まずは初走りということで、いまいち盛り上がりに欠けた天皇杯のTV観戦後に、 県陸の周回コースを。余り走る時間がないこともあったが、なんとなくだるさがあり、 無理をしないで、2周だけ走り、自宅に戻る。夕食を祖母宅で摂った後、 自宅に戻る頃には、寒気もあって、完全に風邪の症状。参った。
帰りは豪勢に、佐賀から京都まで寝台でB1のソロで。
普通の上・下段の料金で個室を取れるのが嬉しい。BSの寅さんをぎりぎりまで見て、
駅へ。多少慌ててしまい、コンビニで買わないと心に決めていた某メーカーのパンを買ってしまう。
買った後、すぐに気付き、へこみながら、プラットフォームへ。
個室は、暗号式の鍵で、部屋もそんなに悪くない。ラジオ番組や目覚しがあったりと、
2段式に比べれば同じ値段とは思えない。ほとんど暗くて分からないものの、
車窓からの景色を眺め、鳥栖駅へ。鳥栖駅では、熊本からの「なは」と合流することになっている。
そのせいか、いったん3番線?に停車した後に、鹿児島本線からのフォームである1番線に入るために、
田代駅くらいまで走り、バックしてようだった。ともかく、博多駅まで寝るには惜しく、
車窓からずっと外を眺める。博多駅を出て、しばらくして、
寝ることに。風邪を引いた体には、寝台は一番楽だった。
京都に着くのは、結構早く、優雅さに欠けた。 せめて名古屋以遠でないと楽しめないと実感。
今日は久々に天候には恵まれるようだが、寒いことは寒い。
受付でゼッケンをもらい、更衣所である体育館でゆっくりと着替える。
体をほぐした後、練習場で3周くらい走る。再び、更衣所に戻り、
ランシャツ、ランパンに着替え、アームウォーマーはしないことに。
外へ出てみると風があって寒いが、なんとかなるだろう。どうせハーフだし、
1時間半の辛抱と。スタートも、ちゃんと1時間25分以内のエリアに待機する。
それよりも前に、見るからに速くはなさそうなランナーがいるは分かっているが仕方ない。
案の定、スタートラインはほとんど歩いて跨ぐ。
ともかく、今日は1ヶ月後の本番のための調整であることを念頭に入れ、出来れば、
1時間半は切っておきたい。スタートして外に出て、住宅地をジグザグに走り、
土手に上がり、橋を渡り、さらにジャリ道になり、いったん下ったかと思うと、再び上がり、
土手を走る。再び下り、住宅街を直線的に走り、土手へ。5kmに21'48も掛かってしまった。
ギアを1段上げ、ここまで一緒に走って来ていた集団から離れ、前へ前へと出る。
人もばらけ、だいぶ走り易くなった。km表示が5km毎で多少不安になり、
早めにギアをもう1段上げる。体は軽くはならないが、スピードは出るので、
自分のスピード感覚で走る。この5kmは19分を切っていた。
土手沿いの道を逆風の中、まだ調子も良く、人を抜きまくり、気分は爽快。
スピードを維持しているつもりだったが、この5kmは19'30も掛けてしまった。
疲れが出て来たらしい。10kmも持たないのは情けない。
往路と合流し、来た道を引き返す頃には、呼吸がきつくなり、
なんとか堪えるしかなくなる。幾度か出て来る、土手へのアップダウンに苦しめられる。
最後の土手で、1kmくらい前を走っていたランナーを振り切り、少々飛ばす。
5kmや10kmの部の遅いランナーが歩いていたりした。橋を渡り、往路から離れ、
住宅街へ。ジグザグの道も多く、かなり呼吸がきつい。
残り2kmを来った所で、あろうことか、車両通行で止められた。
中にはキレているランナーも。小生自身は調整なので仕方ないなと諦めた。
10秒くらい消費し、開放されるや一気に飛ばす。
この待ちで後ろにいたランナーなのか、前にいたランナーだったのか、
1人に抜かれ、残り1kmも切った。5kmくらいから誰にも抜かれてなかったので、多少ショック。
競技場に入り、残り100mくらいで前にスパートをしているランナーがいたので、
短距離ばりのスパートでなんとかかわしゴール。
あんなにスピードを出したのは初めてだったように思う。
ヘロヘロになり、時間計測用のタグを返却し、記録証をいただき、
ダウンのためにジョグを300mくらい走り、更衣所へ戻る。
そそくさと着替え、会場を後にする。
今城塚にかねてから行きたかったので、持参したツーリング用のやや縮尺が粗い地図を頼りに、
富田方向へ。車両通行で止められた地点を横切る。まだまだ走っている人がいる。
ハーフの部のランナーほど焦って、係り員の制止を振り切らんばかり。
せめてネットタイムを計測して止められた消費時間を引いて欲しい。
しばらく行った所にあったB.O.で収穫があった。
寄ってみたかった、普門寺を見付けた。
予約はしてないので中には入れなかったが、外からでも十分に土塁は見られた。
今城塚に向う。
コンビニで昼食代わりの軽食を買い、立ち食いしながら、北上。
JR富田駅を過ぎ、古本屋を発見し、収穫があった。
未知のエリアに行くと、古本屋などが未開拓なので、結構収穫があたりして嬉しい。
比較的近くにある継体天皇陵にも行ってみようと思ったが、
どうもハーフマラソンでスタミナを消費したのか、
体調が悪くなるような感触があって、今城塚だけで満足することにした。
工事中のせいか、迂回して、濠の横を通って、古墳内へ。
城に利用されたためか、墳丘墓はボコボコだし、木も余り生えてない。
かと云って、こちらが求めるようなthe "城の跡"というような跡もなく、
不完全燃焼のまま、バス停に引き上げる。
運良く高槻駅行きのバスがすぐに来て、体調が悪くなる前に引き上げられた。