森は90%の軽い失望からのため息と、 10%の安堵からのため息で満たされた。 これで嫌な流れになるかと思われたが、湘南はどうも動きが悪く、 プレスもかけて来ない。そして、左サイドからの宮原からのアリークロスに、 一早く反応した福嶋がDFの前に出、ヘッドでゴールへ流し込んで先制した。 芸術的な繊細さを伴った、アシストとゴールだった。 これでさらに流れは福岡に傾き、1分後にエリア外へ落としたボールに、 何故かそこにいた福嶋がボレーで放った豪快なシュートは、 相手キーパーの手を弾き?掠め?、ゴールに吸い込まれた。 誰もをすごいと思わせるような、圧倒的な力を感じさせるゴールだった。 その後も、湘南は体力温存して後半に備えているのか、気迫を感じさせなかった。 福岡のDFラインでゆっくりとボールを回し、前半を終えた。
    後半は湘南もガンガン攻めて来るかと思われた。 というのも、福岡は先制しても、フォーメーションを変えて、 攻撃的に攻められると、 ズルズルとDFラインは下がり、中盤も押し込められ、 前半とは全く別のチームになることが度々あったからだ。 が、湘南は余り攻撃的でもなかったようで、後半12〜13のFKを最後に、 湘南の逆襲は息を潜め、再び福岡が支配するようになった。 その後、得点のチャンスが2回程あったが、ベンチーニョ、宮崎ともはずしてしまい、 勝敗には関係はなかったが、楽になれただけに、 この決定力不足は今後問題となろう。
    試合はこのまま終了。約1年振りの博多の森での完封勝利。 湘南は監督が途中で代わり、モティベーションも上がらないのだろう。 勝って当然の試合だった。

  • 11日

    飲み

    よく意味の分らない『飲み』、に行くために午後折尾へ出る。 電車が古賀に着いてから、人身事故のために1時間半ばかり待たされた。 小2の女の子だったそうで、若いのに、と不憫である。 踏切のない所だったからなのか。大雨のせいなのか。
    2時間遅れて産医に着く。電車内で立って本を読んでいたためにかなり疲れた。 牧N氏の持参した焼酎を、芋、麦、そば、米、種類を問わず、 いろいろと飲ませてもらった。 特に米の『かなた』はすっきりしていて、 焼酎臭さもなく(この臭みを求めて飲む人もいるから、 この点は好悪の分れるところだろう)、ロックでけっこう行けた。 小生は『魔王』がけっこう好きだが、 そこの下のランクの焼酎『白玉の露』も美味かった。

  • 12日

    recoil

    全然懲りてないようだ。 蒸留酒は余り残らないという話だが、種類が変わると駄目なのか。 せっかくの福智山も断わる。自宅にて昼過ぎまで静養。

  • 13日

    雨予行

    昨日、雨天決行できなかったのと、 武蔵寺周辺を細かく攻めるつもりで二日市へ。小雨の降る中、 武蔵寺まで傘をさして歩く。武蔵寺の裏手からの登山道を探してみたが、 公民館で聞いてみたら、薮化して無理らしい。 仕方なく武蔵寺周辺を細かに探索してみた。まあ、それらしい箇所は発見した。 神社側から行くと立ち入り禁止となっていたが、裏手から周ると、 立ち入り禁止ではなかったから入れた。かなり理屈っぽい感じもするが、 訴えられても、この一休さん的な理屈で、裁判沙汰になっても勝てそうだ。 そこから頂上へ繋がる、『天神様の径』を登り始める。 雨も止んでいるようで結構歩き易い。 小学校の時の遠足(4年?)では、 九州自然歩道の方でなくこちらを歩いたのではなかろうか。 あっと云う間に10合目。道は天拝山から山口への縦走路の途中に出る。 少し引き返せば頂上である。が、頂上に着いた頃から雨足がかなり強くなって来た。 本来ならさらに縦走路を進んで"それ"へ行くつもりやたけど、 雨の中の薮漕ぎや道無き道を歩くのを懸念して、泣く泣く、下山することにした。 おにぎりを1つ食し、早速、ザックカヴァーを装着。 今度は道幅の広い九州自然歩道を下る。下ってみると、結構登って来る人に行き交う。 物好きもいたもんだ。でも、こういう雨の山もそれなりに良いものだ。 二日市駅まで途中道を間違えるものの、難無く着いたが、 ザックカヴァーの装着具合が甘く、上の方が濡れてしまっていた。
    博多駅で下り、100均に行こうとエレベーターの前で待っとったら、 突如肩を叩かれた。なんと今春に卒業したばかりの白Uくん。 いかん、また、見られたくないとこ見られてしまった (髭面で山に登って来ましたと云わんばかりの格好だった)と、内心思いながら、 多少の動揺を隠しつつ、 本の数分近況を語り合う。100均で買物を済ませ、階上の本屋で本を購入後、 1分くらい語り、なんか迷惑そうなので、別れて、帰宅した。

  • 19日

    核理懇1日目

    なんとか24時前には寝られたが、 恒例(といっても2年目だが)の非冷房生活のための網戸生活であるが故に、 断続的な雷雨の音と、早朝起床の緊張感から、断続的な睡眠となってしまった。 こんなところでdiscretizeされるのはちょいと辛い。 3:50に起床し、朝食諸々こなす。4:45過ぎに出発。 辺りは暗いし、雨も降っとうし、おまけに雷も鳴っとう。 吉塚を経由し、都市高の下の3号線に出る手前で、 膝までくらいの池に突入。仕方なく押して歩道を進み、直線ルートからはずれ、 団地を経由して、御笠川を渡ることにする。 辺りはまだ暗いが、夜間電灯に映し出される水面は、 S.スピルバーグもってこいのアドベンチャー物。 普段は臆病な小生も始発の電車を逃すことは出来んという一念だけで、 チャリで強行突破。向こう岸に着くと、ここも膝まで水没。 地域の消防団員の少し呆れるのを後目に博多駅へ急ぐ。 案の定、駅近辺も消防車が出て、誘導中。なんとか、チャリ置き場へ。 急いで切符を買い、ホームへ。始発の5:11には、5分前。 果たして電車は来るのかと懸念したが、やはり定刻になっても来ない。 しばらく余り期待もせずに待っていると、運休だと。 大野城-南福岡間で冠水とのこと。
    仕方なく、携帯も持たない小生としては、公衆電話を探す羽目になる。 公衆電話の側の待ち合い休憩所に入る。 とりあえず、師に連絡しようも携帯の電話番号を知らないので、 知っていそうな、土T氏にかけると、寝ているのだろう応答なし。 何時に寝ているのか分らない牧N氏に連絡すると繋がり本当に助かった。 (寝かけだったようで申し訳ないです)でも師には繋がらず、坂Mさんに連絡。 坂Mさんはまだ佐賀を走っていた。余裕そうだ。 野Dさんの連絡先を聞いて、早速野Dさんへ連絡し、定期的に連絡することにした。 とりあえず、動き出すまで、どうしようもないので、本を読むことにした。 が、しばらくすると停電に。おまけに禁煙なのに、若いにいちゃんに、 吸っていいですか?と聞かれ、 躊躇しているとヤバそうなので適当に返事したら、吸い出した。 休憩所の外に靴を持って裸足で歩いている人を見掛け始めた。 30分置きに連絡するこになっているので、外に出てみると、公衆電話では、 カードは使えなくなっとう。いろいろ探せども駄目やけん、10円玉で連絡。 野Dさんちに師が到着していた。師は少し武勇伝を語り始めた。 後ろに人が並んでいることを説明し、要領を伝えて切る。 ヒマやけん、駅内を回ってみると、改札口は既に脛辺りまで水没。 例の御笠川が冠水したそうな。 それでも博多口の通勤用の出口だけは冠水しておらず、開放されていた。 というのも、さっきから消防車が、 博多駅近辺に避難勧告が出ていると告げていたからだろう。 ホームにいるかぎり安全だ。まさに島だ。 とりあえず、外に出て、撮影。 新幹線はまだこの頃は到着しており、乗客は出て来るものの動きようがないようだ。 外は冠水で地下鉄、バスもstop。上り電車も止まったようだ。 座るところもないけん、動かない電車に乗って、軽く寝る。 9時過ぎになって、やっと上りが動き始めた。
    そうこうするうちに、9時30分過ぎに南福岡行きが動くというので、 とりあえず目的地の都府楼南に近付くためにも乗ろうとしたら、 8番線に入っていた熊本・水前寺行きの特急が出発するらしい。 逃す手はない。しかも二日市に停車するとのこと。 立って待って、やっとこさ出発。意外にスピードを上げて走る。 何事もなかったかのように。二日市到着。案の定、特急料金を薩摩守できた。 早速野Dさんちに連絡。ちょいとどこかへ出掛けたとのこと。 仕方なく伝言をお願いし、梅枝餅2つを購入し、本を読んで待つことにした。 しばらくして、11時頃だったか、合流し、いざ出発。
    筑紫野ICは入口が狭いせいか信号待ちし、諦め、カカサギで鳥栖へ出て、 鳥栖ICから大分自動車道へ。約140kmで一気に九重ICへ。 途中の山々は馴染みのある山だらけだ。名前がすらすら出て来る。 九重ICから九酔渓経由だったけん、寝不足のせいか、かなり揺られて酔った。 九酔渓とはよく云ったものだ。そのうち長者原に到着。 坂Mさんの車を探したがなかった。とりあえず、レストハウスで食し、 赤川登山口に移動する。また車に揺られ酔う。この辺りの道路はかなり乾いていた。
    登山口には立派な駐車場があった。赤川荘への道と分れ、扇ガ鼻との道とも分れて、 川伝いに登り、途中車道をクロスする。 そのうち、傾斜のきつい直登ならではの道になる。 この辺りで、師は野Dさんに自分のペースで行けるところまで各自で行くと宣告。 今日は予定が狂ってしまい、頂上まで行けなくとも良いという感覚だったはずが。。。 あっさりとパーティーを解散させたので、 小生もマイペースでどんどんと登ることにした。 15時に引き返す約束だったが、15時まで20分前というところでに、 なんとか15時には頂上まで行けそうな予感がしたけん (頂上は角度的に見えない)、 久住を登っていることに幸福感を覚えつつ、 休憩なしでひたすら登り続ける。いつの間にか師も追い付いてこなくなった。 後ろから足音が聞こえるのは精神衛生上良くない。 岩だらけの地帯を越えると頂上であった。
    人っ子1人もおらず(何故かカラスが1羽いた)完全に頂上を占拠。 星生山方向三俣山方向天狗ヶ城・中岳方向、 ともクリアに見える。久住分れからの道に人が動いているのが見える。 そういえば、普段は見えないはずの御池の水がこの頂上からも見える。
    水分、エネルギー補給を済ませ下ろうとしたら、師が登って来た。 まだ14:58。証拠画像を撮り、下る。とにかく南からの風が強かった。 このルートだと、 扇ヶ鼻が豪快にせまってくる。 しばらくして野Dさんと合流。ここから下ることに。かなり悔しそう。 リベンジしないわけにもいくまい。 急斜面を下るのは、かなり足に負担がかかりしんどい。 おまけに今朝の雨で滑り易いときた。 慎重に下り、無事に駐車場へ。
    研修所に17:00前に着き、師もなんとか面目を保てた。

    またもや、睡眠時間がdiscretizeされた。 5時過ぎからはcontinuumを亨受できたが、3時間で終焉。
    ルート[カシミールで作成]

  • 20日

    2日目

    深夜から雨は降り続いていた。時折、止んだりするが、結構降っていた。 朝の講義中は天気のことで頭は一杯で、昨夜の睡眠不足もあり憂鬱だった。 当初は雨が降ったら、登らないつもりだったが、師は一人やる気満々。 それに伴い九重での師坂Mさんは行くことになった。 野Dさんは賢明なる判断の下に帰宅することになった。 坂Mさんが行くとのことで、小生も行くことにした。 他に何の準備もない土Tさんとしっかりした装備の中Mさんの5人で登ることになった。
    長者原のレストハウスの食堂に、宿舎で受け取った弁当を持ち込み、食事。 それでは余りに食堂に申し訳ないので、"おでん"を1つ購入し、免罪符とした。
    今日の予定は指山経由で三俣山を目指し、 雨池経由で九州自然歩道で長者原へ戻るもの。 雨は降り止まない。しかし、かっぱを着れば、かなり防げる。 湿原の中の自然探索路を進み、指山への道を探し、 うろうろと歩き、薮漕ぎした際に、小生のズボンはかなり濡れた。 他の3人は装備がしっかりしてへっちゃらという感じ。 土Tさんは小生以上に被害は大きいだろう。 自然探索路を三俣山への道と合流する地点まで行き、三俣山方向へ少し行って、 指山自然観察路に入る。しばらく行って、指山への道の分岐から、 指山を目指す。雨足が強くなったり弱くなったりする。 かっぱの小生は雨が止めば脱げばいいだけで蒸れることはない。それだけが強味だ。 道は直登のせいか、次第に勾配を上げる。 師が先頭(トップ)を行くために良いペースで登って行く。 序々に土Tさんが追い着いてこれなくなった。 それでも師は構わずに進む。そのうち、遠くで落雷の音を聞くようになった。 4番手をやっていた小生は前の坂Mさんに雷のことを進言するが取り合ってもらえない。 もちろん師は構わずにどんどん進む。 頂上付近になると高木も減り、自分の身の丈より低い木々ばかりで、 雷のターゲットになりかねない。 雨も強くなった。硫黄山方向は黒い雲で覆われている。 さては前線が北上したのか。ともかく、自分の身は自分で守らねばならぬので、 指山山頂から下ることにした。中Mさんも同様に下ることとなり、 師と坂Mさんが果敢にも霧で見えない三俣山へ予定通りこなすことになった。 内心、今生の別れかもと思った。
    下り始めたはいいが、頂上付近は紛らわしい道が多く、 今登って来たばかりの道を見失った。雷を遮蔽するものもなく、小生はかなり焦った。 のに対し、中Mさんはいたって冷静に行動されて、なんとか帰路を見付けだした。 しばらく下ると、土Tさんと再会。頂上へ行きたそうだったが、 帰路を見失う可能性があるので、諦めてもらい、共に下る。 かなりの降水量で登った時よりも道は川になりかけて滑り易くなっていた。 途中、シャワーのような降雨もあり、予定通り行かなくて良かったと思った。 指山自然観察路に戻り、長者原のレストハウスへのアスファルトに出て、 後ろを振り返って見ると、なんと、雲が綺麗に晴れ、三俣山がくっきりと。 悔しい、としか云いようのない心もち。まさに敗北者。
    雨で濡れた体から解放されるべく、長者原のレストハウス2階にある、 温泉へ。正直、綺麗とは云い難い代物であったが、からりと晴れた三俣山を見ながら、 ゆっくりと湯ぶねにつかるのも悪くなかった。 多分に後悔というか、敗北感を噛みしめながらではあったが。 途中で掃除の係の人が入ってきたので、上がり、師達を待つ間、軽く夕食。 2人を待たずに。坂M号をそのままパクって帰ったら、どうなるだろうと、とか話す。 食い終わって、だらだらとだべってたら、2人が無事帰還を果たした。 満足そうだ。リベンジせねば。
    2人が速攻で飯を食い、九酔渓を経由してICから帰途へ。 途中、助手席の師が寝かかけていたので、緊張感を持って、寝ないように心掛けた。 師が起きたようで、坂Mさんと会話を始め、こちらも安心してしまった。 甘木を通過した辺りで、ぷっつりと意識が飛び、眠っていた。 すぐに目を覚ますが、その繰り返しだった。 おそらく、凍死するタイプかもしれない。眠気に勝てそうにない。 それに気持ち良く逝けるなら、それもありかもしれない、と妄想。

  • 27日

    東奔西走・遠見岳(322.9m)

    15時過ぎに西新で用を済ませ、途中ラリーグラスでブドウ糖を購入して、 帰宅。準備をして16時過ぎに久山町へ向けて出発。雷は来ないだろう。 3号線バイパスを通過し、多々良川を渡り、犬鳴への道をひたすら漕ぐ。 チャリ環境の良くない道路だ。久山に近付くにつれ、道は良くなった。 深井交差点で左折し、トリアスの前を通り過ぎ、下山田交差点で右折。 新幹線の高架沿いに山方向に進む。
    旧道を行くと、なんとも。左側に水路があって、たふたふと水が流れている。 このあたりの部落(上山田だっけか)の雰囲気がまたすごく良い。 神功皇后の籠った斎宮の跡があったりと、良い意味で脱21世紀という雰囲気。 さらに猪野方面に進むと、これまた良い雰囲気だ。 類似を求めるとすれば、滋賀県長浜市の石田の辺りか。 石田三成の生誕地としてそこそこ有名なようだが、 あそこも、その部落で閉じているような感じだった。 猪野の方はかつては九州の伊勢として栄えた猪野天照皇大神宮が鎮座して、 落ち着いた雰囲気を醸しだし、 すぐ側を流れる猪野川では子供達が遊んでいた。 また近くの空き地でバーベキューとかもやっていた。 良き80年代迄の匂いがする。どこか懐しい。 駐車場にチャリを置かしてもらって、猪野天照皇大神宮を通り過ぎ、 登山道へ入る。この時間(17時過ぎ)から登る人間はおるまい。 道は急登でかなりきつかった。40分コースとあった。 途中、ゴーーと音がして、雷かと恐れを抱いたが、 近くを走る新幹線だと一応納得づけて登り続ける。 しばらく行くと少し緩くなったが、チャリを漕いだせいか、 先週の久住山よりキツく感じた。
    が、所詮322.9m。18分で山頂に到着。ここからの景色は本当に良かった。 朝鮮半島も見えんばかり。 辺りは夕暮れ前でヒグラシが鳴き、空はうっすら曇っている程度で涼しい。 本を持って来れば良かったと後悔。30分くらいゆっくりと読んでいたかった。 とりあえず、半分凍ったままでウィダーり、お茶で水分補給して、下る。 神社で無事のお礼参りをして、チャリで元来た道を引き返す。
    予定通り、トリアスに寄る。汗臭いまま、某邦画を観る。 空腹感を充たずためにブドウ糖を多々摂取。シリアスな映画でなくて良かった。 内容は、わざわざ映画でなくともTVでも良かった気もする。 それに少し冗長気味か。でもねぇ、あれはあり?か。 でも、もう1回観ても飽きない気もする。
    21時半頃終了し、暗い中、帰宅の途に就く。大半の人が車で来るのだろう。 ほとんど知らない道を夜中に走るのはつらかった。

  • 30日

    第25節対水戸戦

    塚本、川島-セルジオ-藏田-アレックス、宮崎-篠田-米田-宮原、 福嶋-ベンチーニョ。
    試合開始から出足の良かった福岡。前掛かりに攻めていたが、 フィニッシュまで行かない。すると今度は水戸が反撃に出て、 福岡を押し込み出したが、長続きしなかった。 福岡は次第に早いプレスで相手を押し込み、特に左サイドから幾度かチャンスをえた。 しかし、結局決定的な瞬間を演出することなく前半を終えた。
    後半になっても、余り流れは変わらず、 MF宮原→MF大塚、MF宮崎→MF古賀と代えてきた。 ここ最近、監督は選手の見極めがついたらしく交代が早い。 水戸の山崎にGKと1対1のシーンを作られてしまうが、ピンチはこれくらいだった。 今日はプレイスキッカーのベンチーニョのキックの精度が悪く、 点に結び付く予感がしなかった。3枚目のカードも後半20分過ぎにFW福嶋→FW林と、 早目にきってきた。次第に中盤が間延びして気力勝負になった。 福岡の選手みんなに気迫が感じられた。 それでも、得点の匂いは感じず、スコアレスドローかと予想された。
    そして後半40分過ぎ、FKで流れが中断したところから、 ベンチーニョがドリブルで前へ進んだと思いきや、シュートを放ち、 これがGKの手の届かない絶妙なコースに決まり、右サイドネットを揺らし先制した。 流れのない突然のゴールに多くの人間が面喰らった。 フルコースを食いに行って、前菜が出ずに、 いきなりメインデッシュが出て来た感じだ。 フォークやスプーンはちゃんと並ばれてあるのに。
    ともかく、残り5分を無難に消化して勝利した。 全くと云っていい程、満足出来る試合ではなかった。 勝ったという実感をほとんど伴わなかった。 が、相手に点をやらせない守備が今日の勝利を生んだわけだ。 ボランチの米田やDF藏田、GK塚本が特に良かった。 守備の固いチームがやはり上位にいるのは当然と云えよう。



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