11時に桂駅にYさんと待合わせをしたが、10:45頃にもう着いたとのこと。
前回は15分遅れで、今回は15分前。確かに平均をとれば11時には違いないけど、
余りにも分散が大き過ぎる。結局、雨の中、多少慌てて桂駅まで。
合流後、前回同様にお好み焼きを食べる予定だったが、まだ開店時間でなく、
桂川街道沿いを物色する。が、予想通り、何もない。
12時前なので開店してない店が多い。
西京極近辺もなく、結局ダイヤモンドシティ・ハナに行き、ここでも物色した
後、やっとこさ、フレッシュネスバーガーに落ち着く。
飯を食った後、外へ出ると、雨はだいぶあがっており、
観戦には支障を来さないレベル。良い傾向だ。西京極へ向う。
水谷、山形(辰)-金古-千代反田-アレックス、中村-布部-ホベルト-久藤、田中-薮田。
京都は、米田をスタメンからはずし、パウリーニョ、アレモン、林の3トップで
臨んできた。攻撃力のない福岡を8人で守り、3人で点を取らせるつもりか。
試合は前半の立ち上がりから、中盤の数に勝る福岡が支配した。
が、京都もSBを上がらせず、サイド攻撃を封じて来た。それに対して、
福岡は中を使って、こじ開けようとするものの、イマジネーションも乏しく、
ドリブルでつっかける程の強引さもなく、シュートまで持ち込めない。
京都はマイボールにすると、とにかく前線に向かって蹴るだけ。
あとは、前の3人で好きにしてくれ、という方針。
トップでボールをキープできれば、一気にカウンターを仕掛けられるが、
ボールが収まらない限り、支配され続けることになる。
まあ、それでも点を取られることはないと、舐められたところもあったのだろう。
時折見せる京都のカウンターは確かに恐かったが、雨のせいで、
ボールがスリッピーなせいで、狙いどころである、
いつものようなパウリーニョのスピードも生かせない。
が、林が抜け出し、GK水谷のタイミングが遅れ、がら開きのゴールにシュート
を撃たれ、あやうくサイドネットにはずれるというシーンがあり、
これには1点を覚悟させられた。
30分を過ぎた頃から、雨足は強まり、土砂降りに。
最早、傘やレインコートをさしてない無防備な人間は、
選手とレフェリーとベンチスタッフとコアな両サポーターといったところ。
観戦に集中できない程で、試合展開も、
お互いにミスをしないように努めるのに懸命で、
なあなあな展開になった。こういう時こそ強い気持ちを持って、先制して欲し
いものだが、結局お互いに見せばもほとんどなく前半を終えた。
ハーフタイムになってから、雨足は弱まったものの、風が強くなった。
後半頭から福岡は、FW薮田を代えて早くも林投入。
前半支配する割にシュートの少なかった状況を打開して欲しい。
が、後半4分に、いつものように右サイドから簡単に、アレモンにクロスを上げられ、
これにドフリーの林丈統にヘッドで合わせられ、先制された。
京都DFリカルドが2枚目のイエローで退場し、
その後、松下に代えて、J1リーグ戦初出場となる、城後を投入。
アレックスがFWに入り、3トップにし、中村が右SBに、山形(辰)が左SBに入る。
時間もたっりあるし、そのうち追い付けるだろうと思っていた矢先、
京都にカウンターを喰らい、右SBの大久保がドリブルで上がり、
山形(辰)が股抜きされ、エリアに入ろうというところでホベルトが駈け付けて倒してしまい、
イエローを貰い、FKのピンチ。
パウリーニョはリカルドの退場により、登尾と換わってピッチにいなく、
美尾が蹴ることになった。観ているこちら側からは、ちょうど対角線上で、
見にくい位置であった。
蹴った、と思ったら、左サイドネットに転がり込むのが見え、うんざりとさせられた。
相手が1人少ないとは云え、セットプレーには関係ない。
そもそも、FKを与えるような展開にしたのがいけない。
その後、緊張が切れたのか、
山形(辰)が最終ラインから出した横パスをアレモンにかっさらわれ、
なんとか金古が追い付くも、エリア内でアレモンが足に掛かってしまい、PK。
唖然とせざるをえない。もう、おしまい。昨年同様に0-3かと、ほとんど諦めかけていたら、
アレモンがPKを左ポストに当て、失点を免れた。なんとか首の皮一枚で生き残ると、
PK失敗で流れは再び福岡に戻り、一気呵成に攻め続けた。
いまいちどころか、なんか"おかしい"、ホベルトに換えて、山形(恭)を投入。
トップで存在感を出せなかった城後がボランチに。
なんとか30分過ぎに左からの山形(恭)のクロスにアレックスが合わせ、
GK平井に弾かれるも、浮き球を田中が押し込み、1点返した。
時間はまだ15分あったが、京都も残り10分となったところでFW林に換えてMF米田を投入。
完全に逃げ切りに来た。
福岡はボランチの城後が落ち着いてボールを集め、左右に振って、
そこから前線にクロスを上げるが、なかなかボールをキープ出来ず、
京都に跳ね返された。ロスタイムに入る前に、
アレックスがエリア内で後ろから中払に軽く当てられたせいか、
倒れ込んだが、余りにも演技っぽく見え、シミュレーションをとられ、
これまた2枚目のイエローで退場となり、追い付こうという空気が消え、
京都にボールをキープされて時間を使われ、そのまま終了。
有料入場者数が3670人と、内容とともに、JFL並みだった。
ホベルトは怪我をしているのだろうか、いつもの冴えが全くない。
パスカットされるし、効いている、という感触がない。怪我人の続出と、
キャプテンという自覚から無理をしているんじゃないだろうか。
それにしても、点を取れそうにない。層が薄過ぎる。
早くも、残留できるのかどうか不安になる程、悲観的な結果だった。
競技場を出て、Yさんと別れ、徒歩で帰宅。
BSで終了間際の大分-磐田戦を観戦後、そのまま風呂に入り、
家に収まるには納得が行かず、日の入りまでの時間を有効活用して、
チャリで船岡山まで行くことにした。
先週からチャリの変速切り替え(ギア)が壊れ、最軽しか効かなくなったこともあり、
予想通りスピードに乗れないままに、西大路を北上する。
なんか北の方は、西の方向と違って、雲行きが怪しく、かなり暗い。
今出川を過ぎた辺りで、不安になり、千本通りへ出て、北上。
地図を持って来てはいるが、止まって見るのも面倒臭く、ただただ北上する。
右手にこんもりとした山らしき姿が見えたので、そちらに向う。
チャリを停め、階段を上がると、人気のない、どんよりとした小径。
雨のせいで若干靄っているなか、とりあえず、頂上へ。
城らしい跡がない。堀切らしい跡に出るが、コンクリート化され、
そうだったのかは分らない。とりあえず、建勲神社へ回ってみる。
神域らしく山は囲ってあって入れないが、それらしい雰囲気もないこともない。
とりあえず、信長に?参拝した後、元来た道を引き返し、北側に回ってみる。
小雨が降り出した。
と、小さな橋があり、予想通り、横堀だった。
日没になったのか、雲のせいか、辺りはかなり薄暗く、撮影もままならないし、
電池が切れてしまった。しかも、予備を持って来るのを完全に忘れてしまっていた。
また来ることにしよう。
再びチャリにまたがり、千本通りを南下、二条駅に出て、三条通りを西に出て、
西大路から南下。五条通りで西に出て、ダイヤモンドシティで買物をして帰宅。
いよいよGPS[eTrex Summit]のデビュー。デビュー戦は、鞍馬薬王坂経由で静原。
以前、貴船神社には行ったことがあったが、叡電終着駅の鞍馬まで来るのは初めて。
桂から阪急で四条河原町まで出て、京阪で出町柳乗り換えで、叡電に乗る。
復路で2回下車する予定なので、1日乗車券を購入。わずかに得をする計算になる。
鞍馬行きは観光用の車両だった。
鞍馬に着き、早速、GPSの電源を入れ、衛星の位置合わせのために待つ。
OKとなったところで、京都一周トレックに従い、静原へ。
久々の山のせいか、新鮮で良い。
道も迷う心配もなく、ナーバスになることもない。
静原の部落に出た所で、いよいよ目的地の静原城へと登るわけであるが、
2万5千表記の点線の道が分らない。
民家しかなくて、いろいろと歩き回った挙句に、
勘を頼りに、神社裏手の小川沿いに上流の方へ行ってみると、
行けそうな道を見付け、とりあえず、行ってみることにした。
ある程度、道がついているので、それに従うことになるが、
たまに分岐があったりして、そういう場合は2万5千とGPSを頼りに、
道を決めて高度を上げて行く。
とにかく、水量の乏しい小川沿いに登る。
途中、ビニールテープの道が左(西)の斜面へと向かっていたが、
信用できるか分らないので、川沿いに谷を尽き詰めることにした。
しばらく歩くと、どんづまり、やや崩れそうな急斜面を強引に上がり、
尾根筋に出る作戦を布くことにした。
帰り道のことを憂慮しながら、尾根筋に出てみると、
意外にも踏み跡のしっかりした小径があった。
おそらく、2万5千の点線の径であろう。今来た地点が分るように、
木々を集めて印を作っておく。一応、GPSで位置も確認。
北緯、東経の分や秒まで確認するには、まっさらな2万5千では、ちょっと難しい。
マス目がないときつい。ともかく、
この小径をひたすら登っていくと、尾根筋に出たようなので、
標高などをGPSで確認し、小径からはずれ、東へ。
三角点も東にあるせいか、主流ではないが、径もある。
少し行くと、早くも遺構があり、安心した。
さらに、しっかりした堀切があり、興奮。
本丸と覚しき箇所に出ると、切り岸が3、4段しっかりと残っており、
すげーやと感動。東側には大手門跡なのか石塁が若干残っていて、さらに感動。
標高の下る南の方へ径が残っているので、それに従い、行ってみるが、
ある程度の所で、これ以上行っても無駄であろうと判断し、
来た道を引き返すことにした。
再び、本丸に戻り、うろちょろし、静原の麓へ下ることに。
2万5千の小径まで戻り、さっきの急斜面を下るのはとりあえずパスして、
この小径を信じてひたすら下ってみる。
どうしようもなくなれば、来た道を引き返せば良いわけではあるし。
ともかく、小径を下って行くと、登りで見掛けたビニールテープの分岐に出た。
なるほどなと。次登る機会があれば、楽に行けそうだ。
トレックのコースに戻り、鞍馬の方へ戻る。
途中、道に座っているおじさんに声を掛けられたので、
こちらからも話してみるが、関心がないようで、
ただ道を教えたかっただけだったらしい。
再び薬王坂を越えようという所で、
天ヶ岳と竜王岳の分岐があり、行きがけの駄賃程度天ヶ岳方向へ行ってみた。
この付近も城の臭いがいていたので探索ついでに。
2万5千でしっかりと確認すっればかなり遠いことも分ったはずだったが、
なかなか頂上に着きそうにもないので、しばらく行って引き返し、鞍馬駅へと。
鞍馬駅から叡電に乗り、木野駅下車。
岩倉の実相院の裏手にあるという岩倉上蔵城跡へ2万5千にも載っている道で行ってみる。
案の定、愛宕神社裏手から道が続く。結構踏みならされた道ではあったが、
GPSを見ながら、方位と高度を確認しつつ歩を進めた。
しばらく歩くと、岩倉具視隠棲の地の碑があり、「おやっ」という地点に出た。
どうやら場所もこの辺りのようで、
城の臭いがするが、これと断言できる物に乏しい。
しばらくうろちょろするが、駄目。
実相院の方へ下ってみるが、薮が酷くて、寄り道もできない。
そのまま下ると、北山病院に出て、上蔵城は諦めて、近くの小倉山城に行ってみることに。
小高い山なので比較的簡単に行けたが、東斜面は住宅地を造るべく造成中。
その先になんとか行けそうなポイント(道ではない)を見出し、
強引に登ってみる。大した比高でもないので、すぐに遺構へ。
南北に2つの曲輪で構成された城だったようだが、やや荒れ気味でもあり、
遺構の痕跡もかなり薄いが、
まんざら否定するでもないくらいには残っていた。まあ、しょうがないなというくらいで、
下山し、岩倉駅へ。
叡電で修学院駅下車し、宮内少輔城跡の石碑があるというポイントを探す。
BSでの福岡-浦和戦の中継時間に迫りつつあったが、なんのその、
ともかく見付けるために町内をうろちょろ。
住宅地をうろちょろするのは、人の警戒を引いてしまうので回避したいところで、
諦めかけたところで発見。民家(子孫)となっていた。プライバシーの侵害にならぬように、
撮影し、一乗寺駅まで出て、出町柳駅に戻り、京阪で四条まで出て、阪急で帰宅。
前半を終えている時間で、0-3くらいで負けているかと思いきや、
まだスコアレス。後半は浦和の攻め疲れもあって、カウンターのチャンスがあったが、
決めきれるまでにはなく、結局ロスタイムに相性の悪い闘莉王に決められ、
万事窮す。うーん。
水谷、中村-金古-長野-アレックス、城後-ホベルト、薮田-久藤-田中、グラウシオ。
なんば駅でYさんと13時くらいに会う約束で家を出る。
まず、ヨドバシで充電電池を購入。デジカメとGPSで単三がそれぞれ2本必要なため。
小雨の降る中、南下し、大阪駅前ビルの地下に潜り、金券ショップで、
長居のセレッソ戦のチケットを探す。が、タイガースだらけで、たまにガンバがあるくらいで、
セレッソの券は正規のチケットしかない。
第1ビルから第4ビルまで、40〜50分くらい探したが、ある気配もないので、断念。
正規のチケットを買い、結局前売りと同じ値段。
早速、なんばに出て、プラットフォームで合流し、そのまま御堂筋を下り、長居で降りる。
長居で昼食を摂るために物色するが、めぼしい店がさっぱりない。
結局、セレッソサポのカーネルサンダーのケンタッキーで済ませる。
長居第1競技場に入るのは初めて。ゴール裏は、屋根がないために、
若干ホームよりの位置に座る。ちょうど下の方で、オブリ+エスコティーバが陣取って、
雨の中頑張っていた。今日は、森島の300試合出場らしいが、花を送る必要はない。
キックオフから中盤を支配したのは福岡。中盤でのプレスが効いて、
セレッソは前にボールを蹴って、西澤がボールをキープできるかどうかでしか攻撃を組み立てられない。
一方の福岡は、グラウシオがスタメン復帰したこともあり、ゴール前中央によくボールが集まったが、
生命線である両サイドの攻撃が、特に右が、ほとんど見られず、有機的な攻撃に結び付かない。
たまに良い攻撃に入れても、2次、3次の波状攻撃がなく、点が入るような迫力のない展開だった。
時間の経つにつれ、攻め疲れなのか、中盤でのパスミスから、セレッソにカウンターを喰らい出した。
運良く、雨のおかげで球足が伸び、助かったシーンがあったが、自らリズムを壊すのは問題であった。
そんな中、ボランチの城後はアレックスの上がったスペースを埋めていたし、
金古と長野も、西澤、古橋、森島のうるさいFW陣をよくシャットアウトしていた。
ボランチとDFラインにスペースを敵に与えるとピンチを招くのがよく分った。
前半は支配したにも関わらず、点の入る匂いもせず、むしろ古橋に福岡の右サイドから、
ドリブルで仕掛けられ、水谷の好セーブで逃れたシーンが印象的であった。
後半になると福岡のプレスが甘くなり、徐々にペースはセレッソへ。
幾度かサイドから突破されクロスを放り込まれたが、絶好のチャンスを柿本がはずしてくれて、
命拾いした。ロスタイムに入り、あとワンプレーというところで、
ゴール前でファールを犯し、古橋が念入りにボールをセットする。
これで決められたら、あまりにも劇的で且つ悲劇的すぎたが、
今日の古橋はツキがないようで、ゴールならず、そのままスコアレスドローとなった。
御堂筋線で新大阪に出るべくYさんと、長居駅に潜り込むと、
Sさんに久々に再会。YさんとSさんの面識はないが、同じサポーターとして、
なんとかなった。こういう時の幹事役は苦手だ。
なんばでYさんと別れ、梅田でSさんと別れ、新大阪下車。
18:19発のひかりで浜松まで。うたた寝をしながらで、19:43はあっという間。
南口のホテルでチェックインを済ませ、駅近くで晩飯を摂りに。
結局、デパートの上のレストラン街で、一時、とろろ飯に魅かれたが、
価格のかねあいもあって、うなぎの魅力に負けて、
うな丼を選択。ディスプレイ及びメニューの画像と、
現実とのギャップに苦しむ。
うな丼は0.8倍され、豆腐は1/2で、デザートはバナナ1/4のみに。
まともに来ても腹がくちるはずもないから、
しょうがないと割切ることにして、コンビニで、
カップうどんを。
前日に空腹感を残して、本番を迎えるのは控えたいところ。
5時に起床し、近くのロイホへ。小雨が降っていた。
早朝のロイホは、極めて気だるい重たい空気が漂っているものだが、
ここはそれだけでなく、過去のファミレスの雰囲気とは違う。
よく見ると、スペイン語かポルトガル語を話す、若い人間が多い。
妙な空気の中、みそ汁と御飯とサラダを食す。余り居心地は良くない。
一旦、ホテルに戻り、ランパンをはくなどして、7:11三島行きの鈍行で
7:36に掛川に着いた。大会のための静鉄バスで会場の、
つま恋へ。想像以上に遠かった。小雨の降る中、
坂を登り、大会本部で受付を済ませ、木の下を確保。
だが、小さな木で、葉も少なく、傘が必要。
雨の中軽くアップする。簡易式トイレには行列が出来ていて、
早めに1回行って、直前にも行っておいた。
いよいよスタート。
謙虚に前から10列目くらいに並ぶ。そしてスタート。
つま恋内の道を軽く登り、一気に下る。
雨が降っていて滑りそうで恐い。
車道の下をくぐり坂を登ると外に出た。
なんで走っているんだろうと、疑問を感じた。
とうとう、フルマラソンまで、"ちょっとそこまで"、感覚になってしまった。
茶畑のアップダウンを繰り返し、呼吸も荒れながらも、徐々に高度を落として行く。
一応、タイムを確認しながらだったが、フラットでないので、ペースを作るのが難しかった。
延岡で、超温室育ちになってしまったらしい。
7〜8km行ったところで、尿意を覚え、辛くなり出した。
雨はだいぶ前にやんでいて、地形もフラットになり、走り易いはずなのだが。
ペースも上がって来て、調子も良いようだが、如何せん、。。。
エイドでイチゴを貰う。
そうこうするうちに17kmくらいで、簡易式に飛び込むも、入口は逆側で慌てて回り込む。
すきっとして外へ出て、遅れをとった分を取り返すためにやや飛ばす。
3時間ペースの風船を付けたランナー(ミズノランナーズクラブ)を抜いた。
ということは結構ギリギリなのかもしれない。
20kmを過ぎた所から標高を上げ出す。
そこそこ年輩のランナーが抜こうと頑張って来た。
やや疲れが出て来る頃だったので、利用させてもらい、しばらく伴走していたら、
付いて来なくなった。そのままのペースで行くが、
傾斜はどんどんきつくなる。
前を見ても坂でうんざりする。本当に山道。応援する人も気配もない。
少しずつ疲労が出て来て、スピードが落ちる。
同じくらいのペースの人がいてしばらく付いて行くが、
結局振り切られてしまう。沿道のエイドステーションで、2回、イチゴや
キーウィーをもらいやや回復。が、スピードは出ない。
なんとか、市街地まで帰って来たが、苦しい。観客の前で頑張るように設計されたコースらしいが、
これでは不様である。
どんどん抜かれるが、最早悔しいという気持ちもわかない。
助けてくれ、という気持ちだけ。でも、ゴールに着かないことには。
そうするうちに、風船を着けた3時間ペースのランナー2人とそれに従うランナー群にいよいよ抜かれた。
集団のケツを走る風船を着けたランナーに後少しだから付いて来れば、
サブスリーだと励まされるが、会釈だけして、自分のペースをひたすら。
自己新を更新しなければサブスリーなんてどうでも良いつもりで参加したので、
しょうがない。自分のペースで走っていると、1人を抜いた。いよいよゴール近くに迫ったところで、
再び標高を上げねばならない。まさに地獄。the very hell。
嬬恋の敷地内に入り、1人に抜かれたが、こちらも体力がやや回復し抜き返すが、
ゴールも見えた頃、いよいよ気持ち悪くなった。再び抜き返されたが、
ゴール前で抜き返し、不様にゴール。
(以後送られて来た写真付き記録証を見ると確かに不様だった。)
エイドステーションでイチゴを食いまくる。だいぶ回復した。
すぐに着替えて、会場を後にする。
駐車場まで歩きバスに乗る。疲労で寝てしまい、気付けば、掛川駅。
JRに乗り、袋井駅下車。まず、横須賀城へバスで向う。
この日のために買っておいた静岡県内の城の本『城めぐりハイキング』を持参し忘れたのが痛い。
どこで下車すれば良いのか分らない。
時間限定のバスカードを購入した際に、運転手に聞いてみると親切に教えていただいた。
その教えに従い、七軒町下車。どの方向か運転手に教えを授かり、
少し行くと公園化された横須賀城址。
整備された公園内を撮影し、いまいち満足できず、奥の山にある古い城址へ。
グラウンドゴルフを楽しむ人々の脇を通って、軽く登る。
入らないように仕切り?がしてあったが、脇から行けるので行ってみた。
もちろん発掘の妨害をしないように。
東側と北側に残る堀が深くて見応えがあったが、
それを見るための道が薮化しかけていて大変だった。一通り見て満足したので、
バス停に出た。
今度は旧浅羽町にある名前も失念した城跡に行くつもりだったが、
果たしてどこで降りて良いのかも思い出せない。
辿り着けないにしろ後悔はしたくないので、
とりあえず旧浅羽役場前のような所で降りてみる。
適当に歩いてみると住宅地図があり、馬伏塚城を発見。
自宅学習した記憶に間違いはなかったらしく、
城址も結構近かった。早速撮影。昔は離れ小島であったらしいが、
今は田畑となって島が今や小高い丘になっている程度。
北の方の島は住宅地となってしまっていた。撮影を済ませ、バス停に出て、
袋井駅に戻った。
とりあえず、浜松駅に出た。まだまだ日没まで時間があるので、
久々に浜松城へ。市内を歩いて移動したが、やたらとラテン系の人が目立つ。
10年前はそんな印象はなかったのだが。一応、天守閣にも登り、辺りを撮影するが、
遺構自体の規模が小さく満足できなかった。しかも歩き回る程の余力もない。
来たことに満足し、道路を渡り、曳馬城跡である東照宮へ。
遺構は残ってないものの、石碑があり、やや満足した。
すぐに駅に引き返す。結構街は再開発したのか綺麗な建物が多かったが、
やはりラテン系の人間が多い。妙な気分のまま浜松駅へ。
駅内で販売していた、純米吟醸
『花の舞』を購入。
新幹線で一気に京都へ、帰宅の途に就く。
前日に流していたmapleの計算も終わっているだろうと、
ディスプレイの電源を点けると、
Xが落ちて今迄お目に掛かったことのないエラー群。
とりあえず、rebootすれば元に戻るだろうと、
超楽観的に考えて、実行したが、
Xが立ち上がらない。
rw=0, want=XXXXXXX, limit=xxxxx
という具合で、wantがlimitを越えて要求していた。
また権限がuserのままでsuで入ってもroot権限にならない。
また"ls"コマンドも効かない。
/bin/ls が4.6GBもの容量になっており、これは、
"ls"だけでなく、/bin以下の13個のコマンドがそうなっていた。
この容量と他も合わせるとちょうどHHDの容量になる。
mapleで異常なことをやらかしたのかが分らない。
ともかく。/home以下が安全であったことを感謝し、
復旧はgoogleってみても同様の例がほとんどなく無理のよう。
再インストールの方向へ。
まずは、/home以下のdataの救出。一旦自宅に戻り、
KNOPPIXを持って来た。CDでbootし、/homeをマウントしようと云うもの。
だが、KNOPPIXが立ち上がらない。不幸に不幸が重なる。
やっとこさ、
Knoppix noswap vga=normal xmodule=fbdev screen=800x600
xvrefresh=60
で3回くらいXを立ち上げ損ねて、コンソールで扱えるようになった。
マウントも
mount -r /mnt/hda7
で上手く行った。USBフラッシュメモリもマウントして、
何回かに分けて救出する。最悪の事態は免れた。
四条大宮で阪急を降り、バスで玄琢行きに乗り、
鷹峯源光庵前で降り、京見峠へ。予想以上に細い道だったが、
交通量は少なくもない。アスファルトを1時間以上歩き、
京見峠を経て、堂ノ庭城跡、すなわち城山へ。
さすがに三角点のある山で、ちゃんとガイド用のテープも張ってある。
登り詰めると北と東側に曲輪の跡が残っていた。一通り撮影を済ませアスファルトに出て、
そのまま引き返すことなく、近くにある鑓磨岩城跡を探してみる。
分岐を北に行くと住宅が数棟あるが、私有地なので入れない。
さらにアスファルトを進み、手元のGPSと2万5千で現在地を確認してみる。
確かに山は存在するが、どこから手を付ける、もとい、足を入れて良いか分らない。
少し行った所に薮化しけけた道らしき跡があるので頑張って入って、直登してみることにした。
比高は大したことないので尾根伝いに簡単に行けたが、
どうも遺構なのかどうかが掴めない。城址と言われればそうかもしれないが、
だといって断言もできない。来た道が分らなくなる前にそそくさと下る。
京見峠に出て、帰りはアスファルトでなく山道に入ってみる。
釈迦谷山のピークらしき場所を経て、再びアスファルトに出て、鷹峯に下った。
そのまま南下し、船岡山に登り、撮影する。今度は電池の予備もあるし、
明るいので撮影は簡単だった。バスに乗り、四条大宮で乗り換え、帰宅。
救出を終え、再インストール。
パーティションを、swapと/bootと/だけでなく、
/homeも作り、他のディストリも入れるくらいのスペースを開けておく。
同じ失敗は許されない。
なんとか、メール(wl)は使えるようになったが、
ctrlキーなどの設定がまだで、実に使いにくく、
神経が疲れる。細かい所の違いが一番疲れる。
富田林発8:35のバスに乗るために、早朝桂駅を発ったが、
梅田-大坂駅乗り換えで環状線に乗り換えるのに時間を要し、
結局乗り過ごしてしまったらしい。
ともかく内回りで天王寺に出て、信号無視をして、
なんとか阿倍野橋駅に間に合ったが、行き先が分らないままに探し回った挙句、
吉野行きは行ってしまった。仕方なく次の列車で古市駅乗り換えで富田林に到着した。
駅を出ると、水分(すいぶん)に行くのバスが信号待ちの発車寸前で、
なんとか乗せてもらった。結局、乗るべきバスに乗れたわけで、
訳が分らなかったが、結果オーライだった。
予定通り水分で下車し、日も昇って暑くなりかけた9時前に歩き出した。
とりあえず、上赤坂城へ。
ここは楠木正成時代の城跡に戦国時代に改修をしていて、
二の丸の腰曲輪など確かに戦国時代の作りだった。
この下赤坂城から、同じ尾根続きの猫路山城へ札が立っていたが、
ここから近い二河原邊城も見たかったので、とりあえず下り、
二河原邊周辺を歩いてみるが、どうやら墓地になってしまっているらしく、
石碑など何もなかった。
とりあえず、セト、金剛山へ向けて登る。
尾根道で行くつもりが、曲がるべき道が分らず谷道を進んでしまった。
暗い谷道だったが、城跡の臭いがする箇所があった。(後で調べたら、その通り。)
川沿いに車も走れる道をしばらく歩き続け、やっと登山道に入る。
装備をして入る。余り多くの人が行く道でもないようで、
多少不安が付き纏う。慎重に進んだが、ついに目印となるテープが潰えた。
やや傾斜のある尾根伝いに道があるようなので、
登っていくと、本道らしき道と合流し、一安心。
さらに標高を上げて行くと二河原邊からの尾根道と合流した。
少し行った所で休憩していたおじさん達と話す。
あとは、道なりに行けばよく一気に金剛山へ。
登山者とも結構会った。金剛山は多くの人達だった。
春霞なのか、黄砂なのか霞んで大阪市街地まで見渡せない。
火器厳禁と書いてある看板があったが、バーナーを使っている人がいたので、
遠慮することはないということで、バーナーで水を沸かし、ラーメンを食する。
頂上はやや肌寒かったので最高。おまけに優越感も最高。
このまま千早城へ下るのももったいないので、
大阪府最高地点に行ってみることにした。葛木神社を経由し、
道を脇に入って湧出岳の三角点を拝み、
ロープウェイの駅近辺まで行き折り返し、大阪府最高地点に立った。
これといった感慨はないが、悪い気持ちがするわけはずもない。
この辺りはロープウェイ客が多く、結構普段着ぽい人やはたまた登山者も多い。
途中ダイヤモンドトレイルを経由するが、いつか全行程をやってみたくもある。
ただ1日じゃ無理だろう。
金剛山へ戻り、千早城へ下る。
しばらく下り、楠木正儀の墓を通り過ぎ、
分岐を左へ行くと、やっと城址らしき、こんもりとした山が右手に。
正面に回ると山頂は御神体らしく禁足地で立ち入るなと。
仕方ないので来た道を少し行った所から直登し、腰曲輪だけ拝見させてもらう。
綺麗な平坦地だった。惜しむらくは、本丸を拝めないこと。
千早神社へ回り、下ると、四の丸である平坦地は茶店などがある展望の開けたエリア。
少々休憩し、石の歩きにくい階段をひたすら下る。
バス停のある道に出たが、都合良く来ない。仕方なく歩くことにした。
車道をひたすら下赤坂城へと向う。かなりの距離があり、
道が合っているのか不安になりながらもひたすら歩いた。
やっとこさ千早赤坂中に着き、石碑もあった。ここを登ると、
跡はさっぱりないながらも立派な石碑が立っている。
さすが楠木正成。元来た道を引き返すか迷ったが、そのまま台地状の道を北へ進む。
しばらく行くが、下れるのか不安になった頃、やっと下り道に辿り着き、下のバス停のある道に出た。
まだ余力が残っていたので、正成の生誕地及び資料館に向う。
資料館でこの千早赤坂村の赤坂城塞群について聞いてみたが
(下赤坂城で、城塞群の詳細については資料館でと記載されてあった)、
詳しく分らないらしく、その代わりなのか資料をいただいた。
最寄りのバス停の森屋に戻り、バスで富田林駅に出て、往路を引き返す。
昨日は昨日で、土曜日ではあったが、
29日ゆえに休日であることを認識していた。
が、帰宅後、オムレツを作るべく、賞味期限が29日の合挽ミンチを、
フライパンに乗せる時に、なんか粘性が大きいなという印象と、
やや通常と違う臭いがした。賞味期限は切れてないのにと、
タマネギと一緒に炒めている時は憤概していたのだが、
卵をといている時にふっと、き、ょ、う、は、30、日、と気付いた。
通りでネバっとしていた訳だ。腐りかけの肉が1番美味いとはよく聞く話だが、
果たして腐りかけの肉なのか、腐った肉なのか、はたまた、腐る前の肉なのか、
判別する術がない。
とりあえず、出来てしまった物を捨てるのもなんなので、
食えるのなら食べようと決心。
一応、ケチャップをかけ、1口食べてみるが、
食べられないことはない。
2口目もいってみるが、正直、肉本来のジューシーな味がない。
食べられないこともなさそうだが、無味な物を食べる程、
飢えている訳でもないので、却下することにした。
自分で作った物を自分で食べたことが唯一の救いだろうか。
これが、人に出したり、出されたりした物であった場合、不幸であったろう。